変装王寺の嫁さがし

久喜 まいたけ

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二人の転入生

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5月。
こんなに暑かっただろうか。
桜も葉桜になりもうセミも早くに起きて泣き出すんじゃないかと思うこの日。

二つの影が校門の前にあった。


「ここだな。私立劉翔学園。まずは学園長室にいけとじいちゃんが言ってたがどこにあるんだろう?聞いてみるか。」

「すみません。学園長室はどこですか?」
歩いている生徒らしき人に寄ってみたがあからさまに避けられた。
あれ?なんか間違えたかな?
「あのすみません。学園長室は…」
言い終わる前に加速された。
これは、避けられてるな。なんか嬉しいような悲しいような。変な気持ちになった。

それを見かねた薫が
「すみません。学園長室の場所しらないですか?」
王子様スマイルで近くの女子に尋ねた。
もう聞かれた女子は目がハートマークだ。
なぜかというと薫は今、男装をしている。
なんでも自分をなるべくサポートするためらしい。


一人の女子に尋ねた感じだったがまわりにいた人が我先にと薫に押し寄せ、こっちです案内しますと群がってきた。

自分は弾かれ蹴飛ばされ隅のほうへ追いやられた。

ああーやっぱり外見なんだなとつくづく思う。ほんの数ヶ月前は薫がいたポジションにいたので外から見るのは新鮮だった。

しかし、それとは反対に迷惑そうというかオロオロしながら校門で困っている影が薄そうな黒髪のロングでメガネの女の子が目に入った。

これは自分が動かないとダメだろうなと思い人ごみを掻き分け入っていった。

「大丈夫?友達が迷惑かけてごめんなさい。」
ma-skの効果でどもり声に聞こえる。

「ひっ!?大丈夫です。ありがとうございます。」

あ、怖がらせちゃったかな。
そう後悔しながらも道をつくり人ごみから脱出した。

「あああありがとうございましゅた…おかぎぇでたしゅかりましゅた。」
盛大に噛んでる感じだった。

「いっいえ。こちらこそすみませんでした。」
こっちも素直に謝る。部下の失態は自分のせい。それを認めるのがいい経営者とじいちゃんがいってたな。

「それでわ。薫君場所わかった?そしたらいこうよ~」
どもり声で誰かわからなそうだったが自分の名前を呼ばれて薫も気づいた。

「はい!わかりました若…いや、ちがう。わかったよ実!」

そうこれからは小林実が僕の名前。

顔も名前も変えていざ新生活スタートだ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆さん読んで頂いきありがとうございます。

誤字脱字など文章めちゃめちゃですみません。初めてで手探り状態でやっております。
今度は月曜日にアップできると思います。
これからもよろしくお願いします!
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