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21世紀突入

21世紀に入って

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21世紀最初の大会となった第83回大会は日大三高が強力打線で優勝。近江が滋賀県勢初の準優勝を果たした。準々決勝では松山商と平安が意外にも初対戦。

この年は熊本の初出場秀岳館がしんがり校。初戦の相手はセンバツ優勝の常総学院。しかし常総学院は試合の朝の食事の時にお前ら勝つ気あるかと聞かれ黙ったナインを見て木内監督は負けを予想したという。試合は3-0で秀岳館が勝利。しんがり校久々の勝利となった。3回戦は横浜相手に0-5で敗戦。またしてもしんがり校が1大会で2勝ということにはならなかった。

2002年の第84回大会は明徳義塾が智弁和歌山を7-2で勝利し初優勝。明徳義塾をはじめとして四国勢がベスト8に全て残る大会となった。また3回戦で智弁学園と智弁和歌山が対戦。どちらがどっちかよく分からない場面も。創部2年目で1、2年生だけの遊学館がベスト8に進出した。

この年は滋賀の初出場光泉高校がしんがり校。初戦で帝京とあたり0-5で敗戦。

_b_1999年の準決勝の再現_b_

2003年の第85回大会は茨城常総学院が初優勝。木内監督の勇退に花を添えた。東北は優勝の最大のチャンスを逃した。
準々決勝で東北と光星学院が対戦。準々決勝で東北勢同士が対戦するのは史上初のことだった。センバツ優勝の広陵は2回戦で岩国に足元をすくわれ敗戦。春夏連覇の難しさを感じさせた。

この年は鹿児島の樟南がしんがり校。初戦で4年前の準決勝で負けた桐生一と対戦。2-3で敗戦。
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