高尾のいごっそう

ハリマオ65

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13話:中古パソコン販売業へ投資

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 まるで、シンデレラだと説明すると、パソコンに少し詳しい、櫛田が、上手な説明だと言い、褒めた。当たり前だよ、こう見えても、PC9800誕生のころから、パソコンは、見ていたと語った。

 この話を聞いてきて、もし、事業が成功するのなら、500~1000万円位、投資してやっても良いぞと櫛田が、言うと、里村も柿生も一緒に聞いたよなと確認を取った。あーちゃんと聞いたと答えた。こんな話で、時間が過ぎて、23時近くなり、八王子からタクシーで、高尾に帰る時、かなり酔った、柿生が、みんな、しっかり勉強していたんだなと言い、また、本当に優しい奴で、良かったと目を潤ませていた。

 大丈夫、お前が食えなくなるのを放っては、おけない。絶対に食べていける様に、助けてやると言うと、柿生が、涙声で、何て優しいんだと、櫛田と、里村に対して交互に握手した。すると、2人も涙ぐんだ。そうして2004年となった。この年の2月、柿生の父が、脳梗塞が、ひどくなり全く仕事をすることができなくなり、早くも、柿生保和が、社長となり名刺を作った。

 ただ、会社名を我々が卒業した学校の最寄り駅、狭間駅「はざまえき」の名前をもらい会社名を変更してとお願いすると了解してくれ、新社名、日本名、狭間商会「はざましょうかい」英名「Hazama Company Limited」となった。いくら欲しいのかと柿生が聞くので、儲かってから、その時に考えると伝えた。すると、今度、また、3人で、会って、今後の事を話し合おうというので、了解した。

 5月3日夜、忘年会を開催している居酒屋で、18時、3人が、集合した。そして、この話すると、一番驚いたのが、里村だった。そいて、櫛田に、お前、銀行強盗でもやったのかと笑いながら言った。ちょっと投資で成功したのさと告げた。1億円あれば、先行投資できるし、稼げるぞと、里村が、喜んだ。そして、ただ一つ、注意しなければならないのが、著作権の問題だ。

 つまり、ソフトウェエアや企業の特許は、法的に守られていて、それをかってに利用すれば、犯罪とみなされる。だから、ソフトウェアのコピーは、現金だと、厳しい顔で言った。また、パソコンの違法改造もしてはいけない。基本通りメモリーを増設したり、CPU「中央演算装置」をボード事、交換することも可能である。その他、自分が、部品を集めてパソコンを作り上げるのもOKと言った。

 具体的には、俺が指示してやると、里村が、断言した。法律に触れないことが一番大事だと、全員に、厳しく言った。でも、1億円とは、すごいなと、里村が、櫛田の肩をたたいた。こうして、次々とアイディアが、飛び出し、それを柿生が、みんなの話を聞いて、しっかりノートにメモしていた。こうして、3人とも興奮しながら、今後の事を楽しそうに語り、22時過ぎとなり、タクシーを呼んで、3人で帰っていった。

 次、仲間達に言われたように神奈川県内の金沢区の横浜市大病院、川崎の聖マリアンナ大学、緑区の昭和大学藤が丘病院、都筑区の北部病院の各医局にマッキントッシュパソコン、保守、中古品の売買していると手紙を出した。さらにインターネットを通じて、マッキントッシュの中古品の購入と販売をしていると言うホームページを立ち上げ、車で、購入したり販売したりすることをアピールした。

 すると数件の引き合いがあり、柿生が、ホンダの軽自動車バンで、中古品購入のため走り回り始めた。そして、土日、里村が、高尾モータースが名称を変えた高尾商会に行って、中古パソコンの診断をして部品交換などを指示した。そうすると、使わなくなったパソコン、プリンター、ディスプレイの多い事に驚いた。それと言うのも、以前の重たくて、でかいパソコンから、軽くて持ち運びできるノートパソコンに買い替えた人が、多かったのだ。

 この頃、パソコン教室を希望してるかどうか、アンケートを取り、週1回で、3千円なら習いたいと言う中高年、女性が多いことが分かった。そこで、土日、八王子で、パソコン教室を開始した。最初は、パソコンの動作する訳と言う入門編から、パソコン故障の原因と修理方法も説明すると、修理して欲しいというニーズもあり、修理の仕事も受けることにした。
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