【完結】美しい7人の少女達が宿命の敵と闘う!!ナオミ!貴女の出番よ!!恋愛・バトル・学園、そして別れ……『吼えろ!バーニング・エンジェルズ』

上条 樹

文字の大きさ
61 / 64
バーニング・エンジェルズ・アライブ(ヒーロー編)

覚 醒

しおりを挟む
 ミサキはゆっくりと瞳を開く。
  そして、ゆっくりカトリーナを見つめる。

「思い出したよ・・・・・・カトリーナ」ミサキは全てを悟ったような表情をしていた。その表情を確認してカトリーナは、少し微笑みを浮かべて頷いた。

「ミサキちゃん! どういうこやねん、なにが起こってんねん?」ミツミが訳が解らず、顔に怒りを込めたような表情で叫んだ。

「俺とカトリーナは、兄妹。遠い昔、気の遠くなる昔に栄えた文明の人間なのです。突然の侵略により国が滅ぼされ、王子、皇女の俺達は遺跡の中に、避難させられたのです。 そして、長い眠りの末、目覚めた。・・・・・・いや、目覚めさせられた。 その女に!」ミサキは小林を指差した。

「ハハハハ! なにを言っている、まるで私が悪いことをしたような言い方だな。 反対に感謝して欲しいものだ。 あのままでは、君達は永遠に眠り続ける運命であったかもしれないのだ!」

「小林先生。 貴方が欲しかったのは、遺跡の力。この力で世を乱すこと、人々を支配することだった。 俺は、そんな事には協力はできない!」ミサキは激しい口調で小林に言い放った。そこにカトリーナが口を挟んだ。

「お兄様、あの女に関わらないで・・・・・・今の、この世界がどうなろうと、私達には関係ありません。・・・・・・私は、お兄様の記憶が戻ればそれで、・・・・・・それでよかった」言いながらカトリーナはミサキの胸の中に飛び込み、ミサキの体を抱きしめた。

 そしてミサキの唇に唇を重ねる。

「なんや? あいつら兄妹と違うんか!」ムツミは、上空で抱き合う二人の姿を見て嫉妬するように叫んだ。

「そういえば、昔の人達は血族を守る為に、近親者で婚姻を結ぶことが珍しくなかったって聞いたことがあるわ」シオリが呟いた。

「なに!」同時に叫んだのは、ムツミとイツミであった。
 上空で、ミサキはカトリーナの両肩を掴み、体を引き離した。 そして、彼女の髪の中に優しく手櫛を差込微笑んだ。

「カトリーナ・・・・・・、俺もお前が大好きだ・・・・・・・」ミサキは優しい微笑みで語りかけた。
 
「だったら・・・・・・・」カトリーナの顔が、花のツボミが開くように明るくなった。 同時に、ムツミとイツミが歯ぎしりしている音が響く。 

「だけど、・・・・・・お前は俺の妹だ。 すまないが、それ以上それ以下の存在ではないんだ」ミサキは言い聞かせるように囁く。

「な、なぜ・・・・・・・、まさか、お兄様はあの女を!」カトリーナの表情は険しいものに変わり、暗黒のオーラに包まれたナオミの姿を睨みつけた。 黒い体に、獣のような黄色く釣りあがった目で、ナオミは獣のような雄叫びをあげる。 それは、すでに理性を無くした化け物のようであった。

「この世界に目覚めた時、俺は不安で胸を締め付けられて、自ら命を絶とうと何度も考えた・・・・・・、しかし、そんな俺を暖かく包んでくれたのが、直美さんだった。・・・・・・・彼女がいなければ、俺は今、生きていない。 今度は、俺が直美さんを助ける番なんだ!」言うとミサキはナオミであった化け物に向かって突進する。

「お兄様・・・・・・!」カトリーナの瞳から、滝のような涙が流れ落ちた。
 化け物は、ミサキに襲い掛かる。 
黒い五本の指が長い針のように変化して、ミサキの顔面に突き出される。 ミサキは顔を傾けてかわす。 しかし、完全にはかわしきれずに、頬に一筋の傷が現れる。 その傷から血が噴出す。

「どうゆう事なんや、コバヤン!」ムツミが小林に詰め寄る。

「ああ、君達にも説明が必要か・・・・・・。 もともとバーニ計画は、私の目的の為に継続してきたものだ。 君達や、お偉いさんを騙し続けるのは、苦労したがな」小林がコキコキと首の骨を鳴らす。
 そこに、シオリ、イツミ、フタバ、サツキが終結する。 
 小林の話が続く。「初めは、遺跡の中から発見した、あの少年を利用しようと目論んだが、・・・・・・岬樹君は、私に従おうとしなかった。
  今後の、障害になることも考え、抹殺しようとも考えたが、役に立つこともあるかと考えて、彼の記憶を消して普通の学生として生活させることにした。 記憶を消すまでに彼の世話役をしていたのが、直美だ」小林は何故か少し噴出すように笑った。

「年頃の男女を一緒にすると、案の定、二人は恋人のようになった。 だが、それは許されない恋だ。 岬樹君の記憶を消す時に、直美への思いも一緒に消した・・・・・・つもりだったのだが、消しきれなかったようだった。 彼の記憶には、直美は憧れの人として残っていた。 他の記憶を忘れても・・・・・・元々、私のあずかり知らぬ所で進められたバーニの二次計画でバーニとなっていた彼女の身体を解析して驚愕の事実が判明した。彼女は百戦鬼との抜群の適合率を弾きだした。 私は密かに歓喜したよ。・・・・・・・そして、私は六人のバーニ達をあるべき方向に導くために、北島を亡き者にして先導していくことにしたのだよ」小林がそこまで言ったところで、カトリーナが姿を見せた。

「この女は、ナオミの力を最大限に発揮させて、百戦鬼の最高のパートナーにする為に、私を利用したのよ。・・・・・・・兄上の記憶を人質にして・・・・・・」カトリーナは、補足するように言った。
 上空では、ミサキと化け物の戦いが続く。 それを見上げるバーニ達は、言葉をなくしていた。

「諦めろ! ナオミの体は俺のものだ! もう、元には戻らん!」百戦鬼の声が響きわたる。 ミサキは、百戦鬼の声を無視してナオミに話しかける。

「ナオミ! 思い出すんだ! 俺だ、岬樹だ! 元の君に戻ってくれ!」ミサキは化け物の攻撃を避け続けながら叫ぶ。 ナオミの体が傷つくことを恐れて彼は攻撃する事が出来ないでいた。「無駄だ! 無駄だ!」百戦鬼の叫びが聞こえる。

「私達は、そんな事の為に、・・・・・・貴方の私欲の為に、バーニに・・・・・・」シオリが悲痛な表情で呟く。他のバーニ達は、激しい表情で小林を睨みつけている。

「そうだ。 誤算だったのは、イツミが岬樹君をバーニ候補として推薦してきたことだ。 却下することは簡単だったが、君達に疑問を抱かせるのを恐れた。 そして、検査の結果は、案の定、君達と同等。それ以上の適合率をはじき出した。 あの時の、直美君の喜びようは半端じゃなかったな・・・・・・」言いながら小林は、卑劣な笑いを浮かべた。

「お、お前・・・・・・!」ムツミが今にも殴りかかりそうな勢いであった。 それをシオリは制止した。

「もう一つの誤算は、そのアプサスだ。 遺跡の中に、そんなものが眠っていたとは・・・・・・まあ、今の百戦鬼には敵わないだろうがな・・・・・・・・」空中を見上げる。 ミサキと化け物の戦いは続いている。 相変わらず、ミサキが一方的に攻撃を受けている状況であった。

「さあ、君達も用無しだ。 消えてもらおうかな」その言葉を吐いた後、小林はカプセルを口に含んだ。

「まさか、・・・・・・皆、引いて!」シオリが叫ぶ。 小林の体が、どす黒い灰色の煙を四散したかと思うと大きな球体をその体に吸収し、強烈な光を放った。そのあまりの眩しさに、シオリ達は目を細める。 

「な、また、何か始まるの?」イツミが驚愕の声を上げる。
 光が収まると、そこには絶世の美女が現れた。しかし、その美しさは決して神々しいものではなく邪悪なものであった。

「あれは、バーニ・・・・・・なの?」イツミが呟く。小林は悪魔のような笑いを浮かべた。

「私は、お前達の能力を徹底的に研究して、最強の力を手に入れた。・・・・・・・後から思えば百戦鬼も必要ないほどにな!」そう言うと、小林の背中から黒い翼が現れ、空中に飛び上がった。「ちっ!」シオリは、小林の翼とは真逆の美しい翼を広げて、宙に舞い上がった。二人の空中戦が開始された。

 ミサキと化け物の戦いが続いている。 元ナオミだったその顔は耳元まで口が裂けて、まさに悪魔のような形相であった。
化け物が雄叫びをあげて、飛びついてきた。

 ミサキは意を決して、化け物の体を受け止め・・・・・・そして、力の限り抱きしめた。

「離せ! 離すのだ!」叫びながら、ミサキの脇腹に化け物は攻撃を繰り返す。 ミサキは手を離す事無くその攻撃を受け続けた。

「ミサキちゃん! あかん、あのままじゃ・・・・・・!」ムツミが悲鳴にも似た声を上げた。

「どうして、攻撃しないんだ。 ミサキ!」フタバが歯がゆいように叫んだ。「お兄ちゃん、攻撃できないんだよ・・・・・・・そんなに、ナオミお姉ちゃんの事を・・・・・・」イツミは目に涙を浮かべながら二人を見つめ続けた。

「お兄様・・・・・・」カトリーナは、悲しみを体いっぱいで表現していた。


「なに!一体、なにが・・・・・・」唐突に百戦鬼の苦痛に満ちた声が聞こえる。

「ミサキさん・・・・・・!」ナオミの声がかすかに聞こえる。ミサキの耳元に、大好きなあの声が響き渡る。

「ナオミ・・・・・・、直美さん!」ミサキは、精一杯の力で抱き攻める。

「いやだ! いやだ! 俺は、消えたくない!」百戦鬼の悲痛な悲鳴が反響した。ナオミの体から黒い邪気が四方に飛び散る。代わりに桃色の綺麗なオーラが全身を包む。

「直美さん! ・・・・・・・良かった」ミサキは、ナオミの髪の中に顔を埋めた。 心地の良い香りに包まれミサキの変身が解かれ、岬樹の姿に戻った。
ナオミの体からは邪悪な気配は完全に消滅していた。

「岬樹さん・・・・・・、そんなに、締め付けると・・・・・・苦しいです」ナオミは顔を真っ赤に染めた。

「あっ、御免!」岬樹は慌てて、ナオミの体から離れようとした。

「いいえ・・・・・・有難う」言いながらナオミは岬樹に唇を重ねた。

 二人の体は回転しながら地上に舞い降りた。 

「一体、なにが! 」サツキは訳が分からずイツミの顔を見た。

「ナオミお姉ちゃんは、完全に百戦鬼がに取り込まれていたのだけれど、岬樹さんの愛で正常な姿に戻ったのよ。まさに愛は尊いものだわ」イツミが頬を真っ赤に染めて持論を展開する。

「なんだか、凄いけど・・・・・・まあ、終わりよければすべてよしか!」フタバが腕を組み安堵の声を上げた。そして、ムツミが抱き合う二人に声をかけた。

「お取り込みのところ、申し訳ないけど・・・・・・まだ、解決してないねんわ」ムツミは上空を指差した。

 上空では、引き続き、激しくぶつかり合う二つの影があった。 シオリと小林が戦いを続けている。 明らかに小林が優勢で、シオリは劣勢を強いられていた。

「コバヤンは、ウチ達の能力を研究し尽くして、自分の体を調整してる。 ウチ達では歯がたたんわ・・・・・・・」ムツミが悔しそうに拳を握りしめた。

「いや、俺に任せてください。 カトリーナ!」岬樹はカトリーナに声をかけた。
 その一言で、カトリーナは全て悟ったようだった。

「お兄様、・・・・・・解りました」 胸の谷間から、なにやら取り出して岬樹に放り投げた。 岬樹は受け取ると手の中を確認した。 そこには、見たことの無い色のカプセルが握られていた。 
岬樹はそのカプセルを飲み込むと、全身に気合を込める。 地が揺れるような衝撃の後、岬樹の体が金色に輝いた。

「なんだ、この輝きは! 凄い・・・・・・!」空中で戦う小林は驚きの表情で地面を見つめた。 シオリも同様に光に目を奪われて、動きを止めていた。

「えっ!」ナオミ達は、目の前のミサキの姿を見て驚いた。
 そこには、長身で均整の取れた体、整った顔。紫の長髪の男が立っていた。
 服装は、バーニと似ているが男性使用のようであった。 男が両拳を握り丹田に力を込める。 金色の輝きが男を包み、黄金の鎧アプサスが装着された。ミサキは、いつもの女型のバーニではなく、男の超人に変身していた。

「まさか・・・・・・ミサキさん?」ナオミが男の顔を見つめながら呟く。 その頬は真っ赤に染まっている。

「し、しびれる・・・・・・!」言いながら、ムツミとイツミはヘナヘナとその場に座り込んだ。ミサキは意味が解らず首を傾げ微笑んだ。 軽く屈伸してから、宙に舞い上がる。 そのスピードは瞬間移動のように、素早いものであった。 ミサキはシオリと小林の間に割って入る形になった。

「お前は、・・・・・・まさか、ミサキか!」小林の顔が引きつる。

「えっ?」小林の言葉を聞いて、シオリが驚きの声を上げた。回り込んでミサキの顔を確認して顔を真っ赤に染めた。「素敵・・・・・・・」どうやら、シオリも恋に落ちてしまったようだった。

「なぜ、なぜ男のバーニに変身しているのだ! 男型のバーニのカプセルを、私はあえて作らなかったのに・・・・・・」

「俺は念の為、眠りにつく前、カトリーナにカプセルを数個渡しておいたんだ。 保険の意味を込めて・・・・・・、俺達の時代に使用されたカプセルは、性別を捻じ曲げるような効果は無かったのでね!」ミサキは凛々しい表情で返答した。

「畜生! 私の邪魔をするな!」叫ぶと小林は右手から衝撃波を放った。 その威力はムツミのそれより明らかに強力であった。ミサキは右手を顔の前まで引き上げると、ゆっくりとした動作で衝撃波をなぎ払った。強力なエネルギーはミサキの手に吸い込まれるように消えた。

「なっ!」小林は顔を引きつらせた。彼女にとって、その攻撃は全力に近いものであったのだ。

「小林先生・・・・・・・貴方の力を、無効化させてもらいます」ミサキは右手を小林の方向にかざした。 その手が光を帯びて、彼女の体に照射される。

「や、やめて、この力が無くなると私は・・・・・・・!」小林は悲痛な声を上げる。 光の中で小林の見事なプロポーションが、ゆっくりと崩れていく。 まるで、年老いていく人間の姿を早送りで見ているかのようだった。ミサキの手から光が消える。 さきほどまで、小林がいた場所には、異様に年老いた老婆の姿があった。

「コバヤン・・・・・・・あの、姿は・・・・・・?」見上げていたムツミは、変わり果てた小林の姿を見て驚きの声を上げた。

「あの女は、バーニの力を利用して、若さを保ち続けていたのよ・・・・・・・実際の年齢は、多分、二百五十歳以上。 とっくの昔に朽ち果てていたはずの体を、無理やり維持していたのよ・・・・・・・」カトリーナは解説するように呟いた。

 空中では、小林であった老婆の体が灰のように崩れ、風に舞って飛んでいった。 小林の力を吸収したミサキはゆっくりと地上へ着地したかと思うと、変身を解き榊 岬樹の姿へと戻った。 岬樹は軽く微笑んだかと思うと、目を閉じてその場に倒れた。 慌てて、ナオミが飛び込み岬樹の体を受け止める。 岬樹の顔は、ナオミの胸に埋もれる形になった。

「えらい、幸せそうな顔してるな・・・・・・岬樹ちゃん」ムツミは呆れ顔でその様子を見ていた。明らかに岬樹の口元はにやけていた。 よっぽど良い夢を見ているのであろう。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~

しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。 それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること! 8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。 どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ! 「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」  かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。 しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。 「今度こそ、私が世界を救って見せる!」 失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!   剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。 イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。 小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。

【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました

東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。 王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。 だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。 行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。 冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。 無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――! 王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。 これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。

【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました

小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。 しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!? 助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、 「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。 幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。 ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく! ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています

浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】 ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!? 激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。 目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。 もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。 セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。 戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。 けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。 「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの? これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、 ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。 ※小説家になろうにも掲載中です。

神様転生~うどんを食べてスローライフをしつつ、領地を豊かにしようとする話、の筈だったのですけれど~

於田縫紀
ファンタジー
大西彩花(香川県出身、享年29歳、独身)は転生直後、維持神を名乗る存在から、いきなり土地神を命じられた。目の前は砂浜と海。反対側は枯れたような色の草原と、所々にぽつんと高い山、そしてずっと向こうにも山。神の権能『全知』によると、この地を豊かにして人や動物を呼び込まなければ、私という土地神は消えてしまうらしい。  現状は乾燥の為、樹木も生えない状態で、あるのは草原と小動物位。私の土地神としての挑戦が、今始まる!  の前に、まずは衣食住を何とかしないと。衣はどうにでもなるらしいから、まずは食、次に住を。食べ物と言うと、やっぱり元うどん県人としては…… (カクヨムと小説家になろうにも、投稿しています) (イラストにあるピンクの化物? が何かは、お話が進めば、そのうち……)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...