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番外1-05 初めての*
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チャージをしたのは昨日の夜が最後だ。まだ半日と経っていないというのにこの減りは異常だ。
「全快くらいにしておかないとね」
「ん……」
部屋に戻ったトコエは優しくルザをベッドに下ろしてやる。そのままいつもルザがするように覆いかぶさって、そこで頬を染める。
するすると服を脱いで裸となったルザは誘惑するようにトコエに抱きつく。ちゅっちゅとまた啄むようなキスを繰り返し、すりすりとトコエの股座をいやらしく撫で回す。
「どうしたの?」
「……なんか、性癖歪みそうだなって。あと、これどうやったら勃つの?」
ルザがそこを撫でても反応していない。そう思っていると慣れた手つきでルザはトコエの服を脱がして行く。
「トコエ、綺麗な身体だね……こんなに腹筋も割れて」
するすると肌を撫でて、うっとりとした表情でルザはトコエの胸元に口付けをする。そして自分がそうされるのを好きなように、ちゅうっと乳頭に吸い付いた。
「っ、感度とか、そのまま、なのかな……っ」
びくびくと震えてしまう身体にトコエは涙目になってしまう。ルザはそこを吸いながら手を下着の中へと忍び込ませ、ゆっくりと男根を手で扱いて行く。
「は、む……っ、あぁ、トコエの、僕の手でぴくぴくして、可愛い……」
「う……硬く、なってきた」
「僕の手で精通しちゃうね……うん、嬉しいよ」
自分もそうだったと思い出し、ルザは蕩けるような笑みを浮かべた。
「む、僕のより大きい……!」
すぐに最大まで膨らんだそれを見てルザは眉を寄せる。それはなかなかに立派なものだった。
「いじめてあげる」
「あ、こらっ、あぅっ」
ぎゅうっと根本を掴まれ、その状態でルザはそこを咥える。慣れた舌遣いで鈴口を舐めまわし、艶かしく指できつく扱かれる。精が迫り上がるのを阻害するその手に、男根は苦しげに震える。
「うぅぁっ、だめっ、ほんとに、あぁっ」
「んんっ、んぁ、はぁっ、んっ……かわいい、こんなに立派なのに、イけなくて震えて……」
じわりと自分の奥が濡れていくのを感じる。これを中に入れて思いっきり突かれたら、どれだけ気持ちがいいのだろう。
「がんばってトコエ、初めての射精は僕の口にしよう」
「あ、うっ、ルザっ、いじ、わる……っ」
「いじわるしても、愛してるよ」
再びルザは剛直を咥え、今度は口の中で扱いていく。ぐぽぐぽと音を立てながら唇で締め、頭を動かして射精を促す。舌は絶え間なく裏筋を執拗に舐めて、偶にちゅうっとキツく鈴口に吸い付いて先走りを啜った。
「は、こんなっ、あぁっ、だしたいっ、おかし、くなるっ、るざぁっ、いかせて……っ」
「んんふ、はん、んむっ」
懇願しても的確に良い場所を愛撫する口淫は止まらず、激しい快楽ともどかしさで苦しくなる。
「は、すごいっ、あっ、なにかくるっ、あぁうっ、んんぁあっ!」
恐ろしい勢いで迫り上がってくる何かに喘ぎ、トコエは激しい射精を行う。びゅるびゅると夥しい量が縛られた場所を突き抜けて遠慮することなくルザの口内に吐き出される。
「んっ、んんっ!」
粘度の高い熱いものが一気に口内を埋め、ルザの口からとろりと溢れる。必死に喉を動かすも、それは口の中に絡まってなかなか飲み込めない。
「はぁっ、あっ……」
荒い呼吸をしてぐったりとするトコエのそこにしゃぶりつき、ルザはまだぴゅっと吐き出される精を飲み込む。溢したものも全て自分の口内に収め、鈴口から残ったものを吸い出した。
残ったものはすぐには飲み込まず、味わうようにちゅくちゅくと口の中で遊ばせる。トコエの剛直に擦り付けたり、また少し口で扱きながら、数分ほどそうしてから飲み込み、そこから口を離した。
「はぁ……っ、トコエの精子、すごい濃厚だったよ……それに、まだこんなに元気で、かわいい……」
恐ろしいほどに早いその再起に、うっとりとした様子でルザは剛直を手で撫でた。何度も唇を寄せて、キスを落としたり柔く唇で食んだりする。
「……口でするときは、いつもこんな感じなの」
「え?……まぁ、教え込まれたやり方だけど、これがトコエのだと思うと、愛おしくて、ついつい熱が入っちゃったんだ」
沈んだトコエの声にルザは首を傾げる。
「気持ちよかった、かな。でもきっと、僕の中に入れる方がきもちいよ。もう中びしょびしょで、早くトコエにぐちゃぐちゃにされたい……っ」
身を乗り出してさっさと一つになろうとするルザをトコエは押さえ込む。
「トコエ……?」
「ん、今になって妬けるよ。ルザ……」
優しくその頭を撫でてやり、その口の中に指を突っ込んだ。
「わたし以外にこういうことしてたんだと思うと、ほんとに……」
「っ、トコエ……っ」
「セカクにも同じことをしたの?」
きゅんと腹が疼く。独占欲を向けられるのがこんなにも気持ちがいいなど、ずいぶんと狂ってしまったものだとルザは思った。
「ん、性別が変わって、性格も少し、変わったのかな」
「ううん、嬉しいっ、トコエ、あんまり嫉妬とかしてくれないから……」
再びルザは屹立に舌を這わせる。寄せた自身の胸に摺り合わせながら、ちゅっちゅっとそこを愛でていく。
「いっぱい、トコエにあげるね、今までの全部なかったことにするくらい、トコエのここ、誰よりも良くしてあげる」
「いや、そこまで……うぅっ」
「ふふ、僕のフェラ以外じゃ気持ちよくイけなくなるくらい、いっぱい……ね?」
じゅるじゅると先を舐りながら屹立を扱く。トコエへの愛を示すかのように夢中で屹立を愛し続けるルザに、トコエは喘ぎながら優しく名前を呼んでやる。
「は、ぁあうっ、ルザ、っ好き……」
「んんふ、っぁ、ぼくもっ、んんっ、とこえ、んむ……っ」
構わず最大限の奉仕を行うルザに対して、トコエの屹立は一切衰えることなくその口内を汚していく。二度三度、更に五度目の精を吐き出しても、尚その勢いは止まない。
「はっ、はぁっ、ほんとに……すごい、絶倫だ……っ!」
「もうお腹気持ち悪いでしょ。ルザ、休憩しよう」
ルザを抱き寄せ、トコエは優しく頭やら背中を撫でてくれる。半ば意地になって口淫をしていたルザは涙目になりながら縋り付く。
「うぅ……負けたぁ……」
「何と勝負してたんだ……」
「全快くらいにしておかないとね」
「ん……」
部屋に戻ったトコエは優しくルザをベッドに下ろしてやる。そのままいつもルザがするように覆いかぶさって、そこで頬を染める。
するすると服を脱いで裸となったルザは誘惑するようにトコエに抱きつく。ちゅっちゅとまた啄むようなキスを繰り返し、すりすりとトコエの股座をいやらしく撫で回す。
「どうしたの?」
「……なんか、性癖歪みそうだなって。あと、これどうやったら勃つの?」
ルザがそこを撫でても反応していない。そう思っていると慣れた手つきでルザはトコエの服を脱がして行く。
「トコエ、綺麗な身体だね……こんなに腹筋も割れて」
するすると肌を撫でて、うっとりとした表情でルザはトコエの胸元に口付けをする。そして自分がそうされるのを好きなように、ちゅうっと乳頭に吸い付いた。
「っ、感度とか、そのまま、なのかな……っ」
びくびくと震えてしまう身体にトコエは涙目になってしまう。ルザはそこを吸いながら手を下着の中へと忍び込ませ、ゆっくりと男根を手で扱いて行く。
「は、む……っ、あぁ、トコエの、僕の手でぴくぴくして、可愛い……」
「う……硬く、なってきた」
「僕の手で精通しちゃうね……うん、嬉しいよ」
自分もそうだったと思い出し、ルザは蕩けるような笑みを浮かべた。
「む、僕のより大きい……!」
すぐに最大まで膨らんだそれを見てルザは眉を寄せる。それはなかなかに立派なものだった。
「いじめてあげる」
「あ、こらっ、あぅっ」
ぎゅうっと根本を掴まれ、その状態でルザはそこを咥える。慣れた舌遣いで鈴口を舐めまわし、艶かしく指できつく扱かれる。精が迫り上がるのを阻害するその手に、男根は苦しげに震える。
「うぅぁっ、だめっ、ほんとに、あぁっ」
「んんっ、んぁ、はぁっ、んっ……かわいい、こんなに立派なのに、イけなくて震えて……」
じわりと自分の奥が濡れていくのを感じる。これを中に入れて思いっきり突かれたら、どれだけ気持ちがいいのだろう。
「がんばってトコエ、初めての射精は僕の口にしよう」
「あ、うっ、ルザっ、いじ、わる……っ」
「いじわるしても、愛してるよ」
再びルザは剛直を咥え、今度は口の中で扱いていく。ぐぽぐぽと音を立てながら唇で締め、頭を動かして射精を促す。舌は絶え間なく裏筋を執拗に舐めて、偶にちゅうっとキツく鈴口に吸い付いて先走りを啜った。
「は、こんなっ、あぁっ、だしたいっ、おかし、くなるっ、るざぁっ、いかせて……っ」
「んんふ、はん、んむっ」
懇願しても的確に良い場所を愛撫する口淫は止まらず、激しい快楽ともどかしさで苦しくなる。
「は、すごいっ、あっ、なにかくるっ、あぁうっ、んんぁあっ!」
恐ろしい勢いで迫り上がってくる何かに喘ぎ、トコエは激しい射精を行う。びゅるびゅると夥しい量が縛られた場所を突き抜けて遠慮することなくルザの口内に吐き出される。
「んっ、んんっ!」
粘度の高い熱いものが一気に口内を埋め、ルザの口からとろりと溢れる。必死に喉を動かすも、それは口の中に絡まってなかなか飲み込めない。
「はぁっ、あっ……」
荒い呼吸をしてぐったりとするトコエのそこにしゃぶりつき、ルザはまだぴゅっと吐き出される精を飲み込む。溢したものも全て自分の口内に収め、鈴口から残ったものを吸い出した。
残ったものはすぐには飲み込まず、味わうようにちゅくちゅくと口の中で遊ばせる。トコエの剛直に擦り付けたり、また少し口で扱きながら、数分ほどそうしてから飲み込み、そこから口を離した。
「はぁ……っ、トコエの精子、すごい濃厚だったよ……それに、まだこんなに元気で、かわいい……」
恐ろしいほどに早いその再起に、うっとりとした様子でルザは剛直を手で撫でた。何度も唇を寄せて、キスを落としたり柔く唇で食んだりする。
「……口でするときは、いつもこんな感じなの」
「え?……まぁ、教え込まれたやり方だけど、これがトコエのだと思うと、愛おしくて、ついつい熱が入っちゃったんだ」
沈んだトコエの声にルザは首を傾げる。
「気持ちよかった、かな。でもきっと、僕の中に入れる方がきもちいよ。もう中びしょびしょで、早くトコエにぐちゃぐちゃにされたい……っ」
身を乗り出してさっさと一つになろうとするルザをトコエは押さえ込む。
「トコエ……?」
「ん、今になって妬けるよ。ルザ……」
優しくその頭を撫でてやり、その口の中に指を突っ込んだ。
「わたし以外にこういうことしてたんだと思うと、ほんとに……」
「っ、トコエ……っ」
「セカクにも同じことをしたの?」
きゅんと腹が疼く。独占欲を向けられるのがこんなにも気持ちがいいなど、ずいぶんと狂ってしまったものだとルザは思った。
「ん、性別が変わって、性格も少し、変わったのかな」
「ううん、嬉しいっ、トコエ、あんまり嫉妬とかしてくれないから……」
再びルザは屹立に舌を這わせる。寄せた自身の胸に摺り合わせながら、ちゅっちゅっとそこを愛でていく。
「いっぱい、トコエにあげるね、今までの全部なかったことにするくらい、トコエのここ、誰よりも良くしてあげる」
「いや、そこまで……うぅっ」
「ふふ、僕のフェラ以外じゃ気持ちよくイけなくなるくらい、いっぱい……ね?」
じゅるじゅると先を舐りながら屹立を扱く。トコエへの愛を示すかのように夢中で屹立を愛し続けるルザに、トコエは喘ぎながら優しく名前を呼んでやる。
「は、ぁあうっ、ルザ、っ好き……」
「んんふ、っぁ、ぼくもっ、んんっ、とこえ、んむ……っ」
構わず最大限の奉仕を行うルザに対して、トコエの屹立は一切衰えることなくその口内を汚していく。二度三度、更に五度目の精を吐き出しても、尚その勢いは止まない。
「はっ、はぁっ、ほんとに……すごい、絶倫だ……っ!」
「もうお腹気持ち悪いでしょ。ルザ、休憩しよう」
ルザを抱き寄せ、トコエは優しく頭やら背中を撫でてくれる。半ば意地になって口淫をしていたルザは涙目になりながら縋り付く。
「うぅ……負けたぁ……」
「何と勝負してたんだ……」
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