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第二章 ダストロッド
1.上陸
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ネコロンは私にとって家族も同然、様々な死地を潜り抜けた戦友でもある。レインの言う通りだ。迷う事なんて何もない。私は胸に手を当て呼吸を整える。そして、真っすぐ前を向いてトリー長官に物申した。
「一気に迷いがなくなりました。私、ゼノマテリアルの回収に向かいます。レインはもちろん、サラちゃんを説得して必ず連れていきます。彼女のお兄さんを救い、ここに戻ると誓います」
物々しい雰囲気に圧倒されたのかトリー長官はふっと笑みを漏らした。
「君は本当に真っすぐな素直な子ですね。純粋で正義感が強く、曇りのないその足は止まることを知らない。だからこそアンナ君、君ならば本当に可能性の低いこの事案も可能に変えられるかもしれないね」
「まあ、行くならとっとと行こうぜ。のろのろしてたらその間に誰かに先を越されるかもしれないぜ。ゼノマテリアルはいわば死者にさえ命を与える禁忌の代物でもあるんだ。狙ってる奴は少なからずいると思うぜ」
「レイン、あんたそういう事知ってたなら教えてよ」
私はふくれっ面を浮かべた。レインはいつもどこか抜けてる。
「悪かったよ」
素直に謝ったレインに私は驚いた。
「あんたどうしたの?やけに素直じゃない。調子でも悪いの?」
いつもだったら突っかかってくるのにやけに丸まっている。何か企んでいる……ようにはみえない。
「ああ、何だよ。突っかかって欲しいのか?別に俺はいつも通りだ。さあ、カーゴシップに乗って早くダストロッドに行くぞ」
ずかずかと部屋を出ていくレイン。
「ちょっと待ってよ。トリー室長、それじゃ行ってきます」
私は最後に挨拶し、研究室を後にした。
「サラちゃんをよろしくね」
トリー室長は笑顔で手を振っていたので深くお辞儀し、急ぎ足でレインを追った。
「一気に迷いがなくなりました。私、ゼノマテリアルの回収に向かいます。レインはもちろん、サラちゃんを説得して必ず連れていきます。彼女のお兄さんを救い、ここに戻ると誓います」
物々しい雰囲気に圧倒されたのかトリー長官はふっと笑みを漏らした。
「君は本当に真っすぐな素直な子ですね。純粋で正義感が強く、曇りのないその足は止まることを知らない。だからこそアンナ君、君ならば本当に可能性の低いこの事案も可能に変えられるかもしれないね」
「まあ、行くならとっとと行こうぜ。のろのろしてたらその間に誰かに先を越されるかもしれないぜ。ゼノマテリアルはいわば死者にさえ命を与える禁忌の代物でもあるんだ。狙ってる奴は少なからずいると思うぜ」
「レイン、あんたそういう事知ってたなら教えてよ」
私はふくれっ面を浮かべた。レインはいつもどこか抜けてる。
「悪かったよ」
素直に謝ったレインに私は驚いた。
「あんたどうしたの?やけに素直じゃない。調子でも悪いの?」
いつもだったら突っかかってくるのにやけに丸まっている。何か企んでいる……ようにはみえない。
「ああ、何だよ。突っかかって欲しいのか?別に俺はいつも通りだ。さあ、カーゴシップに乗って早くダストロッドに行くぞ」
ずかずかと部屋を出ていくレイン。
「ちょっと待ってよ。トリー室長、それじゃ行ってきます」
私は最後に挨拶し、研究室を後にした。
「サラちゃんをよろしくね」
トリー室長は笑顔で手を振っていたので深くお辞儀し、急ぎ足でレインを追った。
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