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第一部 失業したおっさんがVRMMOで釣りをしていたら伯爵と呼ばれるようになった理由(わけ)
ゲーム過去編「戦友」
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「おら、さっさと死ねよっ!」
β版のラスボス的存在のドラゴンに、
華麗に双剣乱舞で攻撃してる女性がいた。
「ベル防御を固めろっ!」
「うるさいっ!」
ギルバルトの指示に対してベルラインが言った。
「サーラ、パルコに回復とベルに補助をっ!」
「話掛けないで下さい。」
「シンゲン足止め終わったら、尻尾切りにっ!」
「わかった」
「尻尾切れました。」
シンゲンが動く前に、すでにカラットがドラゴンの尻尾を斬っていた。
「・・・。」
ギルバルト達は、いつもの6人PTで、βのラスボスに
挑んでいた。
正式サービスの1ヶ月前である。
「パルちゃん私の後ろにっ」
ベルラインがパルコに声を掛ける。
「ちっ 命拾いしたなあ。トカゲめっ!」
そう言って、攻撃を中断し、ベルラインの後ろへと退避する。
「シンゲン、カラット、俺の後ろに」
シンゲンは、ギルバルトの言葉に従い後ろに退避する。
カラットは無視して、そのまま攻撃を続けた。
ドラゴンは咆哮し、全方位の炎のブレスを吐いた。
カラットは、さらっと死角にまわり、そこでもひたすら連打を
くりだしていた。
「よし、攻撃っ!」
ギルバルトの指示にパルコとシンゲンが突撃した。
ベルラインは防御を固め、サーラントは全員の回復と補助に
全力を尽くした。
「ぐおおおおおおおっ。」
そうしてドラゴンは断末魔をあげた。
「これでβでやる事は一通り終わったな。」
「そうですね。それでは私は。」
「ちょっと待てサーラ。」
「何ですか?話掛けないで下さい。それでは。」
「・・・」
ギルバルトは何も言えずただ見送るだけだった。
「私も落ちさせてもらう。」
そう言ってベルラインが。
「僕は野良ってきますね。」
そして、カラットも。
「本当、このPtは変わり者ばっかりよね。」
「「お前が言うなっ!」」
心の中で、ギルバルトとシンゲンは思った。
「正式サービスが始まったら、二人はどうする?」
「私は続けるつもり。」
「俺も。」
「そうか。名刺は引き継げるらしいから、正式版でも
宜しくな。」
「名刺くらいしか引き継げないから、キャラ変える人も
いるんじゃないの?」
「俺は変えるつもりはない。シンゲンも変えないだろ?」
「ああ。」
「私は、どうしよっかなあ。」
「変えたいのか?」
「だって一部で狂乱とか呼ばれてるでしょ?
イメチェンも含めて、キャラも変えてみようかなあなんて。」
「「それはキャラのせいじゃないっ!」」
口が裂けても言えない二人だった。
「でも、サーラちゃんは辞めちゃうかうもね。」
「まあ、それも仕方ない。」
「蘇生魔法がないRPGって、あんまりないわよね?」
「まるっきり無いってわけじゃあないけどなあ。
そのせいで僧侶が他のゲーム以上に少ないってのは、あるな。」
「正式になったら、今以上にきつくなる。」
「正直、サーラが居なかったら、β版のボスまでこれたかどうかも
わからんしなあ。」
「口は悪いが一流だ。」
「β終わるまでには、感謝の言葉でも伝えておくか。」
「辞めといたら?ギルバルト、あなた嫌われてるわよ。」
「ぐっ・・・。」
ちょっと涙目になるギルバルト。
正式なサービスが開始した後、ギルバルトは、恐る恐る名刺を確認した。
何人かの名刺は消えていたが、いつもの5人の名刺は残っていた。
暫くして、ギルドが実装され、ギルバルトはギルドを立ち上げた。
他の5人と話がしてみたく、全員にメールを送信した。
【冒険の時だけ、誘ってください】
カラットからの返事は、予想通りだった。
「ベルもサーラも来ないだろうな。」
返事すらないのは、いつものことだ。
待ち合わせ場所は、聖騎士団のギルドルームにした。
一応、4人を一時的に入室許可に設定しておいた。
ギルドルームで、ギルバルトが待ってると、まさかの4人が集合した。
「ベルとサーラが来てくれるとは思わなかったよ。」
「だまれ!」
「話掛けないで下さい。」
「・・・」
「それで今日は、どういった集まりなの?」
パルコが聞いてきた。
「ご覧の通り、ギルドを立ち上げたんでな。皆の近況がしりたくて。」
「貴様に教える事はない。」
「キモチ悪い、ストーカーですか?」
「・・・」
「カラット君は?」
「冒険だけ、呼んでくれと・・・。」
「相変わらずね。」
「で、皆の近況を出来たらでいいんで教えてくれ。決してストーカー的な
意味じゃないんで。」
「ギルドを立ち上げた。」
シンゲンが言った。
「「「えっ」」」
サーラント以外の3人が驚いた。
「奇遇ですね。私も立ち上げました。」
「「「「ええええええええええっ」」」」
【いやいやいや、お前は人間的に無理だよ。向いてないよ】
ギルバルトの心の叫びは、他の3人も同様だった。
「武士の集団を作りたくて「野武士」って名前にした。」
「ストレートだなあ。でもお前らしい。」
「うむ。」
「私は「眠れぬ教会」ってギルドです。」
【どうしたコイツ。今日はやけにコミニュケーションが・・・】
「何か?」
「い、いや、意外だなあと思って。」
「ふんっ」
サーラントはそっぽを向いた。
「パルコとベルは?」
「私は、フリーかな。暫くは、のんびりやるわ。」
「そうか、行く所なけりゃあ、うちが拾ってやるぞ。」
「あら、作ったばかりの弱小ギルドが生意気ねえ。」
「実装されたばかりだろ。何処も弱小だっ」
「私は副GMだ。」
ベルラインが言った。
「ベルちゃんなら、GMでも副GMでも向いてるわね。」
「そ、そうかあ?男はついて来ないと思うぞ。」
「黙れっ!」
「へえ、ベルを受け入れるなんてギルドがあったんですの?」
サーラントが言った。
「「「むしろ、お前の方が心配だ。」」」
パルコ、ギルバルト、シンゲンの3人の心の声が重なった。
「ふんっ。サーラ、貴様のGMよりも、よっぽどマシだ。
私がGMをやってもいいが、軟弱な男共はついてこれんだろ。」
「ほー、ベルも考えてるんだな。で、何処のギルドだ?」
感心して、ギルバルトは聞いた。
「ここのだ。」
「へ?」
「ここだと言っているだろう。」
「いや、うちのギルドって、ベルは加入すらしてないだろ?」
「今決めた。」
「・・・。」
「ギルドというものに特に興味は無かったが、このギルドルームを見て
欲しくなった。」
「あらら、ギルバルト乗っ取られるみたいよ?」
「ふ、ふざけるなっ!俺のギルドだぞ。」
「だから、副GMだと言っているだろう。馬鹿か貴様は?」
「・・・」
困ったギルバルトは、シンゲンの方を見て助けを求めた。
「う、うちは武士のギルドだ。」
更に困ったギルバルトは、サーラントの方を見て助けを求めた。
「気持ち悪い。こっち見ないでくれます。」
ギルバルトは、大ダメージを受けて、傷ついた。
「サーラちゃんの所は、どんなギルドなの?」
パルコが聞いた。どうせ答えなんて返ってこないだろうと思いながら
「名前から見て頂くとわかると思いますが?」
「僧侶だけのギルドってこと?」
「そうです。私は、運営のシステムの為に虐げられる僧侶を救う事にしました。」
「「「・・・」」」
「珍しくいい心がけだな。貴様がここにいる理由がわかった。」
「さすが話が、早いですね。ベル。」
「どういうことだ、ベル?」
「コイツは、我々に協力して欲しいと言う事だ。私のギルドとシンゲンの
ギルド、パルちゃんにカラットとな。」
「その通りです。皆さんに僧侶の底上げに協力して頂きたく、今日はここに
参上致しました。」
「ちょっと、その前に、ベルっ!私のギルドってどういう意味だ。」
「貴様は、もう黙ってろ!」
「・・・」
「そうきたかあ。サーラちゃんも色々考えているのねえ。」
「僧侶は絶対数が足りていません。教会でスキルの底上げをして、
いずれは、有料で派遣できるようになればと思ってます。」
「いい考えだ。野武士は協力する。」
「個人的に貴様とは、馬が合わないが、聖騎士団として協力しよう。」
「・・・。」
「ありがとうございます。お二人のギルドは、いずれ名のあるギルドに
なるでしょうから頼もしいかぎりです。」
「一個人として出来る限り協力するわ。」
「ありがとうございます。」
「我々にしては、珍しく実のある会合だったな。」
「そうですね。」
こうして、かつての戦友達の会合は終わった。
ただ一人、隅っこでいじけてた男が居たのは言うまでもない。
β版のラスボス的存在のドラゴンに、
華麗に双剣乱舞で攻撃してる女性がいた。
「ベル防御を固めろっ!」
「うるさいっ!」
ギルバルトの指示に対してベルラインが言った。
「サーラ、パルコに回復とベルに補助をっ!」
「話掛けないで下さい。」
「シンゲン足止め終わったら、尻尾切りにっ!」
「わかった」
「尻尾切れました。」
シンゲンが動く前に、すでにカラットがドラゴンの尻尾を斬っていた。
「・・・。」
ギルバルト達は、いつもの6人PTで、βのラスボスに
挑んでいた。
正式サービスの1ヶ月前である。
「パルちゃん私の後ろにっ」
ベルラインがパルコに声を掛ける。
「ちっ 命拾いしたなあ。トカゲめっ!」
そう言って、攻撃を中断し、ベルラインの後ろへと退避する。
「シンゲン、カラット、俺の後ろに」
シンゲンは、ギルバルトの言葉に従い後ろに退避する。
カラットは無視して、そのまま攻撃を続けた。
ドラゴンは咆哮し、全方位の炎のブレスを吐いた。
カラットは、さらっと死角にまわり、そこでもひたすら連打を
くりだしていた。
「よし、攻撃っ!」
ギルバルトの指示にパルコとシンゲンが突撃した。
ベルラインは防御を固め、サーラントは全員の回復と補助に
全力を尽くした。
「ぐおおおおおおおっ。」
そうしてドラゴンは断末魔をあげた。
「これでβでやる事は一通り終わったな。」
「そうですね。それでは私は。」
「ちょっと待てサーラ。」
「何ですか?話掛けないで下さい。それでは。」
「・・・」
ギルバルトは何も言えずただ見送るだけだった。
「私も落ちさせてもらう。」
そう言ってベルラインが。
「僕は野良ってきますね。」
そして、カラットも。
「本当、このPtは変わり者ばっかりよね。」
「「お前が言うなっ!」」
心の中で、ギルバルトとシンゲンは思った。
「正式サービスが始まったら、二人はどうする?」
「私は続けるつもり。」
「俺も。」
「そうか。名刺は引き継げるらしいから、正式版でも
宜しくな。」
「名刺くらいしか引き継げないから、キャラ変える人も
いるんじゃないの?」
「俺は変えるつもりはない。シンゲンも変えないだろ?」
「ああ。」
「私は、どうしよっかなあ。」
「変えたいのか?」
「だって一部で狂乱とか呼ばれてるでしょ?
イメチェンも含めて、キャラも変えてみようかなあなんて。」
「「それはキャラのせいじゃないっ!」」
口が裂けても言えない二人だった。
「でも、サーラちゃんは辞めちゃうかうもね。」
「まあ、それも仕方ない。」
「蘇生魔法がないRPGって、あんまりないわよね?」
「まるっきり無いってわけじゃあないけどなあ。
そのせいで僧侶が他のゲーム以上に少ないってのは、あるな。」
「正式になったら、今以上にきつくなる。」
「正直、サーラが居なかったら、β版のボスまでこれたかどうかも
わからんしなあ。」
「口は悪いが一流だ。」
「β終わるまでには、感謝の言葉でも伝えておくか。」
「辞めといたら?ギルバルト、あなた嫌われてるわよ。」
「ぐっ・・・。」
ちょっと涙目になるギルバルト。
正式なサービスが開始した後、ギルバルトは、恐る恐る名刺を確認した。
何人かの名刺は消えていたが、いつもの5人の名刺は残っていた。
暫くして、ギルドが実装され、ギルバルトはギルドを立ち上げた。
他の5人と話がしてみたく、全員にメールを送信した。
【冒険の時だけ、誘ってください】
カラットからの返事は、予想通りだった。
「ベルもサーラも来ないだろうな。」
返事すらないのは、いつものことだ。
待ち合わせ場所は、聖騎士団のギルドルームにした。
一応、4人を一時的に入室許可に設定しておいた。
ギルドルームで、ギルバルトが待ってると、まさかの4人が集合した。
「ベルとサーラが来てくれるとは思わなかったよ。」
「だまれ!」
「話掛けないで下さい。」
「・・・」
「それで今日は、どういった集まりなの?」
パルコが聞いてきた。
「ご覧の通り、ギルドを立ち上げたんでな。皆の近況がしりたくて。」
「貴様に教える事はない。」
「キモチ悪い、ストーカーですか?」
「・・・」
「カラット君は?」
「冒険だけ、呼んでくれと・・・。」
「相変わらずね。」
「で、皆の近況を出来たらでいいんで教えてくれ。決してストーカー的な
意味じゃないんで。」
「ギルドを立ち上げた。」
シンゲンが言った。
「「「えっ」」」
サーラント以外の3人が驚いた。
「奇遇ですね。私も立ち上げました。」
「「「「ええええええええええっ」」」」
【いやいやいや、お前は人間的に無理だよ。向いてないよ】
ギルバルトの心の叫びは、他の3人も同様だった。
「武士の集団を作りたくて「野武士」って名前にした。」
「ストレートだなあ。でもお前らしい。」
「うむ。」
「私は「眠れぬ教会」ってギルドです。」
【どうしたコイツ。今日はやけにコミニュケーションが・・・】
「何か?」
「い、いや、意外だなあと思って。」
「ふんっ」
サーラントはそっぽを向いた。
「パルコとベルは?」
「私は、フリーかな。暫くは、のんびりやるわ。」
「そうか、行く所なけりゃあ、うちが拾ってやるぞ。」
「あら、作ったばかりの弱小ギルドが生意気ねえ。」
「実装されたばかりだろ。何処も弱小だっ」
「私は副GMだ。」
ベルラインが言った。
「ベルちゃんなら、GMでも副GMでも向いてるわね。」
「そ、そうかあ?男はついて来ないと思うぞ。」
「黙れっ!」
「へえ、ベルを受け入れるなんてギルドがあったんですの?」
サーラントが言った。
「「「むしろ、お前の方が心配だ。」」」
パルコ、ギルバルト、シンゲンの3人の心の声が重なった。
「ふんっ。サーラ、貴様のGMよりも、よっぽどマシだ。
私がGMをやってもいいが、軟弱な男共はついてこれんだろ。」
「ほー、ベルも考えてるんだな。で、何処のギルドだ?」
感心して、ギルバルトは聞いた。
「ここのだ。」
「へ?」
「ここだと言っているだろう。」
「いや、うちのギルドって、ベルは加入すらしてないだろ?」
「今決めた。」
「・・・。」
「ギルドというものに特に興味は無かったが、このギルドルームを見て
欲しくなった。」
「あらら、ギルバルト乗っ取られるみたいよ?」
「ふ、ふざけるなっ!俺のギルドだぞ。」
「だから、副GMだと言っているだろう。馬鹿か貴様は?」
「・・・」
困ったギルバルトは、シンゲンの方を見て助けを求めた。
「う、うちは武士のギルドだ。」
更に困ったギルバルトは、サーラントの方を見て助けを求めた。
「気持ち悪い。こっち見ないでくれます。」
ギルバルトは、大ダメージを受けて、傷ついた。
「サーラちゃんの所は、どんなギルドなの?」
パルコが聞いた。どうせ答えなんて返ってこないだろうと思いながら
「名前から見て頂くとわかると思いますが?」
「僧侶だけのギルドってこと?」
「そうです。私は、運営のシステムの為に虐げられる僧侶を救う事にしました。」
「「「・・・」」」
「珍しくいい心がけだな。貴様がここにいる理由がわかった。」
「さすが話が、早いですね。ベル。」
「どういうことだ、ベル?」
「コイツは、我々に協力して欲しいと言う事だ。私のギルドとシンゲンの
ギルド、パルちゃんにカラットとな。」
「その通りです。皆さんに僧侶の底上げに協力して頂きたく、今日はここに
参上致しました。」
「ちょっと、その前に、ベルっ!私のギルドってどういう意味だ。」
「貴様は、もう黙ってろ!」
「・・・」
「そうきたかあ。サーラちゃんも色々考えているのねえ。」
「僧侶は絶対数が足りていません。教会でスキルの底上げをして、
いずれは、有料で派遣できるようになればと思ってます。」
「いい考えだ。野武士は協力する。」
「個人的に貴様とは、馬が合わないが、聖騎士団として協力しよう。」
「・・・。」
「ありがとうございます。お二人のギルドは、いずれ名のあるギルドに
なるでしょうから頼もしいかぎりです。」
「一個人として出来る限り協力するわ。」
「ありがとうございます。」
「我々にしては、珍しく実のある会合だったな。」
「そうですね。」
こうして、かつての戦友達の会合は終わった。
ただ一人、隅っこでいじけてた男が居たのは言うまでもない。
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