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第252話
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悩み続けるリゼ。
「なにを悩んでいるんだ。悩むまでもなくこれだろう」
カシムが一本のクナイを手に取り、これが答えだというような口ぶりだった。
「おいおい、なにを言っている。一番、出来がいいのはこれだろう」
スミスが机の上のクナイを持ち上げて、手の上で華麗に回す。
「お前の目は節穴か? だれがどう見てもこれだろう」
「いやいや、お前の方こそ視力落ちたんじゃないのか?」
「なんだと!」
二人はクナイを机の上に置くと、言い合いを始める。
お互いが自分の選んだクナイが一番だという主張を曲げるつもりはない。
その間も、リゼは三本のクナイを比べていた。
「おいおい、カシムとスミス。二人揃って馬鹿なことを言っているな。一番出来の良いクナイはこれだろう」
カリスがリゼの手からクナイを取り上げる。
三人の話しぶりから、三人とも違うクナイを選んだようだ。
ドワーフ族なら見分けることが可能なのか? と思っていたが、見学している他のドワーフたち聞こえて来る会話から分かっていないようだった。
カシムとスミスの口喧嘩にカリスも加わり、言い合いに激しさが増す。
何気ないカシムの一言が、こんな大ごとになるなどと思っていなかったリゼは戸惑っていた。
「最初に質問をしたのか俺だ。答えはリゼに決めてもらえばいいだろう」
「確かに」
「私も異論はない」
三人の視線がリゼに集まる。
一気に注目されることとなったリゼの目の前にメインクエストの表示が現れる。
『三本のクナイから一番良いクナイを選ぶ。期限:十分』『報酬(能力値を自由に移動:三)』。
いままで見たことのない報酬だった。
能力値の移動……いや、それよりもクエスト内容だ!
こんな時に慧眼が使えれば……と思いながら、三本を見比べる。
目の前に表示される数字が減っていく。
頭を過ぎる罰則。
二度続けての罰則は避けなければならない。
焦る気持ちがリゼに冷静な判断を狂わせる。
残り時間一分となるが、リゼには答えが分からないでいた。
そして――答えることなくクエスト期限が過ぎた。
(また、罰則か……)
諦めていたリゼの目の前に『メインクエスト達成』 『報酬(能力値を自由に移動:三)』と表示されていた。
(どうして!)
クエスト達成したことに納得は出来なかった。
答えないことが、答えだったのか? とも考えながらも、一番良いクナイということを考え直した。
人によって違うかもしれない回答だからこそ、答えが無いこそが正解だったのだろう。
暫くすると報酬の画面に変わる。
内容は絶対に能力値:三を移動することだった。
リゼは魔法耐性が少ないため、三増やしたとしてもあまり意味がない。
移動するなら低い能力値から、高い能力値へと考えて、魔法耐性の能力値を敏捷へと移した。
そして、もう一つの問題。
「私には三本のクナイは同じにしか見えません。優劣をつけることは出来ません」
投げている時も違いなど分からなかった。
曖昧な答えをすることや、嘘を言うことは違うと思い、メインクエストの無回答に近い言葉しか出てこなかった。
リゼの回答にカリスたち三人は顔を見合わせると、一斉に笑い出す。
「ハンゾウと同じ答えじゃないか」
「結局、決着つかないのかよ」
「いい機会だったのにね」
ハンゾウから送られたクナイは、名匠三人が製作した物だった。
それまでもコジロウたちに刀などを製作していた。
名匠と言われていた三人だったが、武具製作に得手不得手はあった。
だが、三人ともクナイの製作には自信があった。
ハンゾウがクナイを新調するとのことで、三人が三十本ずつ製作してハンゾウが気に入った物を十本選ぶ。
簡単なことだったが、ハンゾウもリゼと同じように優劣をつけることは出来なかった。
「拙者には選ぶ事が出来ません。優劣をつけなければいけないのであれば、拙者の力量不足ということで、このクナイを頂くことは出来ません」
なにも知らないハンゾウの発言に、カリスたちは顔を見合わせて諦める。
ハンゾウは微妙な違いがあることには気付いていたが個体差ではなく、この場にいる名匠三人が揃っている意味を理解していた。
誰がどのクナイを製作したかまでは分かっていなかったが、どれを選んだとしても大差がない。
確信のないまま、自分が選んだ十本で名匠の関係に亀裂が入ることを配慮していた。
結局、ハンゾウの回答に満足した名匠三人は種明かしをし、試したことの詫びとして九十本のクナイを受け取ることになった。
名匠たちは自分が製作したクナイ三十本を、それぞれに分けた。
その中から一本ずつ取り出してリゼに贈った。
これはカリスと懇意にしているリゼであれば、自分と同じように名匠たちから質問があるだろうと考えていた。
その時にリゼが名匠三人に対して、どのように回答するだろうと思っていたからだ。
自分の部下でもない忍のリゼに、ハンゾウがクナイを贈る理由などない。
ただ、忍というだけで自分たちの内紛に巻き込む。
ましてや、ムサシへの伝言と依頼したことで危険が増した。
言葉にこそしないが、ハンゾウなりの謝罪でもあった。
「何が違うのか教えて貰えますか?」
リゼは自分では分からなかったクナイの違いを質問する。
「そんなの簡単だ」
スミスが自分が製作したクナイを指差して、カシムとカリスとの違いについて解説を始めた。
その解説に納得いかないカシムとカリスは大声で反論する。
お互いはお互いに主張を始めた。
結局、クナイの違いが分からないまま、名匠の喧嘩は徐々に熱くなっていき、他のドワーフたちが止めに入る事態にまでなってしまう。
他のドワーフたちの話だと、優劣を決める話になると、毎回喧嘩になるそうだ。
オスカーが変わったことで、暫くは喧嘩することもなかった。
懐かしい光景だと笑っている者もいた。
リゼは自分のせいでないと分かっているが、なんとなく責任の一端があるような感じがしていた。
――――――――――――――――――――
■リゼの能力値
『体力:四十一』
『魔力:三十』
『力:二十五』
『防御:十七』
『魔法力:二十一』
『魔力耐性:十』(三減少)
『敏捷:百四』(三増加)
『回避:五十三』
『魅力:二十一』
『運:五十五』
『万能能力値:零』
■メインクエスト
■サブクエスト
・瀕死の重傷を負う。期限:三年
・報酬:全ての能力値(一増加)
■シークレットクエスト
・ヴェルべ村で村民誰かの願いを一つ叶える。期限:五年
・報酬:万能能力値(五増加)
「なにを悩んでいるんだ。悩むまでもなくこれだろう」
カシムが一本のクナイを手に取り、これが答えだというような口ぶりだった。
「おいおい、なにを言っている。一番、出来がいいのはこれだろう」
スミスが机の上のクナイを持ち上げて、手の上で華麗に回す。
「お前の目は節穴か? だれがどう見てもこれだろう」
「いやいや、お前の方こそ視力落ちたんじゃないのか?」
「なんだと!」
二人はクナイを机の上に置くと、言い合いを始める。
お互いが自分の選んだクナイが一番だという主張を曲げるつもりはない。
その間も、リゼは三本のクナイを比べていた。
「おいおい、カシムとスミス。二人揃って馬鹿なことを言っているな。一番出来の良いクナイはこれだろう」
カリスがリゼの手からクナイを取り上げる。
三人の話しぶりから、三人とも違うクナイを選んだようだ。
ドワーフ族なら見分けることが可能なのか? と思っていたが、見学している他のドワーフたち聞こえて来る会話から分かっていないようだった。
カシムとスミスの口喧嘩にカリスも加わり、言い合いに激しさが増す。
何気ないカシムの一言が、こんな大ごとになるなどと思っていなかったリゼは戸惑っていた。
「最初に質問をしたのか俺だ。答えはリゼに決めてもらえばいいだろう」
「確かに」
「私も異論はない」
三人の視線がリゼに集まる。
一気に注目されることとなったリゼの目の前にメインクエストの表示が現れる。
『三本のクナイから一番良いクナイを選ぶ。期限:十分』『報酬(能力値を自由に移動:三)』。
いままで見たことのない報酬だった。
能力値の移動……いや、それよりもクエスト内容だ!
こんな時に慧眼が使えれば……と思いながら、三本を見比べる。
目の前に表示される数字が減っていく。
頭を過ぎる罰則。
二度続けての罰則は避けなければならない。
焦る気持ちがリゼに冷静な判断を狂わせる。
残り時間一分となるが、リゼには答えが分からないでいた。
そして――答えることなくクエスト期限が過ぎた。
(また、罰則か……)
諦めていたリゼの目の前に『メインクエスト達成』 『報酬(能力値を自由に移動:三)』と表示されていた。
(どうして!)
クエスト達成したことに納得は出来なかった。
答えないことが、答えだったのか? とも考えながらも、一番良いクナイということを考え直した。
人によって違うかもしれない回答だからこそ、答えが無いこそが正解だったのだろう。
暫くすると報酬の画面に変わる。
内容は絶対に能力値:三を移動することだった。
リゼは魔法耐性が少ないため、三増やしたとしてもあまり意味がない。
移動するなら低い能力値から、高い能力値へと考えて、魔法耐性の能力値を敏捷へと移した。
そして、もう一つの問題。
「私には三本のクナイは同じにしか見えません。優劣をつけることは出来ません」
投げている時も違いなど分からなかった。
曖昧な答えをすることや、嘘を言うことは違うと思い、メインクエストの無回答に近い言葉しか出てこなかった。
リゼの回答にカリスたち三人は顔を見合わせると、一斉に笑い出す。
「ハンゾウと同じ答えじゃないか」
「結局、決着つかないのかよ」
「いい機会だったのにね」
ハンゾウから送られたクナイは、名匠三人が製作した物だった。
それまでもコジロウたちに刀などを製作していた。
名匠と言われていた三人だったが、武具製作に得手不得手はあった。
だが、三人ともクナイの製作には自信があった。
ハンゾウがクナイを新調するとのことで、三人が三十本ずつ製作してハンゾウが気に入った物を十本選ぶ。
簡単なことだったが、ハンゾウもリゼと同じように優劣をつけることは出来なかった。
「拙者には選ぶ事が出来ません。優劣をつけなければいけないのであれば、拙者の力量不足ということで、このクナイを頂くことは出来ません」
なにも知らないハンゾウの発言に、カリスたちは顔を見合わせて諦める。
ハンゾウは微妙な違いがあることには気付いていたが個体差ではなく、この場にいる名匠三人が揃っている意味を理解していた。
誰がどのクナイを製作したかまでは分かっていなかったが、どれを選んだとしても大差がない。
確信のないまま、自分が選んだ十本で名匠の関係に亀裂が入ることを配慮していた。
結局、ハンゾウの回答に満足した名匠三人は種明かしをし、試したことの詫びとして九十本のクナイを受け取ることになった。
名匠たちは自分が製作したクナイ三十本を、それぞれに分けた。
その中から一本ずつ取り出してリゼに贈った。
これはカリスと懇意にしているリゼであれば、自分と同じように名匠たちから質問があるだろうと考えていた。
その時にリゼが名匠三人に対して、どのように回答するだろうと思っていたからだ。
自分の部下でもない忍のリゼに、ハンゾウがクナイを贈る理由などない。
ただ、忍というだけで自分たちの内紛に巻き込む。
ましてや、ムサシへの伝言と依頼したことで危険が増した。
言葉にこそしないが、ハンゾウなりの謝罪でもあった。
「何が違うのか教えて貰えますか?」
リゼは自分では分からなかったクナイの違いを質問する。
「そんなの簡単だ」
スミスが自分が製作したクナイを指差して、カシムとカリスとの違いについて解説を始めた。
その解説に納得いかないカシムとカリスは大声で反論する。
お互いはお互いに主張を始めた。
結局、クナイの違いが分からないまま、名匠の喧嘩は徐々に熱くなっていき、他のドワーフたちが止めに入る事態にまでなってしまう。
他のドワーフたちの話だと、優劣を決める話になると、毎回喧嘩になるそうだ。
オスカーが変わったことで、暫くは喧嘩することもなかった。
懐かしい光景だと笑っている者もいた。
リゼは自分のせいでないと分かっているが、なんとなく責任の一端があるような感じがしていた。
――――――――――――――――――――
■リゼの能力値
『体力:四十一』
『魔力:三十』
『力:二十五』
『防御:十七』
『魔法力:二十一』
『魔力耐性:十』(三減少)
『敏捷:百四』(三増加)
『回避:五十三』
『魅力:二十一』
『運:五十五』
『万能能力値:零』
■メインクエスト
■サブクエスト
・瀕死の重傷を負う。期限:三年
・報酬:全ての能力値(一増加)
■シークレットクエスト
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・報酬:万能能力値(五増加)
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