もしもし、こちらツンデレ攻略事務所ですが?

リバテイ@

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ツンデレな彼女(出会い)

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太陽の光がカーテンの隙間から差し込んでくる。
「ふぁ...」僕は目を覚ました。
変な夢を見たな...ツンデレの女の子が僕にデレてる夢だったような...
思い出しただけで顔が赤くなってしまう。これ以上は考えないでおこう。
「今日はなんか大事な用事があったような...」
僕は思い出したように呟く。
......。えっと...。確か...。4月...。新しい制服...。......。
「あぁぁぁぁ!!!始業式だあぁぁぁ!!!」家中に響く声で僕は叫ぶ。
「うるさあぁぁぁぁぁい!!」住宅街に響く声で母は叫ぶ。
今何時だ?時計を見て僕は驚く。
「8時いぃぃぃぃ!?」今度こそ住宅街に響いたな。(確信)
僕は母に叫ばれる前に支度を済まして一階に降りた。
「ひっふぇひまふ!」パンをくわえたまんま僕は家を出た。
家を出た時間は8時20分。家から学校までは10分。走ったら間に合うな。
僕は今漫画でよく見るような絵になるような格好で走ってるだろう。
パンくわえてすごい顔して住宅街走って。この後は大体...
「ドンッ」思ってた通り曲がり角で誰かとぶつかってしまった。
相手は誰だ?僕は場違いな期待をしていた。
見上げるとそこには...「美少女!?」僕は思わず叫んでしまった。
僕は手を少女に差しのべた。少女は素直に僕の手をとった。
少女は獲物を狙うような獣の目で僕を睨んでいた。これはヤバい。スゥ...
「あぁぁぁぁ!!!ごめんなさあぁぁぁぁい!!!」また響いたな(確信)
すると少女はやっと喋った。「うるせぇな。」と一言だけ。
「声も可愛い!!」僕は場違いな感想を口にしてしまった。
僕はすぐに自分の失言に気づく。また怒らせてしまった。
そう思い、僕は恐る恐る少女の顔を見る。「......。」あれ?
なんという事でしょう。少女の顔が赤く火照っているではありませんか。
「あれ?もしかして照れてる?」あれ?違う?怒ってる?しばらく沈黙が流れる。
「そ、そんなわけないだろうが。お、怒ってるだけなんだからなっ。
照れてなんかないんだからなっ。」少女は頬をさらに赤らめる。
初めて三次元でツンデレを見た気がする。可愛い。うん。可愛い。
僕は知らなかった。このちょうどいいツンデレ具合を見れるのがずっとずっと後になろうとは...
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