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17話:留学で、君たちは、何を学んだか
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中国人からの留学生A君は、ボーイング社の工場見学とスターバックス1号店、プレミアム・スターバックスは参考になったが、期待していたマイクロソフト、アマゾン、コストコがなぜ躍進したのかと言うことが分からなかった。
全く、見学禁止という企業が、多かったのは、残念と語った。それに対し、アメリカ人の学生は、冷ややかに何でも模倣して自国で開発したと宣言するやり方を知ってるのに、秘密を明かすわけがないだろうと笑いながら言った。
先進国は、新興国のために情報提供するのが当たり前だろと、口をとがらせて、噛みついていたが、馬鹿らしくて、話にならないと、嘲笑する学生が多かったのが印象的だった。
韓国人のB君も参考になるような企業、社会見学は少なかったと話しアジア人への差別意識の強いのに驚かされたと発言した。差別されれるには、それだけの理由があるのだから単純には言えない長い歴史があるのだとアメリカ人学生の意見だった。
島村の順番になって時間が取れなくと近場の見学にとどまり素晴らしい自然を鑑賞できなかったのが残念だと話した。その話を聞いた、アメリカ人学生が、時間があったら、どこへ行きたかったのかと聞かれた。
そこで、マウント・レーニアや隣国カナダのバンクーバー、ビクトリアのブッチャード・ガーデン、オレゴン州の自然豊かなところを見たかったと言うと、まだ若いのだから新婚旅行にでも、また来いよと言ってくれた。これらのやり取りに、大きな拍手が沸いた。
午前中の授業が終わり昼食を取りに行った。その時に、島村の所に数人のアメリカ人学生が集まり、住所、電話番号、メールアドレスを聞かれた。その中の女の子、ソフィア、オリビア、男の子のローガン、オリバーが、日本を訪問したいと言った。
島村が、どこに興味があるのかと聞くと女の子、ソフィア、オリビアが京都、金沢と言い、ローガン、オリバーが、東京、横浜、ニセコと言った。また、秋葉原も行ってみたいと話した。
日本は小さな国だが、東京、横浜、大阪、神戸、京都など都会で興味深いところと北海道、富士山、知床、最近はニセコなどの自然の素晴らしいところも人気があると言った。また、新幹線にも乗ってみたいと話していた。
彼ら以外にも、周りで3、4人のアメリカ人学生が話を聞いて、メモを取っていた。やがて 昼食の時間が、終了した。留学、最後の時間となり、今回の留学の経験を自国に帰って自国のために生かすか?
または、自分の人生にどう生かしていきたいかと言うテーマのレポートの質疑応答になった。中国人のA君は、残念ながら感動する様にハイテクや画期的な事を教えてもらえなかったのが残念だった。
しかし、おいしい珈琲、ワイン、食べ物には感動したと発言した。それに対してのアメリカ人学生の意見、質問のコーナーでは、ハイテク技術の漏洩がなくて良かったと言うと、どっと、わいた。
その後、韓国人のB君の番になり、あまり、これと言って、取り立てて、参考にしたいということはなく、社会システムも同じだし、食べるものは違うが、社会生活も似てると言った。
ただ、国のスケールの大きさがでかすぎ、さらに、人々の考え方もおおざっぱで全く参考にならないと言った。単なる、自然観察、新婚旅行としては、素晴らしい自然があり、良いと思おうと答えた。
それに対して、アメリカ人学生の反応は、薄く、嫌なら来なくて結構、しかし、学ぼうという精神に欠ける人々の国は、決して、大きな発展は望めないだろうという冷ややかな意見が多かった。そして、すぐに、B君のコーナーは終了した。
最後に、島村の番になり、シアトルに来て一番感じたのは、とかく、アメリカの食べ物は、まずいと聞いていたが、嘘だとわかったというと、大うけした。パン、珈琲、オイスター、サーモン、野菜、カニ、ミートパイ、果物も全て美味しいのに感動したと語った。
それを聞くと、そうだろうと言わんばかりに、拍手が沸いた。自然の素晴らしさ、大きさも壮大で素晴らしい。できたら、アメリカでも、ここなら住んでもよいなと思ったくらいだというと、大うけした。
全く、見学禁止という企業が、多かったのは、残念と語った。それに対し、アメリカ人の学生は、冷ややかに何でも模倣して自国で開発したと宣言するやり方を知ってるのに、秘密を明かすわけがないだろうと笑いながら言った。
先進国は、新興国のために情報提供するのが当たり前だろと、口をとがらせて、噛みついていたが、馬鹿らしくて、話にならないと、嘲笑する学生が多かったのが印象的だった。
韓国人のB君も参考になるような企業、社会見学は少なかったと話しアジア人への差別意識の強いのに驚かされたと発言した。差別されれるには、それだけの理由があるのだから単純には言えない長い歴史があるのだとアメリカ人学生の意見だった。
島村の順番になって時間が取れなくと近場の見学にとどまり素晴らしい自然を鑑賞できなかったのが残念だと話した。その話を聞いた、アメリカ人学生が、時間があったら、どこへ行きたかったのかと聞かれた。
そこで、マウント・レーニアや隣国カナダのバンクーバー、ビクトリアのブッチャード・ガーデン、オレゴン州の自然豊かなところを見たかったと言うと、まだ若いのだから新婚旅行にでも、また来いよと言ってくれた。これらのやり取りに、大きな拍手が沸いた。
午前中の授業が終わり昼食を取りに行った。その時に、島村の所に数人のアメリカ人学生が集まり、住所、電話番号、メールアドレスを聞かれた。その中の女の子、ソフィア、オリビア、男の子のローガン、オリバーが、日本を訪問したいと言った。
島村が、どこに興味があるのかと聞くと女の子、ソフィア、オリビアが京都、金沢と言い、ローガン、オリバーが、東京、横浜、ニセコと言った。また、秋葉原も行ってみたいと話した。
日本は小さな国だが、東京、横浜、大阪、神戸、京都など都会で興味深いところと北海道、富士山、知床、最近はニセコなどの自然の素晴らしいところも人気があると言った。また、新幹線にも乗ってみたいと話していた。
彼ら以外にも、周りで3、4人のアメリカ人学生が話を聞いて、メモを取っていた。やがて 昼食の時間が、終了した。留学、最後の時間となり、今回の留学の経験を自国に帰って自国のために生かすか?
または、自分の人生にどう生かしていきたいかと言うテーマのレポートの質疑応答になった。中国人のA君は、残念ながら感動する様にハイテクや画期的な事を教えてもらえなかったのが残念だった。
しかし、おいしい珈琲、ワイン、食べ物には感動したと発言した。それに対してのアメリカ人学生の意見、質問のコーナーでは、ハイテク技術の漏洩がなくて良かったと言うと、どっと、わいた。
その後、韓国人のB君の番になり、あまり、これと言って、取り立てて、参考にしたいということはなく、社会システムも同じだし、食べるものは違うが、社会生活も似てると言った。
ただ、国のスケールの大きさがでかすぎ、さらに、人々の考え方もおおざっぱで全く参考にならないと言った。単なる、自然観察、新婚旅行としては、素晴らしい自然があり、良いと思おうと答えた。
それに対して、アメリカ人学生の反応は、薄く、嫌なら来なくて結構、しかし、学ぼうという精神に欠ける人々の国は、決して、大きな発展は望めないだろうという冷ややかな意見が多かった。そして、すぐに、B君のコーナーは終了した。
最後に、島村の番になり、シアトルに来て一番感じたのは、とかく、アメリカの食べ物は、まずいと聞いていたが、嘘だとわかったというと、大うけした。パン、珈琲、オイスター、サーモン、野菜、カニ、ミートパイ、果物も全て美味しいのに感動したと語った。
それを聞くと、そうだろうと言わんばかりに、拍手が沸いた。自然の素晴らしさ、大きさも壮大で素晴らしい。できたら、アメリカでも、ここなら住んでもよいなと思ったくらいだというと、大うけした。
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