陰陽師の末裔

ハリマオ65

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16話:高原ドライブ後、諏訪大社上社お参り

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 そして、川沿いを走り信濃川上駅に到着。しかし、駅舎は、小さく、駅前も閑散としていた。そこで、地元の人を見つけ、川上村役場への行き方をメモ用紙に書いてもらい、その通りに行くと千曲川沿いを10分足らずで到着。

 役場に行き、川上犬を見に来たと言うと、こちらへと言われ、飼育している小屋にいくと、精悍な顔つきの川上犬がいて、役場の人が、昔は、狩猟犬として、飼育されていたが、最近は、純血種が、減ってしまい、ここで、育てている位だと告げた。

 木村さんが、頭をなでると、しっぽを振って喜んでいるように見え、一緒に写真を取り、川上犬の写真を何枚も撮って来た。その後、千曲川を沿いの68号線を北上して左に曲がり数分行くと141号線に合流。

 141号線を小海方面にいくと松原湖と書いた標識を見つけたが、11時過ぎていたので昼食を食べようと直進すると近のドライブインを見つけ、昼食を食べて、一休みして、11時半頃、出発して、松原湖を標識を右折。

 上り坂を進み麦草峠と書いた方へ480号線をひたすら走り、しばらく行くと、右からの道との合流点を直進して299号線「メルヘン街道」になる。やがて曲がりくねった道となり、そのまま、直進すると、麦草峠 メルヘン街道最高地点に到着。

 2127メートルと書いてあるので、一枚、羽織って外に出ると、この日は風が少し強く、顔に当たる風は涼しさを通り越し、つめたかった。そして、数分後、公共トイレが、出てきて、一休みした。

 その後、出発して、曲がりくねった下り坂に差し掛かり少し行くと日向木場展望台の標識が見えて、車を止めて、木製の展望台に上がると眼前に八ヶ岳の山の景色が、雲の上に顔を出していた。

 道路わきの立札には、標高1950メートルと書いてあった。しばらく、全方向を眺め、写真を撮って、車に戻り、出発。ひたすら下っていると、奥蓼科別荘地と書いた看板が出てきた。

 それを構わず、直進すると、まっすぐに道になり、しばらく行くと茅野市内に入った。そのまま、直進し、中央線をくぐるり直進するとT字路にあたり左が前宮、右が、本宮と書いた看板が見え、前宮方面に左折。

 少し行くと諏訪大社前宮の駐車場に着いた。そこに車を止めて、鳥居をくぐり前宮に入り、左側の道を上て行くと、流れの急な川が流れ、きれいな水を見て手を入れてみると、冷たい。その後、前宮をお参りした。

 駐車場に戻り、来た道を戻り、本宮方面の駐車場に車を止めて、参道を歩くと右に、数多くの、お土産屋が、並んでいた。とりあえず、直進して、鳥居をくぐると左右に狛犬が鎮座していた。

 狛犬の先には、雷電為右衛門の土俵入りの像が建っていた。左側に向かうと、土俵と神楽殿があった。また、本宮一之宮御柱が、そびえたっていた。その後、回廊を歩きながら神聖な気持ちになった。

 その後、諏訪湖畔の予約したホテルに入ると16時を過ぎていた。そこで、めいめい、一休みし、仮眠したり、諏訪湖畔を歩いたりして過ごし、18時過ぎに、夕食を食べに行った。

 そして、諏訪の酒屋で買ってきた真澄と舞姫の一升瓶を買って来て、部屋に持ち込んだ。夕食後、諏訪の天然温泉に入り、火照った体に、冷酒をコップに入れて飲むと美味い。

 今日のドライブの話を続けて、明日は、諏訪大社の下社、春宮、秋宮と諏訪湖を一望できる鳥居平やまびこ公園へ行こうと話した。すると、女性たちが、諏訪湖の白鳥の船に乗ってみたいと言うので承諾した。

 話は続き、今晩も0時頃、床について、翌朝8時前に起きて、8時半には、朝食を食べに行き、9時過ぎに、ホテルの前の諏訪湖畔を散歩して、10時に、ホテルをチェックアウトし、車で、諏訪大社下社、春宮に向かった。

 10分程で、春宮に到着し、なだらかな坂道を上がり、鳥居をくぐり春宮にはいる。すると太いしめ縄を見て驚いて写真を撮った。さらに先に進むと、本殿と御柱がそびえたっていた。

 ここには、高さ2.6メートル、幅3.8メートル、奥行き3.7メートルの安山岩をそのまま胴体とし、その上に高さ約65センチの仏頭を載せた万治の石仏がある。胴体正面には定印を結んだ阿弥陀如来の坐像が彫られてる。
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