王女様で神様の私はサボりたい!

未来

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1章

祖父母

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今日は祖父母に会えるらしい。
いや、正直生きてることすら知らなかった。

「おじい様とおばあ様って普段どこで過ごしているのですか?」
私達は、父に聞いた。

「あぁ、あの人達は山の中に城を立てて暮らしているんだ」

「山の中にですか!?」

「そうだ。あの人達はなちょっと厄介だから気をつけた方がいいぞ」
えっ?父様達よりも?それは気を付けないと。

「はい!」

「いい返事だな」
知らない人の声だ。
私達は、とっさに振り向いた。
すると、そこには

「父上!?母上!?」
父が驚いて言った。
まさか、この人達が祖父母?


どちらも銀色の髪で青色の瞳、とても60歳とは思えないくらいの若々しさ。 

ていうか、この家系には美形しかいないの!?
なんて思っていると私達の体はひょいっと持ち上げられた。

「・・・・ソリフス、この可愛すぎる子達は天使か何かか?」
と、真面目な顔をして祖父が言った。
お前もか・・・・・・
すると、父も真面目な顔で

「はい。この子達は我が家の天使であり、愛し子です」
と言いやがった。
ダメだこりゃ。
私はため息をついて

「おじい様、おばあ様。初めましてティアと申します」
「キルと申します」
私達は、抱き上げられた状態でなんとか挨拶をした。
すると、驚いたように祖父母が

「ソリフスこの子達は何歳になる」

「4歳です」
父が言うとさらに驚いたように

「4歳!?冗談を言うな、4歳でこんなに素晴らしい挨拶ができるか!お前なんて5歳まで言葉をかんだりしていたではないか!」

「それは余計です!」
いつの間にか祖父と父で言い合いが始まっていた。

あれ?私達、これで落とされたりしないよね?
突然私に不安が浮かんだ。

いや、十分あり得る。
だって前科を持っている父の親なんだもの!
落とさない確信は持てない。

すると、祖母が二人の頭を叩いて
「いい加減にしなさい!子供を落としたらどうするの!」

「おばあ様、そんなの今さらですよ?私、首が据わっていない頃に1回落とされましたから」
ふっ。ここで日頃の恨みを晴らさずにいつ晴らすんだ。
私は無邪気そうに言った。
みるみる祖母の顔が怖くなっていく。

「なんてことしたの、ソリフス!」
城に大きな声が響く。
これは予想外だったけどまぁいいか。


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