お仕置きで、お尻を叩かれながら、イカされちゃう女の子のお話

まゆら

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お仕置きで、お尻を叩かれながら、イカされちゃう女の子のお話

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「俺、前に言わなかったっけ?」
「…えっ、何のこと?」

 玄関で仁王立ちしている汰一たいちくんに焦りながら、誤魔化せないかな、と思ってヘラッと笑ってみる。だけど、素直に謝った方がマシだったのか、明らかに怒っている、って雰囲気だった汰一くんは、ますます眉を寄せてしまった。

「俺が一緒に居る時以外、外で酒は禁止って。そう言ったじゃん?」
「で、でも。カクテル、一杯だけだった、し…」

 だから、こんなにすぐ気付かれるなんて思っていなかった。まだ叱られる覚悟はできてなくて、呑む時に考えていた言い訳をごにょごにょ伝えてみる。

「で、も、全然酔ってもいないから、」
「だから?」
「大丈、夫、かな…って…」
「大丈夫って、俺にバレないって思ったってこと?」
「そ、じゃない、けど…」

 汰一くんを騙そうとか、そういう事じゃなくて。ただ、仲の良い友達との楽しい雰囲気に流されて、ちょっとだけなら…って思ってしまったのだ。

「けど、なに?」

 そんな私に汰一くんは大きな溜息を吐いたあと、追い打ちをかけるように聞いてくる。

「っ、…」
「ふ~ん、バレなきゃ良い、って思ったんだ。へぇ~、優羽ってそんなに簡単に約束を破るんだ」

 しかも、意地悪そうな声でそう言われて、ちょっとだけムッとしてしまう。確かに約束を破ったのは私だけど、そんなに責められるぐらい、悪い事はしていない。もともと汰一くんが厳しすぎるだけだし、友達もそう言っていた。だから。

「…たったの一杯だし…、酔ってもないのに…」

 それなのに、どうして怒られなきゃいけないのか。そう思ったら、何だかすごく理不尽な気がして、汰一くんを軽く睨み付けてしまった。

「こんなにエロい顔しといて、何言ってんの?」
「エロっ、て、そんな顔、してないし」
「目をトロ~ンってさせて、 首筋までピンクになってるじゃん。すっごい、食べ頃って顔してんだけど 」

 首筋を汰一くんに撫でられて、背中がゾクゾクしてしまう。

「そんなこと思うの、汰一くん、だけだもん…」
「うんな訳ないじゃん。優羽《ゆう》のその顔って、めちゃくちゃ男をムラムラさせんの。さかった奴が寄ってきたら、どうすんの?」
「ぇっ、相手に、しない…」
「だから、そういう事じゃないって。他の奴にそういう姿を見せたくないって言ってんの。優羽にそんな奴が寄ってくるかも、って思ったら、許せないじゃん」

 慌てて距離を取ろうとした私の手を掴まえて、汰一くんは不機嫌そうな声でそう言った。だけど、いくらなんでも心配しすぎだと呆れてしまう。私がすっごく可愛かったら別だろうけど、残念なことにそんな容姿はしていない。

「心配しすぎ、だよ…」
「はぁーっ。優羽ってさ。全然、自分のこと分かってないよな」
「そんなこと、ない…」
「もう良いや。こっち来て」

 でも、呆れて軽く流そうとしたせいで、余計に怒らせちゃったのか。私がそう言った途端、汰一くんはさっきよりも大きな溜息を吐いて、私の腕を引っ張った。
 乱暴ではないけれど。いつもよりも強引な力に驚いてしまう。どこに行くんだろう。そう思いながら、慌ててヒールを脱いで、腕を引っ張る汰一くんに付いて行く。

「手をここについて、ちゃんと鏡を見てみなよ」

 そうして連れて行かれたのは洗面台の前で、汰一くんは鏡に向かって私を立たせて、後ろから抱え込んできた。

「汰一、くん…?」
「ほら、ちゃんと鏡を見て」

 後ろを振り返ろうとしたら、顎先を掴まえられて、クイッと前を向かされる。鏡越しに目が合った汰一くんは、いつもと雰囲気が違っていた。

「ほら、自分の姿を見ろって」

 細められた目がなんだか鋭くて、ちょっと怖くなってくる。思わず唾を飲み込んだら、汰一くんが小さく笑う音が聞こえてきた。

「緊張してるの?」
「…だって、たいち、くん…怒ってる、みたい、だから…」
「う~ん、怒ってるのとは違うかな。でも、ちゃんと教えないとダメだな、って思ってさ」

 だからね。そこまで言って言葉を切った汰一くんは、不自然なぐらい爽やかに、ニッコリと笑顔を向けてきた。

「お仕置きしよう、って思ってるかな」
「…っ、なん、で…!?」
「なんで、って。ほら、分かってないじゃん。そういう所だよ。優羽は、いくら言っても分かってくんないから、もう身体で覚えてもらうしかないじゃん」
「ゃっ、…」
「いや、じゃないよ。お仕置きだからね。優羽はいやいやしたら、ダメだから」

 汰一くんは当然のように言うけれど、カクテルをたった一杯飲んだだけなのだ。それなのに、酷い。そう思って、やだやだって首を振って、汰一くんに訴えた。

「優羽はちょっとだけなら平気だって思ってるんだ」
「う、ん…」
「じゃあ、そう思ってても良いから、鏡を見てなって」
「…っ、…」
「いつもと変わらないなら、平気だろ」

 腕の中に囲われたままで、洗面台に手を着かされる。顎先は掴まれたままだったから、しっかり鏡も見詰めたままだった。

「ほら、見てみなよ」
「っ、たいち、く、ん…っ、まっ、て…」
「目元が赤くなっててさ、潤んでるのが分かるでしょ。ほっぺたもピンクになっててさ」
「ゃっ、だっ、…」

 言葉と一緒に、目元から頬へと、汰一くんが指でなぞりだす。

「唇だって緩んでるし」

 そして、緩んでいると言われた唇の合わせを、指先がスルッと撫でてきた。唇の内側。柔らかい粘膜との境目を撫でられるのは、感覚的にも、視覚的にもゾクゾクする。

「っ、ふっ…」

 思わず熱い息が漏れてしまったタイミングで、汰一くんは指をさらに押し込んできた。

「お酒が入るとさ、優羽ってすぐにガードが緩くなるよな。潤んだ目で、無防備にジッて見詰めてくるし、開いた唇からは舌が覗くし。優羽は誘ってるつもりはないだろうけどさ、男を勘違いさせんだよ」

 開いていた隙間をこじ開けて、汰一くんがもう一本指を増やしてくる。そして口蓋を、指先で掠めるようになぞってきた。

「っ、ふぅ、ぁ、ぅっ」

 弱い場所を弄られて、身体が小さく何度も跳ねる。真っ赤な顔で、閉じきれない唇の端から涎を垂らした自分の顔が、鏡に映っていて恥ずかしい。

「口の中、すっごい熱い…ふふ、気持ち良いな」

 押し出そうとした舌も、逆に指に摘ままれて、くにくに揉まれたり、舌裏を爪先で撫でられてしまう。キスする時に反応しちゃう場所をいっぱい指で弄られたせいで、あっという間に、お腹の奥が疼き出した。

「ぅ、ふ…っ、ぁ、っ」
「息も熱いし、声もエロいな…。ほら、分かんない? ちょっと触っただけなのにさ…、めちゃくちゃエッチな顔してるじゃん」

 それは汰一くんが触るせいなのに。そう思ったけれど、それよりも。エッチな顔をしているって言われたのが恥ずかしくて、口に指を含まされたまま、どうにか首を振ろうとした。

「あれ、こんな顔してても分かんない? そっか。優羽にとっては、これも普通の顔なのか」

 だけど、それも失敗だったみたいで。

「じゃあ、このまま続けても平気だね」

 そう言って、ニッコリ笑った汰一くんは、全然目が笑っていなかった。

「ゃっ、ちがっ、…っ」
「こら、手はちゃんと前に着いてて」

 唇から指を抜いた汰一くんが、スカートの裾から手を差し込んでくる。その手を掴んで止めようとしたら、反対に手を掴まえられて台の方へ戻されてしまった。

「手を離したり、目を逸らしたら、ダメだよ」

 そして、汰一くんは一言ずつハッキリと、耳元でそう言った。

「ゃっ、鏡の前、は……」
「だ~め。ちゃんと前を見て」
「ゃっ、だ…」
「なんで? 優羽はこれぐらい普通なんでしょ?」
「ち、ちが、う…」

 だって鏡に映った私の顔には、期待するように物欲しそうな表情が浮かんでいる。それに気が付いてしまったら、もうこれ以上は、自分の姿なんて見たくなかった。

「ふ~ん、違うんだ。じゃあ、やっぱりエッチな顔してる、ってちゃんと認める?」
「う、ん…」
「それなら、ごめんなさい、ってちゃんと出来るよな?」
「ん、…ごめ、なさ、い…」
「ふふ、良い子だね」

 汰一くんがようやくいつもの顔で笑ってくれたから、ホッと息を吐き出した。これで、恥ずかしいお仕置きは終わったんだ。そう思って後ろの汰一くんに凭れながら、スリッと身体をすり寄せる。そうしたら、汰一くんはキュッて身体を抱きしめたあと、頭をよしよしって撫でてくれた。

 甘やかしてくれる汰一くんの手にまた嬉しくなる。このままベッドに行って、いつもみたいにエッチをしたいな。そんな事を考えていたから、次に聞こえてきた汰一くんの言葉が、すぐには理解できなかった。

「じゃあ、ごめんなさい、ってできた優羽は、ちゃんとお仕置きを受けられるよな?」
 
 抱きしめていた腕を外したあと、少しだけ汰一くんが後ろに下がる。えっ? て振り返って、顔を見上げたら、汰一くんはまたニコッと笑ってきた。

「やっ、なん、で、ちゃんと、謝ったもん、っ」
「うん、自分が悪かったって分かったんだよな。それなら、お仕置きもちゃんと受けるだろ? だって優羽が悪かったんだから」

 首をちょっと傾けて、あれ? っと不思議そうに言われたら、言い返す言葉がとっさに見つからない。

「それとも、反省していないの?」

 そのうえ、確認してきた汰一くんの目が、またスッと細くなったせいで、もう許否なんてできなかった。

「はんせ、い…して、る…」
「それなら、お仕置き受けれるね?」
「…は、ぃ…っ…」

 このあと、すごく恥ずかしい事をされるって分かっているせいで、返事をした声が震えてしまう。

「じゃあ、全部脱いで」

 そんな状態に気付かない訳ないのに、汰一くんは何でもない顔で裸になるよう、言っただけだった。

「っ、…」

 その言葉に、服を脱ぎ始めても、覚悟が決まらない。

「……ほら、早くしろって」

 どうにか時間を伸ばそうと、服をできるだけゆっくり脱いでしまう。でも、そんな行為なんて意味はなくて、ますます汰一くんの声が厳しくなった。

 慌てて服を脱いで、スカートを下にパサッと落とす。下着だけの姿になってチラッと視線を向けてみるけど、汰一くんはやっぱり許してくれない。

「全部って、言ったよね?」

 その言葉に一瞬だけ息を詰めて、ブラのホックに手を掛ける。いつもエッチをする時には、汰一くんが自然に脱がせてくれていたから、自分で脱ぐのは慣れていない。しかも、腕組みをして壁に凭れたままの汰一くんの前で、一人だけ裸になるって思ったらなおさらだった。ショーツから脚を引き抜いた時には、目に涙が浮かんでいた。

「じゃあ、鏡の方を向いて、脚を開いて。台を掴んだら、少し腰を突き出して」

 さらに追加で言われた格好が、まるで汰一くんに入れられる時みたいで、カッて身体が熱くなる。鏡の中には、そんな自分の姿と、しっかりと洋服を着たままの汰一くんの姿が、並んで見えていた。

 鏡を見ていなくちゃいけないけれど、一人だけこんな格好をしている自分が恥ずかしすぎて、ギュッと目を瞑ってしまう。だけど、そんな事を汰一くんは当然許してくれなくて、瞑った直後にパンッて乾いた音が聞こえてきた。

 それからすぐに、お尻がカッと熱くなって、ジンジンとした痛みが同じ場所から伝わってくる。ビックリしたタイミングで、また、音が二回、三回と続けて聞こえて、同じようにジンジンした痺れるような痛みが走る。

「やっ!! やだっ! お尻、たたいちゃ、やだぁっ!」

 音に比べて痛みはほとんど無かったけれど、まるで小さい子供みたいに、お尻を叩かれたって事が恥ずかしすぎて、ちょっとしたパニック状態だった。

「優羽がちゃんと良い子でお仕置きを受けるなら、こんな風に叩かないよ」
「する、っ、良い子、に、する…」

 叩いていた場所を、そっと大きな手の平で撫でられて、慌ててコクコク頷きながら返事をする。また、その手でお尻を叩かれたら、どうしよう。お尻を撫でる感触に緊張していたけれど、ちゃんと良い子にする、って約束したからか、汰一くんは身体を屈めて、背中にチュッとキスをしただけだった。

「じゃあ、これから。優羽のよわよわクリトリスを、いっぱいクチュクチュってしてあげるから、優羽はトロトロになったエッチな顔を、ちゃんと見ててね」
「ぁっ、ぁっ、ゃっ、ゃ」
「こ~ら、やだやだもしない。またお尻を叩かれたいの?」

 その言葉に、振っていた首をピタッと止める。

「そうそう、このまま良い子にね。ほら、クリトリスも良い子、良い子ってしてあげるから」

 そして満足そうな声で言いながら、脚を開いたせいで無防備になったお股をスリスリと指で撫でてきた。その動きに合わせてヌチュヌチュと、滑ったような音が聞こえる。

「イヤイヤってしてたのに、こんなに期待してたんだ。はは、これじゃあ、お仕置きにならないかな」
 
 いつの間に、こんなに濡れそぼっていたなんて。いやらしさを指摘されて、目にまたジワッと涙が浮かんでしまう。でも、お股の滑りを塗り広げるように動いていた汰一くんの指が、クリトリスの先端を掠めたら、もうそれどころじゃなかった。

「ぁっ、ぁ、ぁぁっ」
「そうそう、エッチな声もちゃんと出して。ほら、優羽のよわよわな先っちょを、いっぱい爪でカリカリって引っ掻いてあげるからさ」
「ひっ、ゃっ、そこ、ゃぁっ、ぁぁ"…」
「ふふ、イヤなんだ。そうだね、ここは優羽が、いっつもビクビクッて腰を揺らして、逃げちゃう場所だもんね」

 そう言いながら、ますます汰一くんは、引っ掻く指を早くする。固く勃起したクリトリスの先端は、そこだけに、神経が集まっているみたいで、ちょっと掠めただけでも堪えきれない。それなのに、少しも休む事のないまま、上に下にと爪で掻いてくるから。触られ始めたばかりなのに、もうおかしくなってしまいそうだった。

「ぁ"っ、やぁ"、ぁ"、おね、が…、どめっ、てぇ"」
「うんうん、止めて欲しいよな。気持ち良すぎて、ツラいもんな」

 分かっていて、そこだけを、弄るなんて酷すぎる。そう思って、涙をポロポロ零しながら、汰一くんの声に何度も頷いた。でも汰一くんは、少しも手加減をしてくれなかった。

「ぁ、ぁぁ"、そご、だめっ、やあ゛、おね、がっ、どめ、てぇぇ"、っ」
「ほら、腰を逃がさないで、ちゃんとカリカリされような。お仕置き、もっと増やされたら、いやでしょ?」

 そんな事を言われても、どうしても腰が跳ねてしまう。だけど、これ以上のお仕置きなんて耐えきれないから。出来ないなんて言えなくて、ギュッと台を握り直した。
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