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7つのくてくてと放浪の賢者
借金と盗賊キラー時々ジャスティスっ!_3
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「さてアティーラ、準備は良いか」
「うう、スースーするよぉぉぉぉ」
駄女神がお漏らしをした。ヴィスが変にからかい過ぎた結果、恐怖に怯え、我慢していたものを垂れ流してしまったのだ。
それによりアティーラが泣き始めて、店のマスターが掃除、ヴィスがアティーラを慰めるという、ちょっと変な状況が生まれた。
さすがにヴィスもやり過ぎたと思っている為、最初はちょっと気まずそうにしていた。
ヴィスの頑張りによりアティーラが泣き止み、マスターの掃除が終わった頃、一つの問題が浮上してきた。
そう、店に女性用の下着がないのだ。
いや、酒場に女性用の下着があるのも問題だが、買ってきてあげるだけの優しさを持った人間など、その酒場にはいなかった。
厳ついマスターがランジェリーショップに入れば兵隊を呼ばれるだろう。それはガタイのいいヴィスが買いに行っても同じだ。
残念なことにこの酒場には女性がいない。皆関わり合いたくないのか、変態になりたくないのか、目線を逸らす。
一人だけ、ゲスな笑みを浮かべて「へっへっへ」と近づいてきて、アティーラにセクハラしようとしたので、マスターにぶっ飛ばされるという珍光景もあったが。まあそういう理由でアティーラの下着が手に入らなかった。
アティーラに与えられた選択肢は二つ、汚れた下着をそのままはいてべちょべちょなのを我慢するか、履かないかだけだ。
当然アティーラは、履かない方を選んだ。その結果ーー
「うう、なんか気持ち悪い、ねえ、お金貸してよ。私、あの下着しか持ってないのよ、ねえお願い、下着買って」
「なんで俺が下着買わなきゃいけないんだよ、馬鹿じゃないの。借金して買え」
「もう借金することもできない状況なのよぉぉぉぉぉぉぉぉ。この服以外ね、私は全て差し押さえられちゃってもう何も持っていないんだから!」
ちょっとドヤ顔したアティーラの顔を見て、ヴィスは殴りたくなった気持ちをぐっとこらえる。そして金は絶対に貸さないと決めたようだ。屑男はどこまでも心が狭いらしい。
「とりあえず仕事行くぞ。仕事で稼いだ金で下着買え」
「そうだわ。仕事を達成できれば20万ギリが手に入るんだったわ。借金返済に8万ギリ出しても12万ギリ手元に残る。下着が買えるわっ!」
アティーラは嬉しそうな表情を浮かべて喜んだが、すぐに表情が暗くなる。
そんなアティーラの姿を見て、きっとろくでもないことを考えているんだろうなとヴィスは思った。似たもの同士、相手の思考を読み取るのは簡単らしい。
「ヴィス、あなたギャンブル強いんでしょう。働かないで賭けで勝ってよ。それで一発ドカンと当てて私にお金頂戴! それで借金を返済すればすべて解決。仕事なんてしなくて済むわっ」
その言葉を聞いたヴィスは、アティーラにも聞こえるような大きなため息をはく。
「相変わらずの馬鹿だな。ギャンブルはな、一発逆転なんてできないんだよ。手元のお金を効率よくコツコツと積み上げて勝っていくんだ。それにはある程度手持ち金が必要なの。そのために仕事するんだろう。もうお前来なくていいよ。あとは俺一人で仕事するから」
「え、ほんと! 行ってらっしゃい」
「その代わりお前に金をやるつもりはない。働きたくないんだったらどこぞの娼館にでも売られちまえ」
「お願いします、精一杯頑張りますのでお金下さい」
ノーパン女神を見下ろして、再び大きなため息をはいたヴィスは「仕方がない」と言った。
からかい過ぎて泣かせてしまったのもあり、無理に突っぱねる気がなくなったヴィスは、ちょっとだけアティーラに優しくなった。
「ほら、さっさと行くぞノーパン女神、走れ、ほら走れ」
「ちょ、ノーパン言わないでよ。分かったわよ、急ぐ、急ぐからそんなにせかさないでっ」
「そして元気よく動いたおかげで見えちゃいけないものが……」
「ちょ、何させんのよ馬鹿っ! アホっ! この変態っ」
「こんなことされたくなかったらさっさと金返せよ」
「あ、あんたに借りた金は一銭も…………」
そう言ったアティーラは、ゆっくりと自分の着てる服を見て、汗を垂らしながらヴィスに視線を戻した。
「この服は?」
「もちろんお前にあげた訳じゃないから。あとで金返せ」
「もう借金なんていやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ」
知らずの内にヴィスに借金をしていた真実を知ってしまったアティーラは、とにかく叫んだ。喚く女神を引き摺って、ヴィスは西の街道を目指して足を進めた。
手配書を持って王都を飛び出したヴィスは、アティーラを引きずって盗賊たちが目撃された場所を目指していた。
「ちょ、痛い、お願い、もう大丈夫、大丈夫だから。ちょっと! 大事なところが見えちゃう!!」
「大丈夫だ。ここには人がいない。いたとしても変態だけだ。汚れるのはお前だし、別にどうだっていいよな」
「よくないわよっ! 私は女神よ」
「借金女神(笑)」
「いますごく侮辱されたような気がするわ。それよりも放してよ。もう一人で大丈夫だから。それに下着も乾いたしっ!」
ヴィスは仕方がないと掴んでいた首根っこを話してやった。やっと痛みから解放された女神は勢いよく立ち上がる。ふわりと舞い踊るスカート。勢いよく飛び過ぎたせいで、大事な場所が顔を出しそうになる。
全年齢な物語によくないものが映し出されそうになりそうだと思ったヴィスは、そっぽ向いて指摘してやる。
「あっちにお前のノーパンチラ狙ってる変態がいるぞ」
「え、嘘、嫌っ! ヴィヴィヴィヴィヴィスは見てないでしょうね」
「そんな汚れたもの、誰も見たかないよ」
「汚れたとか言わないでよっ!」
からかうたびに反応するアティーラが面白いのか、ヴィスの口元が吊り上がっていた。女の子を虐めて喜んでいるとか、とんでもないゲス男だ。
女神はソワソワしつつ、ヴィスに近づく。正直、ヴィスとアティーラなんて出会ってまだ一日も経っていないのだが、ヴィスの近くは妙な安心感があった。まあ、危険がある場所で頼りになるのがヴィスだけ、という理由もあるかもしれないが。
盗賊を求めてヴィスとアティーラは進む。そして盗賊の目撃情報があった場所までたどり着いた。
ウィレット魔導連邦国とギリティア王国の間の街道はいつも商人たちが行き交っている。
ウィレット魔導連邦国は、女神がいない、魔女と呼ばれる女神の加護無しに魔法を扱えるものたちが納める6つの国から成り立っており、魔法だけでなく医療などの技術や道具が豊富にあった。
魔術と医療関連だけで言うならば、ウェレット魔道連邦国が人族が住まうティリスト大陸で一番の国と言ってもいいだろう。
ギリディア王国でも医学研究は行われているが、最先端を走るのはやっぱりウィレット魔道連邦国だ。
医療関連の道具などは、やっぱりウィレット魔導連邦国を頼らざる負えず、そのために行商人が行き交っていたのだが……。
「いつにもまして静かだな。ここはよく人が通る街道として有名だったんだが……」
ヴィスがたどり着いた盗賊が現れる場所には人っ子一人いなかった。盗賊に襲われるかもしれないのだから当然だ。医療系を取り扱う店はギリディア王国にもある。
品質は下がるが、国内で生産可能なものを、わざわざ命の危険を冒してまで輸入しようというものはいないだろう。
それに盗賊の被害はそこそこ多く、その結果として街道に人がいなくなってしまったのだ。
現在、ギリディア王国と、ウィレット魔導連邦国は断絶状態ともいえるかもしれない。
割と大変なことになっているわけだが、ヴィスもアティーラもそんなこと知ったこっちゃない。
ヴィスは楽してお金が稼げればいいし、アティーラに至っては、借金が返済できればいいのだ。
でも、ビビりな借金女神、アティーラはおどおどとしているが、まあこれは仕方がないことだろう。
「さて、アティーラ、お前には仕事をやってもらう」
「え、仕事って何? こんな人気のない場所で何をやらせるつもりなのよ」
ちょっと怯えた様子を見せるアティーラに、ヴィスは狂犬のような鋭い笑みを浮かべて言った。
「ストリップショー」
ストリプショーと言えば、いわゆる服を脱いだりするアレな奴で……。
当然ーー
「なんでそんなことしなきゃいけないのよっ! 私は女神なんだからぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
アティーラは大きな声を上げて怒り出すのだった。
「うう、スースーするよぉぉぉぉ」
駄女神がお漏らしをした。ヴィスが変にからかい過ぎた結果、恐怖に怯え、我慢していたものを垂れ流してしまったのだ。
それによりアティーラが泣き始めて、店のマスターが掃除、ヴィスがアティーラを慰めるという、ちょっと変な状況が生まれた。
さすがにヴィスもやり過ぎたと思っている為、最初はちょっと気まずそうにしていた。
ヴィスの頑張りによりアティーラが泣き止み、マスターの掃除が終わった頃、一つの問題が浮上してきた。
そう、店に女性用の下着がないのだ。
いや、酒場に女性用の下着があるのも問題だが、買ってきてあげるだけの優しさを持った人間など、その酒場にはいなかった。
厳ついマスターがランジェリーショップに入れば兵隊を呼ばれるだろう。それはガタイのいいヴィスが買いに行っても同じだ。
残念なことにこの酒場には女性がいない。皆関わり合いたくないのか、変態になりたくないのか、目線を逸らす。
一人だけ、ゲスな笑みを浮かべて「へっへっへ」と近づいてきて、アティーラにセクハラしようとしたので、マスターにぶっ飛ばされるという珍光景もあったが。まあそういう理由でアティーラの下着が手に入らなかった。
アティーラに与えられた選択肢は二つ、汚れた下着をそのままはいてべちょべちょなのを我慢するか、履かないかだけだ。
当然アティーラは、履かない方を選んだ。その結果ーー
「うう、なんか気持ち悪い、ねえ、お金貸してよ。私、あの下着しか持ってないのよ、ねえお願い、下着買って」
「なんで俺が下着買わなきゃいけないんだよ、馬鹿じゃないの。借金して買え」
「もう借金することもできない状況なのよぉぉぉぉぉぉぉぉ。この服以外ね、私は全て差し押さえられちゃってもう何も持っていないんだから!」
ちょっとドヤ顔したアティーラの顔を見て、ヴィスは殴りたくなった気持ちをぐっとこらえる。そして金は絶対に貸さないと決めたようだ。屑男はどこまでも心が狭いらしい。
「とりあえず仕事行くぞ。仕事で稼いだ金で下着買え」
「そうだわ。仕事を達成できれば20万ギリが手に入るんだったわ。借金返済に8万ギリ出しても12万ギリ手元に残る。下着が買えるわっ!」
アティーラは嬉しそうな表情を浮かべて喜んだが、すぐに表情が暗くなる。
そんなアティーラの姿を見て、きっとろくでもないことを考えているんだろうなとヴィスは思った。似たもの同士、相手の思考を読み取るのは簡単らしい。
「ヴィス、あなたギャンブル強いんでしょう。働かないで賭けで勝ってよ。それで一発ドカンと当てて私にお金頂戴! それで借金を返済すればすべて解決。仕事なんてしなくて済むわっ」
その言葉を聞いたヴィスは、アティーラにも聞こえるような大きなため息をはく。
「相変わらずの馬鹿だな。ギャンブルはな、一発逆転なんてできないんだよ。手元のお金を効率よくコツコツと積み上げて勝っていくんだ。それにはある程度手持ち金が必要なの。そのために仕事するんだろう。もうお前来なくていいよ。あとは俺一人で仕事するから」
「え、ほんと! 行ってらっしゃい」
「その代わりお前に金をやるつもりはない。働きたくないんだったらどこぞの娼館にでも売られちまえ」
「お願いします、精一杯頑張りますのでお金下さい」
ノーパン女神を見下ろして、再び大きなため息をはいたヴィスは「仕方がない」と言った。
からかい過ぎて泣かせてしまったのもあり、無理に突っぱねる気がなくなったヴィスは、ちょっとだけアティーラに優しくなった。
「ほら、さっさと行くぞノーパン女神、走れ、ほら走れ」
「ちょ、ノーパン言わないでよ。分かったわよ、急ぐ、急ぐからそんなにせかさないでっ」
「そして元気よく動いたおかげで見えちゃいけないものが……」
「ちょ、何させんのよ馬鹿っ! アホっ! この変態っ」
「こんなことされたくなかったらさっさと金返せよ」
「あ、あんたに借りた金は一銭も…………」
そう言ったアティーラは、ゆっくりと自分の着てる服を見て、汗を垂らしながらヴィスに視線を戻した。
「この服は?」
「もちろんお前にあげた訳じゃないから。あとで金返せ」
「もう借金なんていやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ」
知らずの内にヴィスに借金をしていた真実を知ってしまったアティーラは、とにかく叫んだ。喚く女神を引き摺って、ヴィスは西の街道を目指して足を進めた。
手配書を持って王都を飛び出したヴィスは、アティーラを引きずって盗賊たちが目撃された場所を目指していた。
「ちょ、痛い、お願い、もう大丈夫、大丈夫だから。ちょっと! 大事なところが見えちゃう!!」
「大丈夫だ。ここには人がいない。いたとしても変態だけだ。汚れるのはお前だし、別にどうだっていいよな」
「よくないわよっ! 私は女神よ」
「借金女神(笑)」
「いますごく侮辱されたような気がするわ。それよりも放してよ。もう一人で大丈夫だから。それに下着も乾いたしっ!」
ヴィスは仕方がないと掴んでいた首根っこを話してやった。やっと痛みから解放された女神は勢いよく立ち上がる。ふわりと舞い踊るスカート。勢いよく飛び過ぎたせいで、大事な場所が顔を出しそうになる。
全年齢な物語によくないものが映し出されそうになりそうだと思ったヴィスは、そっぽ向いて指摘してやる。
「あっちにお前のノーパンチラ狙ってる変態がいるぞ」
「え、嘘、嫌っ! ヴィヴィヴィヴィヴィスは見てないでしょうね」
「そんな汚れたもの、誰も見たかないよ」
「汚れたとか言わないでよっ!」
からかうたびに反応するアティーラが面白いのか、ヴィスの口元が吊り上がっていた。女の子を虐めて喜んでいるとか、とんでもないゲス男だ。
女神はソワソワしつつ、ヴィスに近づく。正直、ヴィスとアティーラなんて出会ってまだ一日も経っていないのだが、ヴィスの近くは妙な安心感があった。まあ、危険がある場所で頼りになるのがヴィスだけ、という理由もあるかもしれないが。
盗賊を求めてヴィスとアティーラは進む。そして盗賊の目撃情報があった場所までたどり着いた。
ウィレット魔導連邦国とギリティア王国の間の街道はいつも商人たちが行き交っている。
ウィレット魔導連邦国は、女神がいない、魔女と呼ばれる女神の加護無しに魔法を扱えるものたちが納める6つの国から成り立っており、魔法だけでなく医療などの技術や道具が豊富にあった。
魔術と医療関連だけで言うならば、ウェレット魔道連邦国が人族が住まうティリスト大陸で一番の国と言ってもいいだろう。
ギリディア王国でも医学研究は行われているが、最先端を走るのはやっぱりウィレット魔道連邦国だ。
医療関連の道具などは、やっぱりウィレット魔導連邦国を頼らざる負えず、そのために行商人が行き交っていたのだが……。
「いつにもまして静かだな。ここはよく人が通る街道として有名だったんだが……」
ヴィスがたどり着いた盗賊が現れる場所には人っ子一人いなかった。盗賊に襲われるかもしれないのだから当然だ。医療系を取り扱う店はギリディア王国にもある。
品質は下がるが、国内で生産可能なものを、わざわざ命の危険を冒してまで輸入しようというものはいないだろう。
それに盗賊の被害はそこそこ多く、その結果として街道に人がいなくなってしまったのだ。
現在、ギリディア王国と、ウィレット魔導連邦国は断絶状態ともいえるかもしれない。
割と大変なことになっているわけだが、ヴィスもアティーラもそんなこと知ったこっちゃない。
ヴィスは楽してお金が稼げればいいし、アティーラに至っては、借金が返済できればいいのだ。
でも、ビビりな借金女神、アティーラはおどおどとしているが、まあこれは仕方がないことだろう。
「さて、アティーラ、お前には仕事をやってもらう」
「え、仕事って何? こんな人気のない場所で何をやらせるつもりなのよ」
ちょっと怯えた様子を見せるアティーラに、ヴィスは狂犬のような鋭い笑みを浮かべて言った。
「ストリップショー」
ストリプショーと言えば、いわゆる服を脱いだりするアレな奴で……。
当然ーー
「なんでそんなことしなきゃいけないのよっ! 私は女神なんだからぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
アティーラは大きな声を上げて怒り出すのだった。
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