善次の投資と家族達

ハリマオ65

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25話:影山家で、結婚の申し込みへ

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 そしてリビングに通されて、正式に、里美さんをいただいたいと思いますので何卒よろしくお願いいたしますと告げた。すると、里美さんの両親が、宜しくお願いしますと答えてくれ、結婚の許可が下りた。

 すると、急に、明るくなった里美さんが、結婚式場は、横浜ホテルニューグランド、新婚旅行は、ハワイが良いわと言った。島村は、大仕事を終えて、一段落していて、すべて君に任せると言った。それからの段取りは、全て、里美さんのペースで進んでいった。

 自宅に帰った島村秀一は、自分の両親に結婚することを話すと、母が、どんな娘さんと言うので、写真を見せた。近いうちに、連れてきなさいというので、数日後、仕事を終えて、夕方18時に自宅へ里美さんを呼んで夕食をとった。

 すると、母が、里美さんと、話し続けて、あっという間に20時過ぎ、父の車をを借りて、里美さんの自宅まで送り届けた。秀一の母、節子さんは、里美さんについて、しっかりした娘さんで、物事ズバッと言う子ですねと、話した。

 しかし、彼女、人見知りが激しいらしいよと言うと、という事は、私は、彼女に好かれたんだわと笑いながら言った。後日、里美さんに、その話をすると、そう、今まで年上の女性と、初対面で、あれだけ話せたのは初めてよと言い、確かに馬が合うようねと言った。

 その後、結婚式は2013年6月16日、日曜日、11時から横浜のホテルニューグランドで行い、翌日、ハワイに4泊6日の新婚旅行で6月22日に帰国と、里美さんの主導で決めた。結婚式の招待状が68名となった。5月の連休を終えると頃には、すべて招待状も送り、ドレスを決めに、ホテルニューグランドに5月11日、18日と出かけてドレスとモーニングも決めた。

 やがて6月15日、父に、結婚式が終わったら酒を飲まないで、車も自宅に持って帰るようにお願いして、秀一が家から、里美さんの家に昼過ぎに寄り、荷物を載せて車で環八経由で第三京浜を使いホテル・ニューグランドに入った。その後、山下公園を散歩して、夕方は、中華街で夕食をとって、ホテルに戻り泊った。翌朝7時に起きて、8時半から里美さんはドレスを着始めた。

 島村は、9時過ぎからタキシードに着替えていると、島村家と影山家の両親と親族がやってきて、挨拶した。その後、ブライダルにお係の人が、洋式、神前結婚の方法について説明した。その後、10時前に結婚式の参加者が集まった。やがて牧師さんが来て、新郎新婦を呼んで、結婚式が始まった。聖書にのっとって、誓いの言葉、指輪交換を終えて終了。

 その後、赤いじゅうたんを最初に新婦が実の父と一緒に歩き、途中で新郎に交代して、歩んで段を下りていくと、ライスシャワーでの祝福を植えて、お帰りにブーケを結婚式参加者たちに投げて、未婚女性が、そのブーケを受け取ると、幸せがやってくるという演出で、エンディングを迎える。その後、披露宴会場へと向かう段取り通りに式が進行した。

 そして、新郎新婦が披露宴会場に入るとき、司会者が気の利いた話をして、新郎新婦を紹介しながら、なれそめやエピソードを語る。新郎新婦は、各テーブルのキャンドルに火をともして回り、お世話になった人たちに挨拶して回る。それが終わると、生まれた時から幼い時、学生時代のスライドが流れて司会者が上手なナレーションを入れる。

 それが終わると、余興の時間となり、個人の歌や団体での歌、ものまね、新郎新婦とのエピソードの発表などが続いて、一段落した所で、新郎新婦のご両親との挨拶になり、お涙ちょうだいの良い話を挟み込んで、1時間半から2時間で披露宴が終了する。その後は、若い者、どおしで2次会へ移動するという段取りで、披露宴が終了した。

 披露宴が、終了し、新郎新婦の両親が、今後もよろしくと挨拶して分かれて帰っていき、島村の両親が、自分たちの車に乗って、和光市の自宅に帰っていった。新郎新婦は、18時前には、ホテルに戻って貸衣装を返却して今晩も宿泊した。
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