神様わたしの星作り_chapter One【短編・完結済み】

草壁なつ帆

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天地創造

11.エンドレス ゾンビーズ

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それから数日。

先に結果から述べさせていただくと、爆発的にゾンビの数が増えました。

子孫繁栄という目的を見つけたゾンビたちは、夜を除いた時間帯、来る日も来る日も生殖行動に明け暮れていました。






その繁殖力はアブラムシに匹敵。子供は数日で大人になり、成人しきる前には次の子を宿している……という無限の連鎖が止まらないのです。

加えておっかないのはゾンビさんが不死身であるということ。つまり増える一方で減らない地獄です。






"すごいじゃないの!"

"どうするんですか、これ……"

さすが愛の女神。
私との価値観はまるで合いませんでいした。

こうなってしまうともう後には戻れません。賢者ゾンビに名前を付けて微笑んでいた時代を返してください。






増えるばかりのゾンビも問題ですけど、私には耐え難い別の地獄があるのです。

それは。四六時中ゾンビたちの生殖行動と出産を見せ続けられるという事。

わかりますか? これはマジで耐え難い事態なんです。もう気が狂う寸前です。ほんとうに。






"愛神さん"

"なんだね?"

……この喋り方の癖も私の一部から生まれた個性なんだと思うと、やめてくれってなってます。

"あのですね"

気を取り直して愛神さんにお願い事を。

"ちょっと夜神さんとタッグを組んでいただけませんか?"






星の裏側で眠っている夜神さんを叩き起こします。

相変わらず不機嫌な女神。しかし私は「行為は夜でしょうがッ」という念押しをやめません。

もちろん夜神さんに断固拒否をされました。余計な仕事はしたくないと怒られました。

だけども私から色々な事情を伝えるのと、何より社交的な愛神さんのアプローチによって話はまとまります。

これにて繁殖行動及び出産は、夜に行われるものとなりました。
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