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平成に入って

松井5打席連続敬遠

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1992年の第74回大会。ラッキーゾーン撤廃となって初めての夏の甲子園となった今大会は西日本短大付が拓大紅陵を1-0で破り初優勝。

西日本短大付は準々決勝の北陸高校戦の9回に1点を失った以外は0に抑えての優勝だった。西日本短大付はエース森尾が1人で、拓大紅陵は4人の投手陣で勝ち上がった対照的なチームの決勝戦となった。

県岐阜商が第53回の銚子商以来史上2校目の2試合連続のサヨナラ勝ちをしたが3回戦はサヨナラ負けで甲子園を去って行った。

この年のしんがり校明徳義塾。初戦となった星稜戦では松井秀喜が5打席連続敬遠され、世間の物議を醸し出した。試合は3-2で明徳義塾が勝利したが後味の悪い結果となった。次戦の広島工戦はいつもの力が出せず0-8で負けた。
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