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第二章 リリアーヌ
寝不足
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王都で生活を始め、
社交など忙しくなるかと思っていたが
母様は片っ端から『病弱』を理由に断りまくった。
父も久々な王都(転移で密かに通っているが)のため、経営している商会の監査などで忙しい。
貴族に知り合いもいなく、王子の婚約者である私においそれと招待状を送ってくるかともなく、
殿下とだけ交流を深める事となった。
殿下と王都で流行のドレスや小物、宝石を見に行ったり、
学院で使う道具を揃えたりと
意外と楽しかった。
普通の貴族や王族なら屋敷に商人を呼び出して注文するのだが、
あまりに田舎者の私たちを気遣って、街を案内してくれながら、直接店にエスコートしてくれた。
殿下は王族といっても、外に婿に出されることが決まっていたので規制が緩く、
騎士に混じりながら身体を鍛えたり、一緒に街へ買い物に行ったり、かなり自由に過ごしていたので、とても街の事には詳しく、母も私もお気に入りの店を見つけることが出来た。
そうして、政略とはいえ良い関係を築く事に成功した。
ただ問題だったのは、やたらと父様や母様に殿下がなつき、屋敷に出入りするようになった事。
王家にバレてはいけない私の魔法。
夜な夜な敷地に遮断、結界魔法をして、自分の過ごしやすい環境を作り上げなければならなかった。
まず最初に薬草園を整備した。
庭は最も変化が分かりやすい。それも、昨日なかった温室がいきなり出現したら、流石にバレる!!
殿下に庭を案内する前に作り上げなくてはならない。
って事で、泣く泣く領地の温室、冷室を空間魔法と収納魔法、転移魔法をフル活用して運んだ。
本当は、時間をかけて都の屋敷にも作る予定だったのに、そんな事は言ってられない。
都でも自生できる植物の畑も作り上げ、
数日かけて、私の薬草園が出来上がった。
疲れた。
自分にヒールを掛けて体力は戻ったが、
精神的な疲れがあり、翌日は寝込んでしまった。
ポーションを始め、種々な薬を作り出す為、
薬草を管理する部隊(薬師たち)も都に呼び寄せ、
寮と実験室兼仕事部屋を屋敷の裏の池の端に作らせた。
彼らと私で作った新しいレシピのポーションや薬は、辺境伯の元に送られ、人体実験………お試しされ、商品化されている。
それが侯爵家の主要産業にもなった。
辺境伯には、実験?の代わりに、格安で販売し魔獣退治や国境警備に役立たせてくれているので大喜びだ。
ここで開発して、商品化した後は領地での生産をする事にしている。
その為に必要であり、ゆっくりと準備を整えるはずが、都についた途端作る事になってしまった。
学院に入る前に環境整備をしてしまおうと、父と母を巻き込んで夜通し作業を続け、
昼間に寝込んでしまう(ただの睡眠不足)ため、殿下の相手の他に社交や王宮からの呼び出しに対応できる訳もなく、
殿下以外の知り合いもいない状態で、
学院の入学を迎える事になった。
社交など忙しくなるかと思っていたが
母様は片っ端から『病弱』を理由に断りまくった。
父も久々な王都(転移で密かに通っているが)のため、経営している商会の監査などで忙しい。
貴族に知り合いもいなく、王子の婚約者である私においそれと招待状を送ってくるかともなく、
殿下とだけ交流を深める事となった。
殿下と王都で流行のドレスや小物、宝石を見に行ったり、
学院で使う道具を揃えたりと
意外と楽しかった。
普通の貴族や王族なら屋敷に商人を呼び出して注文するのだが、
あまりに田舎者の私たちを気遣って、街を案内してくれながら、直接店にエスコートしてくれた。
殿下は王族といっても、外に婿に出されることが決まっていたので規制が緩く、
騎士に混じりながら身体を鍛えたり、一緒に街へ買い物に行ったり、かなり自由に過ごしていたので、とても街の事には詳しく、母も私もお気に入りの店を見つけることが出来た。
そうして、政略とはいえ良い関係を築く事に成功した。
ただ問題だったのは、やたらと父様や母様に殿下がなつき、屋敷に出入りするようになった事。
王家にバレてはいけない私の魔法。
夜な夜な敷地に遮断、結界魔法をして、自分の過ごしやすい環境を作り上げなければならなかった。
まず最初に薬草園を整備した。
庭は最も変化が分かりやすい。それも、昨日なかった温室がいきなり出現したら、流石にバレる!!
殿下に庭を案内する前に作り上げなくてはならない。
って事で、泣く泣く領地の温室、冷室を空間魔法と収納魔法、転移魔法をフル活用して運んだ。
本当は、時間をかけて都の屋敷にも作る予定だったのに、そんな事は言ってられない。
都でも自生できる植物の畑も作り上げ、
数日かけて、私の薬草園が出来上がった。
疲れた。
自分にヒールを掛けて体力は戻ったが、
精神的な疲れがあり、翌日は寝込んでしまった。
ポーションを始め、種々な薬を作り出す為、
薬草を管理する部隊(薬師たち)も都に呼び寄せ、
寮と実験室兼仕事部屋を屋敷の裏の池の端に作らせた。
彼らと私で作った新しいレシピのポーションや薬は、辺境伯の元に送られ、人体実験………お試しされ、商品化されている。
それが侯爵家の主要産業にもなった。
辺境伯には、実験?の代わりに、格安で販売し魔獣退治や国境警備に役立たせてくれているので大喜びだ。
ここで開発して、商品化した後は領地での生産をする事にしている。
その為に必要であり、ゆっくりと準備を整えるはずが、都についた途端作る事になってしまった。
学院に入る前に環境整備をしてしまおうと、父と母を巻き込んで夜通し作業を続け、
昼間に寝込んでしまう(ただの睡眠不足)ため、殿下の相手の他に社交や王宮からの呼び出しに対応できる訳もなく、
殿下以外の知り合いもいない状態で、
学院の入学を迎える事になった。
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