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21世紀突入

駒大苫小牧の活躍と意図しないシード校

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_b_開幕戦なら慣れてはいるが_b_

2004年の第86回大会は駒大苫小牧が北海道勢として初優勝。優勝旗が津軽海峡を越えた年となった。決勝戦は史上初の春夏連続初出場で春夏連覇を狙った済美。試合は打ち合いとなり13-10で駒大苫小牧に軍配が上がった。

ダルビッシュを要した東北は雨の中で行われた3回戦で千葉経大付に延長10回1-3で負けまたしても白河の関を優勝旗が越えることはなかった。

この年のしんがり校は福井。福井県勢は開幕戦をよく引き当てるが49番くじを引き当てることになった。3-9で天理に敗戦。

_b_四国同士の対戦_b_

2005年の第88回大会は駒大苫小牧が57年ぶりの大会2連覇を達成。準々決勝の鳴門工戦では7回6点を取り逆転、準決勝も5点差を追いつかれ延長10回決勝点を挙げようやく振り切った。大阪桐蔭の平田が準々決勝の東北戦で1試合3本塁打を放つ活躍。また長崎清峰が初出場で2勝。初戦でセンバツ優勝の愛工大名電に延長13回4-2で勝利した試合は間違いなく番狂わせだった。
この年は丸亀城西がしんがり校。四国対決となった鳴門工との試合は0-6で完封負け。
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