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ライブ 2
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鬼の形相の国見さんが聞いてくる
「ねえ、そこのロリ谷さんなんで会場から出てくるのかな?」
「ロリ谷って、い、いやちょっとミウに会いに行ってまして」
「ふーん、そこの小学生をナンパして?」
「ナンパしてないから!」
マイは国見さんが怖いのか俺の腕にしがみついていたが、今の状況でこの体勢は体裁が悪かった
「ねえ、私はミウ様に会いたいって伝えといたよね?」
「ははは、無事会ってきたよ」
「私が会いたかったの、さあ、もう一度行きましょ」
「あー、うん、ごめん無理だと思う」
「なんで!」
「ミウはライブの準備に入ったから・・・」
「そんな・・・」
国見さんは崩れおちた
「だ、だいじょうぶですか?」
「だいじょうぶじゃないけど、そろそろ入場列に並ばないと」
力を落としている国見さんは哀愁を漂わせていたが
「いってらっしゃい~」
俺とマイは国見さんを見送ろうとしたが・・・捕まった
「ねえ、なんであなた達は列に来ないのかな?かな?」
目が血走ってて怖かったがマイが答えてくれた
「あの、ミウ様が用意してくれた席は一般席じゃないみたいで関係者入口から行くから並ぶ必要はないそうです」
「へっ?」
「そういうこと、俺とこの子はミウに無理に頼んだから通常席じゃないみたい、だから並んでも中に入れない、そもそもチケットもないし」
「なんでそんな事になってるの?私もそっちがいい!」
「いや、今からじゃ無理、ミウと連絡つかないし」
「なんてこと・・・」
国見さんはまた崩れおちた
「マイ行こう、彼女には時間が必要だ」
「いいんでしょうか?」
俺とマイは国見さんと別れた
次に俺とマイが向かったのはグッズ売場
どうやらマイは元々グッズを買いにきていたらしかった
「あーこれもいいな♪こっちも可愛い♪」
はしゃいでるマイを見ながら、何故か父親の気分を味わってる気がした
店から出てきたマイと休憩しながら話していると
「りょうさんは何か買わないのですか?」
「俺がミウの名前入りグッズを装備するのは恥ずかしいかな」
「そんなことないですよ」
「いやいや、知り合いな分キツいものがあるよ」
「そんなものなんでしょうか?」
「マイは買ったもの装備してライブに挑むの?」
俺はマイの買ったものを見るとシャツに帽子、ペンライト、リストバンド等々沢山あった
「はい、もちろん全部装備しますよ~」
「そ、そうなんだ」
「りょうさんもテンション上げていきましょ~」
「いや、ミウ相手にテンション上げるのはなんかね~」
「そんなものなんですかね?」
テンション上げまくってるマイと一緒に会場の出店やグッズショップを見てまわっていると入場時間が来ていた
俺達は関係者入口に向かったが途中入場待機列を見ると凄い長い列が出来ていた
「あれに並ぶのは無理だな」
「凄いですよね、でも普通は並ぶんですよ」
「あんなに待つのは嫌だな」
「ははは、今更ですが私もこっちでよかったんでしょうか」
マイは上がってたテンションが少し落ち着き、自分の状況を考えた時、自分が図々しくないか悩み始めていた
「気にするな、今更俺1人にされても俺寂しくて泣くぞ」
「りょうさん泣いちゃだめですよ」
「それにな、たぶんミウは俺が1人なら帰りかねないと見切ってる、マイが入るから長い待ち時間も、楽しんでたけど1人なら時間持て余してたし」
「そうなんですか」
「たぶんね、俺の考えは大体バレてるし」
「いいですね、お互いわかり会える関係なのですね」
「いや、そういう意味じゃないよ」
「はーい、そういう事にしておきます」
マイは関係者入口に走っていった
席は最前列の前に作られていた
しかも、後に柵があり明らかに分けられていた
「なんか目立ちますね」
「あとでクレーム出してやる」
仕方なく俺達は席につくが周りからの視線が痛かった
「あうう、なんか見られてます」
「マイちゃん諦めろ、あとでミウをしばこう」
「ミウ様を叩けませんよ」
二人で話しているといるとふと、会場が暗くなりステージからミウが飛び出してきた
どうやら開始らしい
・・・
「うむ、なかなかいい歌だった」
「もう、そんなこと言って、私は感動して泣いちゃいましたよ」
まだハンカチで涙を拭っているマイがそこにいた
「いや、よかったけどさすがに泣くほどじゃないと思うぞ、それより楽屋に行くか?」
「えっ?行っていいんですか?」
「かまんだろ、駄目なら帰ればいいし」
「絶対にお供します」
「そんな。真剣な目をしなくても連れていくよ」
俺はマイの勢いに負けていた
「ねえ、そこのロリ谷さんなんで会場から出てくるのかな?」
「ロリ谷って、い、いやちょっとミウに会いに行ってまして」
「ふーん、そこの小学生をナンパして?」
「ナンパしてないから!」
マイは国見さんが怖いのか俺の腕にしがみついていたが、今の状況でこの体勢は体裁が悪かった
「ねえ、私はミウ様に会いたいって伝えといたよね?」
「ははは、無事会ってきたよ」
「私が会いたかったの、さあ、もう一度行きましょ」
「あー、うん、ごめん無理だと思う」
「なんで!」
「ミウはライブの準備に入ったから・・・」
「そんな・・・」
国見さんは崩れおちた
「だ、だいじょうぶですか?」
「だいじょうぶじゃないけど、そろそろ入場列に並ばないと」
力を落としている国見さんは哀愁を漂わせていたが
「いってらっしゃい~」
俺とマイは国見さんを見送ろうとしたが・・・捕まった
「ねえ、なんであなた達は列に来ないのかな?かな?」
目が血走ってて怖かったがマイが答えてくれた
「あの、ミウ様が用意してくれた席は一般席じゃないみたいで関係者入口から行くから並ぶ必要はないそうです」
「へっ?」
「そういうこと、俺とこの子はミウに無理に頼んだから通常席じゃないみたい、だから並んでも中に入れない、そもそもチケットもないし」
「なんでそんな事になってるの?私もそっちがいい!」
「いや、今からじゃ無理、ミウと連絡つかないし」
「なんてこと・・・」
国見さんはまた崩れおちた
「マイ行こう、彼女には時間が必要だ」
「いいんでしょうか?」
俺とマイは国見さんと別れた
次に俺とマイが向かったのはグッズ売場
どうやらマイは元々グッズを買いにきていたらしかった
「あーこれもいいな♪こっちも可愛い♪」
はしゃいでるマイを見ながら、何故か父親の気分を味わってる気がした
店から出てきたマイと休憩しながら話していると
「りょうさんは何か買わないのですか?」
「俺がミウの名前入りグッズを装備するのは恥ずかしいかな」
「そんなことないですよ」
「いやいや、知り合いな分キツいものがあるよ」
「そんなものなんでしょうか?」
「マイは買ったもの装備してライブに挑むの?」
俺はマイの買ったものを見るとシャツに帽子、ペンライト、リストバンド等々沢山あった
「はい、もちろん全部装備しますよ~」
「そ、そうなんだ」
「りょうさんもテンション上げていきましょ~」
「いや、ミウ相手にテンション上げるのはなんかね~」
「そんなものなんですかね?」
テンション上げまくってるマイと一緒に会場の出店やグッズショップを見てまわっていると入場時間が来ていた
俺達は関係者入口に向かったが途中入場待機列を見ると凄い長い列が出来ていた
「あれに並ぶのは無理だな」
「凄いですよね、でも普通は並ぶんですよ」
「あんなに待つのは嫌だな」
「ははは、今更ですが私もこっちでよかったんでしょうか」
マイは上がってたテンションが少し落ち着き、自分の状況を考えた時、自分が図々しくないか悩み始めていた
「気にするな、今更俺1人にされても俺寂しくて泣くぞ」
「りょうさん泣いちゃだめですよ」
「それにな、たぶんミウは俺が1人なら帰りかねないと見切ってる、マイが入るから長い待ち時間も、楽しんでたけど1人なら時間持て余してたし」
「そうなんですか」
「たぶんね、俺の考えは大体バレてるし」
「いいですね、お互いわかり会える関係なのですね」
「いや、そういう意味じゃないよ」
「はーい、そういう事にしておきます」
マイは関係者入口に走っていった
席は最前列の前に作られていた
しかも、後に柵があり明らかに分けられていた
「なんか目立ちますね」
「あとでクレーム出してやる」
仕方なく俺達は席につくが周りからの視線が痛かった
「あうう、なんか見られてます」
「マイちゃん諦めろ、あとでミウをしばこう」
「ミウ様を叩けませんよ」
二人で話しているといるとふと、会場が暗くなりステージからミウが飛び出してきた
どうやら開始らしい
・・・
「うむ、なかなかいい歌だった」
「もう、そんなこと言って、私は感動して泣いちゃいましたよ」
まだハンカチで涙を拭っているマイがそこにいた
「いや、よかったけどさすがに泣くほどじゃないと思うぞ、それより楽屋に行くか?」
「えっ?行っていいんですか?」
「かまんだろ、駄目なら帰ればいいし」
「絶対にお供します」
「そんな。真剣な目をしなくても連れていくよ」
俺はマイの勢いに負けていた
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