プロパーとナースの冒険

ハリマオ65

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39話:加納夫妻の死2

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 どうしますかと石津夫妻に聞くので、警察の方のご判断に、従いますと伝えた。すると運転手さんに保険には入ってるよねと、聞くと、もちろんですというので保険会社に連絡して下さいと言い、過失の認定ができないので、保険金の支払いの手続きをして下さいと言われ、その運転が、わかりましたと答えた。

 この話を熱海芙蓉会の前会長の篠田正一さんに電話をして状況話すと、何だ、先日、旦那さんが死んだばかりなのにと言った。しかし葬式をしてやるしかないだろうと言い、私から、昔の仲間に連絡するから、石津君は、葬儀の手配をして、決まったら、連絡してくれと言われ了解した。

 葬儀は、4日後の2008年3月6日となり、同じ葬儀場で行う事になった。告別式には18人が参列して加納夫妻の急な逝去を悼んでいた。葬儀を終えた時、篠田正一さんに石津三千子さんが、亡き加納和美さんに、もし亡くなったら家のタンスの真ん中の引出を見てくれる様に言われたことを話すと俺が立ち会うから行こうと言ってくれた。

 マンションの管理人に言い、加納さんの部屋を空けてもらい、言われた、タンスの真ん中の引出を空けると、遺書があり、空けてみると、石津夫妻との思い出が、書いてあり子供や親しい親戚がいないので、今まで一番お世話になった石津夫妻に相続してもらいたいと書いてあった。

 預金通帳とカラマラン・クルーザーヨットの書類、タンスの中には宝飾品「ダイヤ、真珠のネックレス、サファイヤ、ルビー、エメラルド」マンションの権利書が入っていた。そうして篠田正一さんが俺が立会人になってやるから遺書のコピーを取っておけと言い、立ち会い人と書いて、ハンコ押しておき、1部ずつを保管すれば問題ないと言ってくれた。

 加納夫妻の預金通帳が4冊あり、これも、コピーしておきますかというので、それのコピーはいらないと、篠田正一さんが言った。通帳を見てもらえますかと聞くと、篠田正一さんが、遺産の金額については、君たちの問題であり、わしには関係ないと言った。落ち着いたら、コピーを持って来いと、言われ了解しましたと言った。

 その日の内に遺言書のコピーと原本に立会人のハンコをもらい1部ずつ保管する事にした。帰って通帳を見ると、合計3800万円の預貯金が、残されていた。その翌週、カラマラン・クルーザーヨットのヨットクラブに行き、事情を話すと、クルザーヨットの保管料金が陸上でも年間30万円かかるが、持ち続けるか、それとも、中古で売るか、選択できると言われた。

 そこで、少し考えてから結論を出すと答えた。奥さんと話すると、私たちが、今後も、ここにいられるかもわからないのだから、売却したらと、奥さんが言った。そこで、石津健之助が、売りたいと言うと、店の人が、わかりましたと言い、購入希望者が出たら、連絡しますと、言ってくれた。
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