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8話:静岡高度臨床検査センター設立委員会の根回し

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 株投資では、2013年5月22日に伊藤忠を1550円で18000株を売り、税引き後利益1251万円となり投資残金が1285万円となり、預金から215万円投資資金に送金し当残金を1500万円とした。そして、2013年の10月に開く、全体会議に、この話をして、あまりに静岡に固執してるは、得策ではないことを伝えて、議論しても買う事を決めて関連資料作成に着手した。

 この話を新宿で高度臨床検査センターをやっている丹沢康仁にも電話して意見を聞いてみようと考えて仕事が終わる時間に電話をかけた。電話で佐藤に丹沢さんが、その通りだと言い、もし首都圏以外で高度臨床検査センターやるとしたら大阪、神戸、京都エリア、次に福岡、北九州エリアしかない。北海道の札幌では、厳しいと言った。

 患者さん数を考えて高度臨床検査センターを開設しないと建設費用が、莫大であり。失敗すると。とんでもない金額の負債を抱えることになる。もちろん医療は算術だと行っているのではなく、失敗すれば、医療関係者だけでなく、医療を期待している人達のニーズも奪ってしまうことになり、その医療サービスのロスの方が大きいと訴えた。

 この話を聞いて、佐藤重幸は全く同感ですと言い、その話を今年10月の静岡市での高度臨床検査センター設立委員会総会で話していただけないでしょうかと聞いた。するとスケジュールさえ会えば、話しても良いと言ってくれた。また、その日程調整の件でも電話させていただきますと言うと、頑張って下さいね言ってくれた。

 これで大きな援軍を得たとひと安心し、高度臨床検査センター設立委員会総会のための資料づくりを続けた。やがて夏が過ぎて、9月になり参加者の日程調整をすると、やはり土日の夜19時以降にして欲しいと言う意見が多かった。

一方、泉田の株投資の方では2013年9月2日に村田製作所を6700円で2000株を1340万円で買い残金が160万円となったそして一番先に新宿の丹沢さんの予定を聞くと10月13日で良いと言われ、それで調整する事にした。静岡市の高度臨床検査センター設立委員会総会の中には学会で出られないという人もいたが総会で決めた事が最優先された。

 その後、意見を言っても採り上げるわけにはいかないと言った。それを聞いて、しぶしぶ、参加すると言う連中も数人いたが、総会を中心に考えて日程調整をしてくれて、主要メンバーのほぼ全員が参加してくれることになった。その話を丹沢さんに伝え、その日の宿も、こっちで用意しますから丹沢さん
の講演を宜しくお願いしますと言うとわかったと言ってくれた。

 やがて2013年10月13日静岡高度臨床検査センター設立委員会総会の日となり会場には、総勢52人中40人が参加してくれる予定で、静岡の医師会館の会議室に集まって来て19時の開始の時間には、そろって会場に入った。幹事長の佐藤重幸が静岡高度臨床検査センター設立委員会を始めて約2年が経った。その歴史をスライドを見せながら話した。

 まず。橫浜港北ニュータウン高度臨床検査センターで静岡から研修のメンバーを送り込んで実際にやってみた様子の話やスライドが発表され、最後に今後の運営方針の討論会をしたいと思いますと言い総会が始まった。最初に橫浜港北ニュータウン高度臨床検査センターでの検査の実態の話を勤務した人に発表してもらい、最後に一番困ったことは何ですかときかれた。

 それに対し勤務している静岡の医療施設との日程、時間調整だったと答えた。しかし、やはり、今後、独立した高度臨床検査センターは絶対に必要だと感じたと言いった。特に大都市の大型病院では機能が集約し過ぎ、CT、MRIを取るだけのために患者さんに長い待ち時間をかして、更に、その検査結果を医師が診るのに日程が合わないと、2度手間になる。

 日本の大都市でも病院の高度臨床検査と診察、治療がバラバラになり非常に効率が悪いと感じたと発表した。その後の2つ演題の演者も同じ様な事を言い、高度臨床検査センターの必要性を強く訴えた。そして佐藤重幸は、講演の合間に丹沢さんと話をして高度臨床検査センター設立は、やはり大都市でないと難しいと言う話は、最初に佐藤重幸が話して下さい。
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