プロパーとナースの冒険

ハリマオ65

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5話:秋田で業績表彰、その後、新潟へ

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 そう言う事で、1人の女性に決めることもできず、ひたすら昼の営業活動と夜の活動の激務を楽しんでいた。秋田に赴任して、また、色白の綺麗な看護婦さんが、多く、その中でもベテランで仕事に夢中で、婚期をのがした20代後半から30代後半の脂ののりきった美人と仲良くなった。

 その看護婦さんから愛宕製薬の薬を使ってやって下さいと宣伝してくれるようになり、まさに濡れ手に粟の状態で業績を上げていき秋田赴任3年目にして業績伸び率、全国一で表彰された。会社に入って8年目で2千万円を越える貯金ができた。

 思い起こせば看護婦さんの中で、30代後半ので地方病院の外来婦長さんの新珠三千子「あらたまみちこ」さんには、公私ともに、本当にお世話になった。内科、外科、整形外科、皮膚科で、中堅製薬企業の愛宕製薬が、院内薬剤売上ベストスリーに入って、業績伸び率と、新薬の売り上げでトップという、2冠達成で、1980年には、年収が、遂に1千万円を越えた。

 やがて秋田での5年が終わり、新潟営業所に転勤の日、送別会を終えた週の土曜日、秋田で一番の温泉旅館に泊まり新珠三千子さんを個人的に呼んで、2人だけの送別会を開いて、夜遅くまで、飲んで、暖め合って、今まで、お世話になった事に対して、十分に、お答えして官能的な夜を過ごした。

 翌日、彼女を自宅に送り、別れ際、彼女が石津健之助の胸の中で、さめざめと泣いてくれた時、得も言われぬ愛おしさ、ゾクッとする程の色っぽさを感じ、映画俳優1シーンの様な、感動的な別れを経験した。最後に彼女が、「どこへ行っても、私の事を忘れないでね」と言って、一粒の涙をこぼした。

 入社10年して優秀な業績を認められて、最年少で課長に就任し、日当が3千円で出張手当が1泊1万円になり、1982年に、新潟営業所へ転勤していった。新潟に転勤しても、秋田と、同じ4泊5日の出張で、新潟県でも、長岡、十日町、津南、六日町、小出、浦佐などの山間部を担当した。

 月曜日に、朝の会議を終えると、昼に、長岡の開業医を2件、訪問して、長岡中央病院か小千谷総合病院を訪問して、その後、十日町病院、津南病院、小出病院、六日町病院と開業医を訪問するパターンで訪問していた。この地でも、秋田と同様、最初は、ホテルに泊まっていたが2-3ヶ月過ぎて、小料理屋の訳ありの娘さんと、仲良くなり、呼ばれる日が多くなった。

 半年過ぎる頃には、ホテルに泊まることがなくなった。週に4泊で4万円と日当3千円の5日分で1.5万円の合計5万5千円となり、月に22万円の手当が、給料の他につく様になり支給された。そのため美味しい酒のつまみや取れたてのイカ、タコ、ノドグロ、イワシ、アジのひものなどを買って行って喜ばれた。
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