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7つのくてくてと放浪の賢者
借金と盗賊キラー時々ジャスティスっ!_2
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アティーラを連れてヴィスがやってきた場所は、裏路地でひっそりと経営している怪しげな酒場だった。
この酒場ではあまり表ざたにできないよう仕事の斡旋を行っている。
暗殺や人殺し、要人警護に盗賊の討伐など、様々な情報がこの酒場に集まり、今生きる金もない人生どうでもいい人達に仕事を割り振っている。
ある意味で仕事斡旋所のような酒場だった。
ヴィスはいつものように中に入り、マスターに「よっす」とあいさつを交わす。そんなヴィスの後ろをちょこちょことアティーラが付いて来た。
店の中にはガタイのいい、いかにもって感じの客がたくさんいる。アティーラのような見た目だけは良い女は常に狙われたような視線を向けられてしまう。この場所にいるのはヴィスと同じくどうしよもなくダメな人間が多いのだ。ただ、ヴィスより鬼畜で、ヴィスより犯罪的で、ヴィスより頭のおかしいキチガイがいるだけで……いたって普通の酒場だ。
いや、普通の酒場じゃないような気がする。
ヴィスの後ろをついて来たアティーラの周りの視線に恐怖を感じ、ヴィスに声をかけた。
「ねぇヴィス。ここって本当に大丈夫な場所なの? さっきっから変な視線を感じるんだけど」
「まあ俺の近くにいれば大丈夫じゃねぇ。おれから離れたら連中に襲われると思うけど」
「は、離れたらどうなるのよ」
「えっと、奥に連れ込まれて○○されたり、もっと奥の薄暗い場所に連れ込まれて×××××されたりするんじゃねぇかな」
「なななな、何てこと言うのよ。それに、私は女神よ、そんなことされたら…………」
「いや、お前は借金の女神だろう。早く金返すために体売ってこいよ。ここには高値で買う奴いっぱいいるぞ」
「賭博の女神よっ!! それに、なんてこと言うのよ。確かに借金しているかもしれないけど、私は女神、そんな仕事できるわけないじゃない」
「借金淫乱女神だけどなwww」
「淫乱ちゃうわっ! なんでそんなにいじめるの。私達、協力者でしょうっ。うう、周りの視線が…………それに変な声も聞こえる、うう、早くこの場から立ち去りたい」
「別に立ち去ってもいいけど、絶対に襲われるぞ?」
「じゃあ近くにいる、離れないから見捨てないでっ!」
アティーラは必死の形相でヴィスの服を掴んだ。ヴィスは8割ほど嘘を交えていったが、反応があまりにも面白過ぎたのでついからかい過ぎてしまったようだ。
「おうヴィス。久しぶりだな。あんまり女泣かせんじゃねえぞ」
店のマスターがヴィスに気が付き声をかける。ヴィスはいい笑顔を浮かべてマスターに行った。
「俺の趣味は女を泣かせることだ。暴力とかじゃない。貢がせて捨てるって具合に心に傷をつけて泣かせるのが大好きなんだ」
「お前、相変わらずのゲスだよな。今日はどうした」
「こいつがギャンブルやって借金をした」
ヴィスはいまだにビクつくアティーラを指差す。マスターも引きつった笑みを浮かべる。その視線は突然何を言い出すんだと言いたげだ。
「明後日までに8万ギリ以上を稼がないとこいつは体を売らなきゃならない。俺がそこまで面倒見る必要ないんだけどな」
「ちょっと、お願いヴィス、私を捨てないで、それだけは、それだけはいやなのよぉぉぉううう」
「俺マスターと話してるから、お前は黙っとけ」
「ひどい。私、女神なのに」
ポンコツ過ぎる女神には尊厳も何もない。ヴィスからの扱いは割と当然のものだと言えるかもしれない。まあ、女の子にする対応で考えるならば、ヴィスのやっていることはクソ以下なのだが。
「そういう訳で、稼げる仕事を探しているんだよ。なんかないか」
「お前、なんか変わったな。嬢ちゃんの為に仕事を探すなんてよ」
「いや、こいつにもしっかり働いてもらうぞ。おれもラセルアに家を追い出されてしまったしな」
「様を付けろ、様を。ラセルア様はこの国の女神様だぞ。なんであの女神様はこんなダメ男を……」
「あーハイハイ。またいつもの愚痴ね。もう聞き飽きた。それより仕事くれ。いい感じに金が稼げそうなやつ」
「はぁ、仕方ないな」
マスターは奥にいって、紙束を持って戻ってきた。その紙は仕事になりそうな情報を集めた資料だった。
売るための情報とはまた別の、知られてもそんながない金のにおいがする情報ばかりが記載されている。
例えば、どこぞの女神様が寝込んでしまったので、代理で仕事のできる人を探しているとかなんとか……。
まあ要するに、誰がどのような人材を欲しているという情報や、盗賊、山賊などの目撃情報をまとめたものだ。
その資料の束から一枚の紙を取り出してヴィスの前に出した。
「最近、ギリディア王国とウィレット魔導連邦国を繋ぐ西の街道に盗賊が住み着いたらしい。それなりに強い盗賊で噂じゃワイバーンを飼っているらしい。それ相応の被害も出ているからな。こんな感じだ」
「こ、これはっ」
そこに書かれていたのは、盗賊の指名手配書だった。盗賊団を捕まえるもしくは解体に成功した者に300万ギリの報奨金を与えるというものだった。
ヴィスは頭の中でアティーラと自分の分配金をどうするか考える。
「よし、この仕事にしよう。アティーラ、お前もまじめに働いたら20万ギリやる」
「え、本当っ!」
1割も満たない額を提示するヴィスだが、実際いくらもらえるのか知らないアティーラはそれでも喜んだ。ヴィスは内心ちょろいなと心の中で笑う。
緩んだ笑みを浮かべたアティーラだったが、突然頬を赤く染めて俯いた。股のあたりに手を添えて、もじもじとしている。
「お前、急にどうしたんだよ。発情したのか? この変態女神」
「そ、そんなわけないじゃない。えっと、その…………に行きたいのよ」
「は? 何言ってんのか全然聞こえない」
「だから、おトイレに行きたいって言ってるの! 安心したら、その、でも……」
アティーラはちらりと店の中を見る。ごろつきや怖いお兄さんたちがいっぱいいる。
アティーラはもじもじしながらも、勇気を振り絞ってヴィスにお願いした。
「お願いついてきてよ。さっきの話を聞いて怖いのよ」
「大丈夫だって、トイレに行っても、野郎に襲われてお嫁にいけない体にされるだけだから。ああ、お前は女神だから、威厳のない駄女神に転落するだけか。借金女神だからもう威厳も何もないけどな」
「なんで、なんでそんな、うう、もう限界なのよ、ああああ、もうなんでよ、ヴィスぅ」
ゲスで屑なヴィスは、この状況を楽しんでいた。別にトイレぐらい行けばいいと思っているのだが、アティーラは怖がってヴィスの近くを離れようとはしない。
それにヴィスが言った冗談を真に受けて、顔が真っ青になっていた。
お金は欲しいが、お金の為に身を賭ける勇気はない、残念アティーラは硬直して動かなくなってしまった。
ギャンブルで借金をしているので、恐怖云々以前に人生破滅の危機が訪れているわけだが、それよりも直接的な被害に遭う可能性のある事の方が恐怖を感じる。
そして、恐怖が限界に達した駄女神はーー
ちょろちょろちょろちょろちょろ…………。
「うわ、何やってんだよお前」
「うう、ううううううう、うわぁぁっぁあぁぁあん、ひどいよ、あんまりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、うえぇぇぇぇぇぇぇぇん」
お漏らし駄女神に進化した。
ヴィスは何やってんだと言うが、その後で店のマスターに後ろから叩かれる。
「おい、あんまり女の子を怖がらせるな。ったく、お前は相変わらずの屑野郎だな。さっさとその子の面倒を見てあげろ」
「なんで俺が……」
「お前がその子を怖がらせたのがいけないんだろう。掃除はこっちでしてやるから、さっさと慰めてこい」
「あー、うん、そうするわ」
ちらりとアティーラの様子を見たヴィス。ギャンブルで大敗して借金をおってしまった時とは違う泣き方をしているようにヴィスは感じた。
(やっべ、コイツをからかうのがちょっと面白かったから冗談ばっかり言ってたけど、やり過ぎたか?)
女の子を慰めることは得意でもないし好きでもないヴィスだが、今回ばかりはやり過ぎたと自覚しているので、ヴィスはアティーラを慰めてやることにした。
アティーラが落ち着くまでそれなりに時間がかかってしまったが、何とか落ち着かせることが出来た。
心の中でヴィスは思う。
(もうあんなからかい方はしないようにしよう。女神の面倒とかくそめんどくさいしな)
それから、どうやって駄女神をからかってやるか考え始める。やっぱりヴィスはロクデナシの屑野郎だった。
この酒場ではあまり表ざたにできないよう仕事の斡旋を行っている。
暗殺や人殺し、要人警護に盗賊の討伐など、様々な情報がこの酒場に集まり、今生きる金もない人生どうでもいい人達に仕事を割り振っている。
ある意味で仕事斡旋所のような酒場だった。
ヴィスはいつものように中に入り、マスターに「よっす」とあいさつを交わす。そんなヴィスの後ろをちょこちょことアティーラが付いて来た。
店の中にはガタイのいい、いかにもって感じの客がたくさんいる。アティーラのような見た目だけは良い女は常に狙われたような視線を向けられてしまう。この場所にいるのはヴィスと同じくどうしよもなくダメな人間が多いのだ。ただ、ヴィスより鬼畜で、ヴィスより犯罪的で、ヴィスより頭のおかしいキチガイがいるだけで……いたって普通の酒場だ。
いや、普通の酒場じゃないような気がする。
ヴィスの後ろをついて来たアティーラの周りの視線に恐怖を感じ、ヴィスに声をかけた。
「ねぇヴィス。ここって本当に大丈夫な場所なの? さっきっから変な視線を感じるんだけど」
「まあ俺の近くにいれば大丈夫じゃねぇ。おれから離れたら連中に襲われると思うけど」
「は、離れたらどうなるのよ」
「えっと、奥に連れ込まれて○○されたり、もっと奥の薄暗い場所に連れ込まれて×××××されたりするんじゃねぇかな」
「なななな、何てこと言うのよ。それに、私は女神よ、そんなことされたら…………」
「いや、お前は借金の女神だろう。早く金返すために体売ってこいよ。ここには高値で買う奴いっぱいいるぞ」
「賭博の女神よっ!! それに、なんてこと言うのよ。確かに借金しているかもしれないけど、私は女神、そんな仕事できるわけないじゃない」
「借金淫乱女神だけどなwww」
「淫乱ちゃうわっ! なんでそんなにいじめるの。私達、協力者でしょうっ。うう、周りの視線が…………それに変な声も聞こえる、うう、早くこの場から立ち去りたい」
「別に立ち去ってもいいけど、絶対に襲われるぞ?」
「じゃあ近くにいる、離れないから見捨てないでっ!」
アティーラは必死の形相でヴィスの服を掴んだ。ヴィスは8割ほど嘘を交えていったが、反応があまりにも面白過ぎたのでついからかい過ぎてしまったようだ。
「おうヴィス。久しぶりだな。あんまり女泣かせんじゃねえぞ」
店のマスターがヴィスに気が付き声をかける。ヴィスはいい笑顔を浮かべてマスターに行った。
「俺の趣味は女を泣かせることだ。暴力とかじゃない。貢がせて捨てるって具合に心に傷をつけて泣かせるのが大好きなんだ」
「お前、相変わらずのゲスだよな。今日はどうした」
「こいつがギャンブルやって借金をした」
ヴィスはいまだにビクつくアティーラを指差す。マスターも引きつった笑みを浮かべる。その視線は突然何を言い出すんだと言いたげだ。
「明後日までに8万ギリ以上を稼がないとこいつは体を売らなきゃならない。俺がそこまで面倒見る必要ないんだけどな」
「ちょっと、お願いヴィス、私を捨てないで、それだけは、それだけはいやなのよぉぉぉううう」
「俺マスターと話してるから、お前は黙っとけ」
「ひどい。私、女神なのに」
ポンコツ過ぎる女神には尊厳も何もない。ヴィスからの扱いは割と当然のものだと言えるかもしれない。まあ、女の子にする対応で考えるならば、ヴィスのやっていることはクソ以下なのだが。
「そういう訳で、稼げる仕事を探しているんだよ。なんかないか」
「お前、なんか変わったな。嬢ちゃんの為に仕事を探すなんてよ」
「いや、こいつにもしっかり働いてもらうぞ。おれもラセルアに家を追い出されてしまったしな」
「様を付けろ、様を。ラセルア様はこの国の女神様だぞ。なんであの女神様はこんなダメ男を……」
「あーハイハイ。またいつもの愚痴ね。もう聞き飽きた。それより仕事くれ。いい感じに金が稼げそうなやつ」
「はぁ、仕方ないな」
マスターは奥にいって、紙束を持って戻ってきた。その紙は仕事になりそうな情報を集めた資料だった。
売るための情報とはまた別の、知られてもそんながない金のにおいがする情報ばかりが記載されている。
例えば、どこぞの女神様が寝込んでしまったので、代理で仕事のできる人を探しているとかなんとか……。
まあ要するに、誰がどのような人材を欲しているという情報や、盗賊、山賊などの目撃情報をまとめたものだ。
その資料の束から一枚の紙を取り出してヴィスの前に出した。
「最近、ギリディア王国とウィレット魔導連邦国を繋ぐ西の街道に盗賊が住み着いたらしい。それなりに強い盗賊で噂じゃワイバーンを飼っているらしい。それ相応の被害も出ているからな。こんな感じだ」
「こ、これはっ」
そこに書かれていたのは、盗賊の指名手配書だった。盗賊団を捕まえるもしくは解体に成功した者に300万ギリの報奨金を与えるというものだった。
ヴィスは頭の中でアティーラと自分の分配金をどうするか考える。
「よし、この仕事にしよう。アティーラ、お前もまじめに働いたら20万ギリやる」
「え、本当っ!」
1割も満たない額を提示するヴィスだが、実際いくらもらえるのか知らないアティーラはそれでも喜んだ。ヴィスは内心ちょろいなと心の中で笑う。
緩んだ笑みを浮かべたアティーラだったが、突然頬を赤く染めて俯いた。股のあたりに手を添えて、もじもじとしている。
「お前、急にどうしたんだよ。発情したのか? この変態女神」
「そ、そんなわけないじゃない。えっと、その…………に行きたいのよ」
「は? 何言ってんのか全然聞こえない」
「だから、おトイレに行きたいって言ってるの! 安心したら、その、でも……」
アティーラはちらりと店の中を見る。ごろつきや怖いお兄さんたちがいっぱいいる。
アティーラはもじもじしながらも、勇気を振り絞ってヴィスにお願いした。
「お願いついてきてよ。さっきの話を聞いて怖いのよ」
「大丈夫だって、トイレに行っても、野郎に襲われてお嫁にいけない体にされるだけだから。ああ、お前は女神だから、威厳のない駄女神に転落するだけか。借金女神だからもう威厳も何もないけどな」
「なんで、なんでそんな、うう、もう限界なのよ、ああああ、もうなんでよ、ヴィスぅ」
ゲスで屑なヴィスは、この状況を楽しんでいた。別にトイレぐらい行けばいいと思っているのだが、アティーラは怖がってヴィスの近くを離れようとはしない。
それにヴィスが言った冗談を真に受けて、顔が真っ青になっていた。
お金は欲しいが、お金の為に身を賭ける勇気はない、残念アティーラは硬直して動かなくなってしまった。
ギャンブルで借金をしているので、恐怖云々以前に人生破滅の危機が訪れているわけだが、それよりも直接的な被害に遭う可能性のある事の方が恐怖を感じる。
そして、恐怖が限界に達した駄女神はーー
ちょろちょろちょろちょろちょろ…………。
「うわ、何やってんだよお前」
「うう、ううううううう、うわぁぁっぁあぁぁあん、ひどいよ、あんまりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、うえぇぇぇぇぇぇぇぇん」
お漏らし駄女神に進化した。
ヴィスは何やってんだと言うが、その後で店のマスターに後ろから叩かれる。
「おい、あんまり女の子を怖がらせるな。ったく、お前は相変わらずの屑野郎だな。さっさとその子の面倒を見てあげろ」
「なんで俺が……」
「お前がその子を怖がらせたのがいけないんだろう。掃除はこっちでしてやるから、さっさと慰めてこい」
「あー、うん、そうするわ」
ちらりとアティーラの様子を見たヴィス。ギャンブルで大敗して借金をおってしまった時とは違う泣き方をしているようにヴィスは感じた。
(やっべ、コイツをからかうのがちょっと面白かったから冗談ばっかり言ってたけど、やり過ぎたか?)
女の子を慰めることは得意でもないし好きでもないヴィスだが、今回ばかりはやり過ぎたと自覚しているので、ヴィスはアティーラを慰めてやることにした。
アティーラが落ち着くまでそれなりに時間がかかってしまったが、何とか落ち着かせることが出来た。
心の中でヴィスは思う。
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