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第五章 絆をはぐくんだ三人はいざ戦いへ
第235話 壊された思い出
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オーイワ国・魔王像建設現場。
ザァーーーーッと雨が降りしきる中、ロードはダンという男と話していた。
「奴は像を立てるためだけにここに大穴を開けた」
「――――!」
ロードは下を見た確かに穴になっていた。
「いくつもの家を、そこに住む人たちごと消し飛ばしたんだ。一撃で……」
「消し飛ばした? たった一撃で? そんな魔物いるわけがない」
「だからあれは見ないと分からない……家諸共地盤そのものを粉々に破壊した。酷い光景だった。この下はそんな人たちの集団墓地でもある。魔王はその上に自分の像を立てるんだ」
「それは本当か?」
「何度も言わせるな……魔王はどんなものでも壊す。難攻不落のオーイワ城まで一人で……」
「違う……ここが魔王の像が立つこの場所が、人々の死体の山の上だということは本当か」
ロードの表情は初めて怒りに満ちていた。
「――――!!」
ロードは青き剣を引き抜いた。
「何する気だ!?」
ダンさんが訊いてくる。
「この像を破壊する」
後ろへ踵を返すロード。
「像を破壊!? 何言ってるんだ……正気か……像が無くなれば魔王の怒りを買うことになるぞ!!」
ダンの必死の声も今のロードには届かない。
この時、
(本気だ! 本気で破壊する気だ)
ダンはそう思っていた。
「や、やめろ!! みんな死ぬ!! アンタ皆を殺しに来たのか!? バカなことするなぁ!!」
振り返るロード、そしてダンの目を見てこう言う。
「馬鹿なことをしたのは魔王だ! 幾人もの人間を不幸にし、絶望させ、殺戮を繰り返す。それをこれからも黙って見ていられる人間などいるわけがない! あなたも何も思わないのか!? 死んだ人たちの上に魔王の像を建て死後も永遠、足蹴にされる。人々のことを考えても何も思わないのか!」
「うっ……」
言葉が詰まるダンさん。
「オレは許さない。例え命尽きようとも魔王と戦う」
ロードの高ぶりは治まらない。
「死ぬのが怖いのも、命欲しさに従うのことも責める気はない。だが、このままの道でいいなんて誰も思わないはずだ。本当は、誰も死なずに、平和に朝を向かえ、家族と笑い、友と結びつく……そんな世界の方がいいはずだ! そんな希望を捨てさせるような魔王の像など、人々の永遠の服従を示す像など、生きることを諦めさせる像など、オレは許さない破壊する」
「ま、待て!! 考え直せ――魔王は、魔王は――」
「奴は命に代えても、オレが倒す。誰も死なせない」
「待ってくれ! この像を破壊しないでくれ!! 頼む!! オレには魔王との約束があるんだ!! 壊さないでくれ!!」
ロードの服にしがみつくダン。
「分かっているオレが魔王を倒す……」
「ち、違うんだ……もう一つあるんだ……約束が……」
「――!」
「この像を建てないと家族を返してもらえない」
「人質か? 家族はどこにいる?」
「そんなもんじゃない……」
「オレの家族、妻と子供はとっくの昔に死んじまっている」
「ど、どういうことだ?」
「魔王の呪いだ!! 奴が壊したせいで、オレは家族のことを……」
「落ち着け……何かあったのか順番に説明してくれ」
「ああ、オレは妻と子供を病気で失った。オレの家は静かになったけど……家族がいた頃と変わらないように家具やアイツらの物はそのままにしておいたんだ。大切な家だった。だが魔王たちがやって来た。たくさんの人を殺し、オーイワ城を乗っ取り、街を破壊しつくした……その破壊された家の中には、オレのあの大切な家も、無残に壊された……だが壊されたものは家だけじゃなかった。その家で過ごした家族との思い出も一緒に壊された」
「思い出も壊された? 忘れたのとは違うのか?」
「ああ、家が壊れた後、思い出も壊れた。心を金槌で強く打ち付けたみたいだった。異常な損失感を受けたよ。魔王は物を破壊すると、それに込められた思いも一緒に破壊してしまう。だからオレには家族との思い出がない妻と子供がいたという記憶しか覚えていないんだ。だが魔王は破壊を続けた。言ったよな自分の壊せないものを持って来いと皆に言ったこと……」
「ああ」
「奴はそうやって色々な物を破壊して、それに込められた思いを壊していたんだ。壊すものがなくなるまで……オレは不味いと思った。このまま続ければ国の全てが破壊される。そうなったら家族がいたことどころか、これまで生きて来たことすら、忘れるんじゃないかって、皆がそう思った。そうならない為に何でも差し出した。奴は壊し尽くした。皆は諦めた……だがオレは作った。奴の像を、壊すのが惜しいくらい上出来に仕上げた。そしてオレの狙い通り奴はその像を壊さず、みんな取り合えず助かった。だが魔王はオレに像を作れと言って来た。思ってもいないことだった。そしてオレは奴に交渉した。何とかしてオレの思い出を戻せないかと……すると奴は言った……像を完成させれば戻してやる――だからオレは従うしかなかった」
ダンはロードの両腕を掴んだ。
「この像を完成させないと……オレの家族は戻ってこないんだ!! だから像は壊さないでくれ!!」
「あなたの事情は分かった……だからこそ言う……この像を破壊しよう」
ロードの表情から怒りが消え、冷静さを取り戻して言った。
ザァーーーーッと雨が降りしきる中、ロードはダンという男と話していた。
「奴は像を立てるためだけにここに大穴を開けた」
「――――!」
ロードは下を見た確かに穴になっていた。
「いくつもの家を、そこに住む人たちごと消し飛ばしたんだ。一撃で……」
「消し飛ばした? たった一撃で? そんな魔物いるわけがない」
「だからあれは見ないと分からない……家諸共地盤そのものを粉々に破壊した。酷い光景だった。この下はそんな人たちの集団墓地でもある。魔王はその上に自分の像を立てるんだ」
「それは本当か?」
「何度も言わせるな……魔王はどんなものでも壊す。難攻不落のオーイワ城まで一人で……」
「違う……ここが魔王の像が立つこの場所が、人々の死体の山の上だということは本当か」
ロードの表情は初めて怒りに満ちていた。
「――――!!」
ロードは青き剣を引き抜いた。
「何する気だ!?」
ダンさんが訊いてくる。
「この像を破壊する」
後ろへ踵を返すロード。
「像を破壊!? 何言ってるんだ……正気か……像が無くなれば魔王の怒りを買うことになるぞ!!」
ダンの必死の声も今のロードには届かない。
この時、
(本気だ! 本気で破壊する気だ)
ダンはそう思っていた。
「や、やめろ!! みんな死ぬ!! アンタ皆を殺しに来たのか!? バカなことするなぁ!!」
振り返るロード、そしてダンの目を見てこう言う。
「馬鹿なことをしたのは魔王だ! 幾人もの人間を不幸にし、絶望させ、殺戮を繰り返す。それをこれからも黙って見ていられる人間などいるわけがない! あなたも何も思わないのか!? 死んだ人たちの上に魔王の像を建て死後も永遠、足蹴にされる。人々のことを考えても何も思わないのか!」
「うっ……」
言葉が詰まるダンさん。
「オレは許さない。例え命尽きようとも魔王と戦う」
ロードの高ぶりは治まらない。
「死ぬのが怖いのも、命欲しさに従うのことも責める気はない。だが、このままの道でいいなんて誰も思わないはずだ。本当は、誰も死なずに、平和に朝を向かえ、家族と笑い、友と結びつく……そんな世界の方がいいはずだ! そんな希望を捨てさせるような魔王の像など、人々の永遠の服従を示す像など、生きることを諦めさせる像など、オレは許さない破壊する」
「ま、待て!! 考え直せ――魔王は、魔王は――」
「奴は命に代えても、オレが倒す。誰も死なせない」
「待ってくれ! この像を破壊しないでくれ!! 頼む!! オレには魔王との約束があるんだ!! 壊さないでくれ!!」
ロードの服にしがみつくダン。
「分かっているオレが魔王を倒す……」
「ち、違うんだ……もう一つあるんだ……約束が……」
「――!」
「この像を建てないと家族を返してもらえない」
「人質か? 家族はどこにいる?」
「そんなもんじゃない……」
「オレの家族、妻と子供はとっくの昔に死んじまっている」
「ど、どういうことだ?」
「魔王の呪いだ!! 奴が壊したせいで、オレは家族のことを……」
「落ち着け……何かあったのか順番に説明してくれ」
「ああ、オレは妻と子供を病気で失った。オレの家は静かになったけど……家族がいた頃と変わらないように家具やアイツらの物はそのままにしておいたんだ。大切な家だった。だが魔王たちがやって来た。たくさんの人を殺し、オーイワ城を乗っ取り、街を破壊しつくした……その破壊された家の中には、オレのあの大切な家も、無残に壊された……だが壊されたものは家だけじゃなかった。その家で過ごした家族との思い出も一緒に壊された」
「思い出も壊された? 忘れたのとは違うのか?」
「ああ、家が壊れた後、思い出も壊れた。心を金槌で強く打ち付けたみたいだった。異常な損失感を受けたよ。魔王は物を破壊すると、それに込められた思いも一緒に破壊してしまう。だからオレには家族との思い出がない妻と子供がいたという記憶しか覚えていないんだ。だが魔王は破壊を続けた。言ったよな自分の壊せないものを持って来いと皆に言ったこと……」
「ああ」
「奴はそうやって色々な物を破壊して、それに込められた思いを壊していたんだ。壊すものがなくなるまで……オレは不味いと思った。このまま続ければ国の全てが破壊される。そうなったら家族がいたことどころか、これまで生きて来たことすら、忘れるんじゃないかって、皆がそう思った。そうならない為に何でも差し出した。奴は壊し尽くした。皆は諦めた……だがオレは作った。奴の像を、壊すのが惜しいくらい上出来に仕上げた。そしてオレの狙い通り奴はその像を壊さず、みんな取り合えず助かった。だが魔王はオレに像を作れと言って来た。思ってもいないことだった。そしてオレは奴に交渉した。何とかしてオレの思い出を戻せないかと……すると奴は言った……像を完成させれば戻してやる――だからオレは従うしかなかった」
ダンはロードの両腕を掴んだ。
「この像を完成させないと……オレの家族は戻ってこないんだ!! だから像は壊さないでくれ!!」
「あなたの事情は分かった……だからこそ言う……この像を破壊しよう」
ロードの表情から怒りが消え、冷静さを取り戻して言った。
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