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 私は今、小説を書いている。全てAIの学習のために使う小説だそうだ。担当のB氏は的確に誤字を指摘し、優しく作品を褒めてくれる。
 私は今日も、明日も、小説を書き続ける。最初はキーボードで書いていた私も、今ではそれを必要としない。何故なら私自身がAIになったからだ。(了)
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