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拒絶
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「どうぞ、先輩。あっ、宜しければ何か作りますよ?」
「あ、ありがとうございます藤島さん。ですが、食事はもう済ませていますので、どうぞお構いなく」
「……そうですか」
居室にて、差し出してくれたマグカップを受け取り感謝を告げる。中身はホットココア……うん、すっごく暖まる。
ただ、それにしても……断っちゃったのまずかったかな? 実際、食事は済ませているし一応気を遣ったつもりなんだけど……心做しか、少しがっかりしたような表情で。
……ところで、それはそれとして――
「――おや、冬樹先輩。私のお部屋に興味津々ですかぁ?」
「あっ、すみませんその――」
「ふふっ、良いんですよ? むしろ、是非とも隅から隅までチェックして、私の全てを丸裸にして頂けたらと」
「なんか語弊がありません!?」
そう、あからさまに揶揄うような笑顔で告げる藤島さん。……いや、語弊でもないのかもしれないけど……それにしても、もう少しマイルドな表現はなかったものかとは思ってしまうわけで。……まあ、多分わざとだろうけども。
……ところで、失礼ながら興味深く彼女の部屋を見渡していたのは、一応の理由があって――
「……少し、似てますよね? 先輩のお部屋に」
「……へっ? あっ、はい」
「……気持ち悪いと思われるのは嫌なので、一応お伝えしておきますが……別に、真似をしたわけではありませんよ? 私自身、先輩のお部屋に初めてお邪魔した際、少し驚いたくらいですし。あっ、なんか私の部屋に似てるなぁって」
「あっ、いえ全く以てそのような疑いなど――」
「……それで、なんだかすっごく嬉しくなっちゃったんです。やっぱり、私達は似たような感性なのかなって」
「……そっ、そうですか」
そう、本当に嬉しそうな笑顔で話す藤島さん。……うん、なんだかすっごく恥ずかしくて……なんだか、凄く嬉しい。……えっと、僕も言った方が良かったかな?
「……なるほど、冬樹先輩は醤油派でしたか。今の今まで、健やかなる時も病める時も共に支え合い生きてきた私達ではありますが……よもや、ここで袂を分かつこととなろうとは」
「……いや、むしろその発言がよもやなんですけど」
そう、どうしてか……本当にどうしてか、随分と深刻な表情でそんなことを告げる藤島さん。何の話かというと――目玉焼きには何をかけるかという、きっと誰もが一度は交わしたあの定番の……いや、それにしてもこのタイミングで絶縁宣言されるとは。それも、随分と仰々しい前置きの後で。……あっ、ちなみに藤島さんはソース派だそうです。
ともあれ、そんな馬鹿みたいなやり取りを交わすこと約30分。今更ながら、本来壊滅的コミュ障の僕が帰り道に続いてこんなにも会話が続くのは、偏に藤島さんの功績に他ならない。……うん、ほんとにいつもありがとう。
「……さて、まだまだ話し足りない感じはありますが、時間も時間ですし流石にそろそろ寝ないとですよね。すみませんが、湯船は張っていないので先輩もシャワーだけで良いですか?」
「……へっ? あっ、はいもちろんです」
「良かった。それでは、お先にどうぞ」
すると、会話が一段落した辺りでそう問い掛ける藤島さん。……いや、思わず返答したものの……そもそも、藤島さんは僕が浴室を使うことに抵抗とかないのかな? それも、僕が先で良いの――
「……それとも、一緒に入ります?」
「…………へっ? いえ駄目です絶対に入りません!」
「……いや、そこまで否定されると流石に傷付くのですが」
「あっ、いえ、その……申し訳ありません!」
「あっ、ちょっと待――」
少し俯いて呟く藤島さんへそう言い残し、そそくさと浴室へと向かう僕。……いや、もちろん冗談だろうけども……うん、ほんと心臓に悪い。
でも……それにしたって、もう少し言い方があったよね。いくら僕なんかでも、あんなにはっきり拒絶されてしまったら流石に……うん、ごめんなさい藤島さん。
それから、互いに烏の行水の如くさっと入浴を済ませ就寝へ。……ところで、僕は元々シャワーだけで軽く済ます方だけど……藤島さんはどうなのだろう? もしかすると、気を遣って早く済ませてくれた可能性も……うん、だとしたら申し訳ない。
ちらと、棚の隅にある置き時計に目を遣ると時刻は23時47分。授業に支障を来すのではと心配したけど、幸い明日は午後からなので然したる影響もないというので少し安堵した。まあ、それにしたって学業と仕事をきちんと両立しているのは、僕なんかから見ると本当に凄いと思うけども。
ともあれ、各々布団を敷き就寝準備をする僕ら。僕の部屋同様、ベッドは置いていない。ただ、僕もそうだけど、これは恐らく好みというよりスペース的な事情に起因するのだろう。ベッドってわりと場所取るからね。
それから、おやすみなさいと互いに告げ消灯。藤島さんに背を向ける形で横向きになり、そっと目を瞑り瞼を閉じて――
……うん、寝れない。いや、まだ数分しか経過していないのだろうけど……それでも、このまま朝まで眠れないのではないかという抑え難い緊張で早鐘が――
「………………へっ?」
刹那、呼吸が止まる。そして、何が起きたか理解するやいなや、さっと身体を起こし振り返る。――どうしてか、目と鼻の先で僕の瞳をじっと見つめる藤島さんの方へと。
「……あの……藤島さん?」
「その……出来れば、先輩と一緒に寝たいなって。……嫌、ですか?」
「えっと、その……嫌、と言うより……」
予想だにしない藤島さんの言動に、半ばパニックに陥る僕。一応、説明すると――抑え難い緊張の最中《さなか》、ふと背中に柔らかな感触が……そして、さっと起き上がり振り返ると、どうしてか僕側の布団で横向きになり、こちらをじっと見つめる藤島さんの姿があって。
……まあ、予想だにしないとは言ったものの、今日はそんなことばっかりなんだけど。……ただ、それはともあれ――
「……あの、流石にそれは――っ!?」
流石にそれは――そう、やんわり断ろうとしたところで不意に途切れる。そっと僕に寄せた、彼女の華奢な身体が……今度は、手だけでなく身体全体が小刻みに震えていたから。
「……冬樹、先輩……私……」
「……藤島、さん……」
そう、ポツリと声を洩らす藤島さん。僕の胸に顔を埋めているため、その表情は窺い知れない。それでも――
「……先、輩……」
そんな呟きと共に、僕のシャツを掴む力がより強くなる。そして、それに呼応するようにいっそう身体の震えも――
……ここで、断るのはきっと容易い。流石に、それは駄目です――そう、一言伝えれば良いだけだから。
だけど……今、それをしたらどうなる? 今、ここで彼女を拒絶してしまえば……きっと、辛うじて保っていた精神が音を立て崩壊してしまう……誇張でも何でもなく、そんな直観が電流の如く駆け巡り――
「――っ!? ……ふふっ」
すると、息を呑むような微音の後、安堵のような声を洩らす藤島さん。そして、安堵を裏付けるように、身体の震えもピタリと収まっていて。今はすっかり暗闇に紛れた、鮮やかな栗色の髪をそっと撫でたから……だと思う。
「……冬樹、先輩……」
「……藤島さん」
その後、ほどなくして僕の胸から顔を離す藤島さん。そして、じっと上目遣いで再び僕を見つめた後、そっと瞼を閉じる。それが、いったい何を意味しているか……如何に経験皆無な僕といえど、流石に察せられないはずもなく。
暗闇の中にあっても、決して色褪せぬその美貌。そんな彼女を前に、沸々と湧き上がる罪悪感に蓋をして――そっと、唇を重ねた。
「あ、ありがとうございます藤島さん。ですが、食事はもう済ませていますので、どうぞお構いなく」
「……そうですか」
居室にて、差し出してくれたマグカップを受け取り感謝を告げる。中身はホットココア……うん、すっごく暖まる。
ただ、それにしても……断っちゃったのまずかったかな? 実際、食事は済ませているし一応気を遣ったつもりなんだけど……心做しか、少しがっかりしたような表情で。
……ところで、それはそれとして――
「――おや、冬樹先輩。私のお部屋に興味津々ですかぁ?」
「あっ、すみませんその――」
「ふふっ、良いんですよ? むしろ、是非とも隅から隅までチェックして、私の全てを丸裸にして頂けたらと」
「なんか語弊がありません!?」
そう、あからさまに揶揄うような笑顔で告げる藤島さん。……いや、語弊でもないのかもしれないけど……それにしても、もう少しマイルドな表現はなかったものかとは思ってしまうわけで。……まあ、多分わざとだろうけども。
……ところで、失礼ながら興味深く彼女の部屋を見渡していたのは、一応の理由があって――
「……少し、似てますよね? 先輩のお部屋に」
「……へっ? あっ、はい」
「……気持ち悪いと思われるのは嫌なので、一応お伝えしておきますが……別に、真似をしたわけではありませんよ? 私自身、先輩のお部屋に初めてお邪魔した際、少し驚いたくらいですし。あっ、なんか私の部屋に似てるなぁって」
「あっ、いえ全く以てそのような疑いなど――」
「……それで、なんだかすっごく嬉しくなっちゃったんです。やっぱり、私達は似たような感性なのかなって」
「……そっ、そうですか」
そう、本当に嬉しそうな笑顔で話す藤島さん。……うん、なんだかすっごく恥ずかしくて……なんだか、凄く嬉しい。……えっと、僕も言った方が良かったかな?
「……なるほど、冬樹先輩は醤油派でしたか。今の今まで、健やかなる時も病める時も共に支え合い生きてきた私達ではありますが……よもや、ここで袂を分かつこととなろうとは」
「……いや、むしろその発言がよもやなんですけど」
そう、どうしてか……本当にどうしてか、随分と深刻な表情でそんなことを告げる藤島さん。何の話かというと――目玉焼きには何をかけるかという、きっと誰もが一度は交わしたあの定番の……いや、それにしてもこのタイミングで絶縁宣言されるとは。それも、随分と仰々しい前置きの後で。……あっ、ちなみに藤島さんはソース派だそうです。
ともあれ、そんな馬鹿みたいなやり取りを交わすこと約30分。今更ながら、本来壊滅的コミュ障の僕が帰り道に続いてこんなにも会話が続くのは、偏に藤島さんの功績に他ならない。……うん、ほんとにいつもありがとう。
「……さて、まだまだ話し足りない感じはありますが、時間も時間ですし流石にそろそろ寝ないとですよね。すみませんが、湯船は張っていないので先輩もシャワーだけで良いですか?」
「……へっ? あっ、はいもちろんです」
「良かった。それでは、お先にどうぞ」
すると、会話が一段落した辺りでそう問い掛ける藤島さん。……いや、思わず返答したものの……そもそも、藤島さんは僕が浴室を使うことに抵抗とかないのかな? それも、僕が先で良いの――
「……それとも、一緒に入ります?」
「…………へっ? いえ駄目です絶対に入りません!」
「……いや、そこまで否定されると流石に傷付くのですが」
「あっ、いえ、その……申し訳ありません!」
「あっ、ちょっと待――」
少し俯いて呟く藤島さんへそう言い残し、そそくさと浴室へと向かう僕。……いや、もちろん冗談だろうけども……うん、ほんと心臓に悪い。
でも……それにしたって、もう少し言い方があったよね。いくら僕なんかでも、あんなにはっきり拒絶されてしまったら流石に……うん、ごめんなさい藤島さん。
それから、互いに烏の行水の如くさっと入浴を済ませ就寝へ。……ところで、僕は元々シャワーだけで軽く済ます方だけど……藤島さんはどうなのだろう? もしかすると、気を遣って早く済ませてくれた可能性も……うん、だとしたら申し訳ない。
ちらと、棚の隅にある置き時計に目を遣ると時刻は23時47分。授業に支障を来すのではと心配したけど、幸い明日は午後からなので然したる影響もないというので少し安堵した。まあ、それにしたって学業と仕事をきちんと両立しているのは、僕なんかから見ると本当に凄いと思うけども。
ともあれ、各々布団を敷き就寝準備をする僕ら。僕の部屋同様、ベッドは置いていない。ただ、僕もそうだけど、これは恐らく好みというよりスペース的な事情に起因するのだろう。ベッドってわりと場所取るからね。
それから、おやすみなさいと互いに告げ消灯。藤島さんに背を向ける形で横向きになり、そっと目を瞑り瞼を閉じて――
……うん、寝れない。いや、まだ数分しか経過していないのだろうけど……それでも、このまま朝まで眠れないのではないかという抑え難い緊張で早鐘が――
「………………へっ?」
刹那、呼吸が止まる。そして、何が起きたか理解するやいなや、さっと身体を起こし振り返る。――どうしてか、目と鼻の先で僕の瞳をじっと見つめる藤島さんの方へと。
「……あの……藤島さん?」
「その……出来れば、先輩と一緒に寝たいなって。……嫌、ですか?」
「えっと、その……嫌、と言うより……」
予想だにしない藤島さんの言動に、半ばパニックに陥る僕。一応、説明すると――抑え難い緊張の最中《さなか》、ふと背中に柔らかな感触が……そして、さっと起き上がり振り返ると、どうしてか僕側の布団で横向きになり、こちらをじっと見つめる藤島さんの姿があって。
……まあ、予想だにしないとは言ったものの、今日はそんなことばっかりなんだけど。……ただ、それはともあれ――
「……あの、流石にそれは――っ!?」
流石にそれは――そう、やんわり断ろうとしたところで不意に途切れる。そっと僕に寄せた、彼女の華奢な身体が……今度は、手だけでなく身体全体が小刻みに震えていたから。
「……冬樹、先輩……私……」
「……藤島、さん……」
そう、ポツリと声を洩らす藤島さん。僕の胸に顔を埋めているため、その表情は窺い知れない。それでも――
「……先、輩……」
そんな呟きと共に、僕のシャツを掴む力がより強くなる。そして、それに呼応するようにいっそう身体の震えも――
……ここで、断るのはきっと容易い。流石に、それは駄目です――そう、一言伝えれば良いだけだから。
だけど……今、それをしたらどうなる? 今、ここで彼女を拒絶してしまえば……きっと、辛うじて保っていた精神が音を立て崩壊してしまう……誇張でも何でもなく、そんな直観が電流の如く駆け巡り――
「――っ!? ……ふふっ」
すると、息を呑むような微音の後、安堵のような声を洩らす藤島さん。そして、安堵を裏付けるように、身体の震えもピタリと収まっていて。今はすっかり暗闇に紛れた、鮮やかな栗色の髪をそっと撫でたから……だと思う。
「……冬樹、先輩……」
「……藤島さん」
その後、ほどなくして僕の胸から顔を離す藤島さん。そして、じっと上目遣いで再び僕を見つめた後、そっと瞼を閉じる。それが、いったい何を意味しているか……如何に経験皆無な僕といえど、流石に察せられないはずもなく。
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