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番外編
7:とある出張した日 おまけ
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今回ここへ来ることになった事件の話や彼が何を見たのか
詳しいことは何も分からないまま食事を終えて。
さあお次はとなった所でもうそろそろ良い時間。明日が休みなら
良かったけれどまだ出張先で仕事も残っていて。
お店を変えたのもあるしこのままお別れも十分ありえる。
「君の宿泊先まで送るよ」
「要らないです。そんな酔ってないしすぐ帰れます。
それより創真さんこそ態々来てくれたんだし帰ったほうが」
「私は問題ない。でも君はちゃんと玄関まで送り届けないと」
「本当に大丈夫」
だって用意してもらったビジネスホテル年季が入ってて雰囲気抜群。
要するにボロい。同じ出張利用のオジサンが目につく。タバコぷかぷか。
そんな所に帰る自分を見られたくない、乙女心。
もともと出張に行く予定の人は中年のオジサマだった。
だから恐らくは意地悪で選んだわけじゃないと思う。
「誰か部屋で待っているとか?」
「まさか。そんな小賢しい事はしませんって。
ただ、ここでお別れしておいたほうがお互いに良いなって」
相手は気に入らない様子で難しい顔をするばかりで動かない。
心を覗かれたら即バレるけど彼は多分しないだろう。
「……わかった」
「じゃあまた明日」
「私も君と同じホテルに泊まる」
「は?!」
何で貴方までボロいビジネスホテルに来ますか?
このまま別れたってどうせ明日の夕方にはマンションで会える。
広くて綺麗で新しい心地よい場所で。
「何か問題があるのかな」
「あります!……あ、いえ。わ、私だって出張くらい出来ますっ。
そんなに信頼がないんですか?ちゃんとお仕事を終えて帰りますから」
「君はわが社の社員なのだから他所でも完璧に働いてもらうのは当然だ。
そこは信頼しているよ。君ももう弱音を吐くばかりの新人ではないのだし」
「じゃあ解散ということで。タクシー呼びます」
「……君に拒まれては何も出来ない。わかった。帰る」
珍しくシュンとして落ち込んだ顔をして背を向ける社長。
物凄く悪いことをしている気がしてきてタクシーを呼び止めたものの。
「……そ、…創真さんも…来ます?」
見栄を張りたい乙女心は脆くも崩れ去るのだった。
「ふむ。なるほど」
「……」
目的地に到着して、宿泊施設を一瞥してご納得した様子。
こっちは恥ずかしくてうつむくしか出来ない。
「受付をしてくるから少し待っていてくれるかな」
「創真さんはやっぱり別の…あっちの」
「問題無いよ」
ぴしっと高級スーツで俳優みたいな顔した男が宿泊する場所じゃない。
一泊何万もするようなラグジュアリーホテルに泊まる雰囲気の人なのに。
受付の人も若干戸惑いながらも部屋を用意した。その間行き交う客に
チラチラと見られていたのも居た堪れない。
私のせいじゃないです。でも、私のせいでもあるんだよな。
「……創真さんのお部屋は何階?」
「君の隣にしてもらった」
「え。私部屋番号言いましたっけ…」
「さあどうだったかな」
鍵を持って一緒にエレベーターを上がる。これもまた年季が入ってて
先程降りてきた客のお酒や誰かのタバコの匂いがする。便利な場所で
お金はとっても安いしセキュリティもそれなりに厳重?で。
眠れるだけだから重宝されるんだろうけど。
「な、なんですか創真さん。ご自分の部屋へどうぞ」
「君の部屋で少し休憩したいと思って」
「まさかまだ疑ってる?」
部屋で誰かと待ち合わせ。そんな暇ないって。
でも真面目な顔で私の後ろにずっと居るから仕方なくドアをあける。
誰もいないと分かってるのに何だかちょっと緊張してしまった。
「君の荷物も私の部屋に置いて来よう。明日の朝にバタバタしないですむ」
「ありがとうございます」
何もない部屋に安心したのか荷物を持って一旦自分の部屋へ戻り。
恐らくすぐにここへ戻ってくると思う。
その間にスマホでメールチェック。
上司に電話は夕方の時点でしてあるから特にメールや電話はなし。
だけど。
「先輩に気遣ってもらって嬉しいかい?」
「……創真さん入る時はノックくらいしてほしいな」
「したけど?」
一瀬さんから初めての出張についてのからかい半分のメールが来ていた。
恐らくは大丈夫かと気遣ってくれているんだろうけど。素早く返信した所に
後ろからそれはもう低い声で聞かれて。体がビクンとはねた。
「あとメールを察知するの早すぎです」
「君の雰囲気で予想しただけだよ。何も力は使ってない」
「なるほど」
「咲子」
「どうぞお先にお風呂…と言っても狭いからシャワーかな。
使って下さい。私は後で良いので」
「そうしよう」
凄く何か言いたそうな顔をしているが押し殺し。
シャワーを浴びて出てきた所で交代して自分もシャワーで済ませ。
女性用のものなど置いてないのは分かってたのでコンビニで買った
化粧水などを利用。
「創真さんの浴衣姿はもっと違うのが良かったなぁ」
自分はパジャマ持参だったけど彼は予定にない宿泊だったから
ホテルの、なんならさっきビール買いに出てきたオジサンと同じ浴衣。
今でも置いてあるんだな。と思いくらい古い印象。
「……」
「創真さん?」
ベッドに座ってテレビを見ていた彼の隣に座り自分も同じように見る。
画面にはニュース速報を早口で読むキャスター。
「連続放火魔だったのか」
「今日捕まったんですね。良かった……、え。もしかして」
彼が禁忌して移動したあの店に居たのって。もしかして?
「あの店に食事で来ていたと思いたいね」
「巻き込まれてたかもしれないんですね。怖い」
「さっき刑事から電話がかかってきた。また宜しくだって」
「創真さんが伝えたから捕まったんですよね。それは良いことだけど。
本来見なくてもいいものを見せられる貴方が心配」
「深淵を覗く気はない。これでも人間でありたいからね」
苦笑する彼にこちらも笑って見せる。面白いわけじゃないけど。
「これからも素敵なわが社の社長でいてください」
「努力は怠らない。今はこんな丈の合わない薄っぺらい布一枚だけど」
「そんな動かないでください色々と見えちゃう」
「さて。事件も収まったようだし安心して寝よう。明日も仕事だ」
「同じベッドで眠るつもりですか」
部屋取っておいて荷物置き場にするとは。さすが社長。
部屋の電気を消して真っ暗な中。もぞもぞベッドで動く体。
着物なんてあっという間にはだけて朝には裸になってるのに。
それもこんな狭い一人用のベッドでくっつき合って。
彼女のセクシーショットだけでお預けされる男の気持ち。
「今日は仕事に事件に疲れたよ。おやすみ」
「……事件おこしちゃうぞ」
「用意がないから駄目。君も寝なさい」
「はぁい」
「せっかくだから明日帰る前に支社に顔を出そうかな」
「あの。私が出張の度に毎回来るのは駄目ですからね。
社員同士の付き合いとかも出てくるし、まず変に思われるし」
「おやすみ」
「……おやすみなさい」
社長に心配されるのはそれほど嫌じゃないけど。
出張はできるだけしない方向に持っていくしか無いな。と思った。
終わり
詳しいことは何も分からないまま食事を終えて。
さあお次はとなった所でもうそろそろ良い時間。明日が休みなら
良かったけれどまだ出張先で仕事も残っていて。
お店を変えたのもあるしこのままお別れも十分ありえる。
「君の宿泊先まで送るよ」
「要らないです。そんな酔ってないしすぐ帰れます。
それより創真さんこそ態々来てくれたんだし帰ったほうが」
「私は問題ない。でも君はちゃんと玄関まで送り届けないと」
「本当に大丈夫」
だって用意してもらったビジネスホテル年季が入ってて雰囲気抜群。
要するにボロい。同じ出張利用のオジサンが目につく。タバコぷかぷか。
そんな所に帰る自分を見られたくない、乙女心。
もともと出張に行く予定の人は中年のオジサマだった。
だから恐らくは意地悪で選んだわけじゃないと思う。
「誰か部屋で待っているとか?」
「まさか。そんな小賢しい事はしませんって。
ただ、ここでお別れしておいたほうがお互いに良いなって」
相手は気に入らない様子で難しい顔をするばかりで動かない。
心を覗かれたら即バレるけど彼は多分しないだろう。
「……わかった」
「じゃあまた明日」
「私も君と同じホテルに泊まる」
「は?!」
何で貴方までボロいビジネスホテルに来ますか?
このまま別れたってどうせ明日の夕方にはマンションで会える。
広くて綺麗で新しい心地よい場所で。
「何か問題があるのかな」
「あります!……あ、いえ。わ、私だって出張くらい出来ますっ。
そんなに信頼がないんですか?ちゃんとお仕事を終えて帰りますから」
「君はわが社の社員なのだから他所でも完璧に働いてもらうのは当然だ。
そこは信頼しているよ。君ももう弱音を吐くばかりの新人ではないのだし」
「じゃあ解散ということで。タクシー呼びます」
「……君に拒まれては何も出来ない。わかった。帰る」
珍しくシュンとして落ち込んだ顔をして背を向ける社長。
物凄く悪いことをしている気がしてきてタクシーを呼び止めたものの。
「……そ、…創真さんも…来ます?」
見栄を張りたい乙女心は脆くも崩れ去るのだった。
「ふむ。なるほど」
「……」
目的地に到着して、宿泊施設を一瞥してご納得した様子。
こっちは恥ずかしくてうつむくしか出来ない。
「受付をしてくるから少し待っていてくれるかな」
「創真さんはやっぱり別の…あっちの」
「問題無いよ」
ぴしっと高級スーツで俳優みたいな顔した男が宿泊する場所じゃない。
一泊何万もするようなラグジュアリーホテルに泊まる雰囲気の人なのに。
受付の人も若干戸惑いながらも部屋を用意した。その間行き交う客に
チラチラと見られていたのも居た堪れない。
私のせいじゃないです。でも、私のせいでもあるんだよな。
「……創真さんのお部屋は何階?」
「君の隣にしてもらった」
「え。私部屋番号言いましたっけ…」
「さあどうだったかな」
鍵を持って一緒にエレベーターを上がる。これもまた年季が入ってて
先程降りてきた客のお酒や誰かのタバコの匂いがする。便利な場所で
お金はとっても安いしセキュリティもそれなりに厳重?で。
眠れるだけだから重宝されるんだろうけど。
「な、なんですか創真さん。ご自分の部屋へどうぞ」
「君の部屋で少し休憩したいと思って」
「まさかまだ疑ってる?」
部屋で誰かと待ち合わせ。そんな暇ないって。
でも真面目な顔で私の後ろにずっと居るから仕方なくドアをあける。
誰もいないと分かってるのに何だかちょっと緊張してしまった。
「君の荷物も私の部屋に置いて来よう。明日の朝にバタバタしないですむ」
「ありがとうございます」
何もない部屋に安心したのか荷物を持って一旦自分の部屋へ戻り。
恐らくすぐにここへ戻ってくると思う。
その間にスマホでメールチェック。
上司に電話は夕方の時点でしてあるから特にメールや電話はなし。
だけど。
「先輩に気遣ってもらって嬉しいかい?」
「……創真さん入る時はノックくらいしてほしいな」
「したけど?」
一瀬さんから初めての出張についてのからかい半分のメールが来ていた。
恐らくは大丈夫かと気遣ってくれているんだろうけど。素早く返信した所に
後ろからそれはもう低い声で聞かれて。体がビクンとはねた。
「あとメールを察知するの早すぎです」
「君の雰囲気で予想しただけだよ。何も力は使ってない」
「なるほど」
「咲子」
「どうぞお先にお風呂…と言っても狭いからシャワーかな。
使って下さい。私は後で良いので」
「そうしよう」
凄く何か言いたそうな顔をしているが押し殺し。
シャワーを浴びて出てきた所で交代して自分もシャワーで済ませ。
女性用のものなど置いてないのは分かってたのでコンビニで買った
化粧水などを利用。
「創真さんの浴衣姿はもっと違うのが良かったなぁ」
自分はパジャマ持参だったけど彼は予定にない宿泊だったから
ホテルの、なんならさっきビール買いに出てきたオジサンと同じ浴衣。
今でも置いてあるんだな。と思いくらい古い印象。
「……」
「創真さん?」
ベッドに座ってテレビを見ていた彼の隣に座り自分も同じように見る。
画面にはニュース速報を早口で読むキャスター。
「連続放火魔だったのか」
「今日捕まったんですね。良かった……、え。もしかして」
彼が禁忌して移動したあの店に居たのって。もしかして?
「あの店に食事で来ていたと思いたいね」
「巻き込まれてたかもしれないんですね。怖い」
「さっき刑事から電話がかかってきた。また宜しくだって」
「創真さんが伝えたから捕まったんですよね。それは良いことだけど。
本来見なくてもいいものを見せられる貴方が心配」
「深淵を覗く気はない。これでも人間でありたいからね」
苦笑する彼にこちらも笑って見せる。面白いわけじゃないけど。
「これからも素敵なわが社の社長でいてください」
「努力は怠らない。今はこんな丈の合わない薄っぺらい布一枚だけど」
「そんな動かないでください色々と見えちゃう」
「さて。事件も収まったようだし安心して寝よう。明日も仕事だ」
「同じベッドで眠るつもりですか」
部屋取っておいて荷物置き場にするとは。さすが社長。
部屋の電気を消して真っ暗な中。もぞもぞベッドで動く体。
着物なんてあっという間にはだけて朝には裸になってるのに。
それもこんな狭い一人用のベッドでくっつき合って。
彼女のセクシーショットだけでお預けされる男の気持ち。
「今日は仕事に事件に疲れたよ。おやすみ」
「……事件おこしちゃうぞ」
「用意がないから駄目。君も寝なさい」
「はぁい」
「せっかくだから明日帰る前に支社に顔を出そうかな」
「あの。私が出張の度に毎回来るのは駄目ですからね。
社員同士の付き合いとかも出てくるし、まず変に思われるし」
「おやすみ」
「……おやすみなさい」
社長に心配されるのはそれほど嫌じゃないけど。
出張はできるだけしない方向に持っていくしか無いな。と思った。
終わり
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