セイクリッド・カース

気高虚郎

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インターバル4

第4章までの説明

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※ ※ ※ 用語解説 ※ ※ ※

・魔王バルベリス:太古の昔に生まれた塵よりも小さな精霊。感情も意識も持たない低級精霊だったが人や動物を乗っ取り、魂ごと喰らい続けることで神と呼ばれるほどの存在に上り詰めた。肉体が無いので不死身。

・混沌の時代:聖涙教が興る以前の時代。各地を支配する魔王たちが世界制覇をかけて何百年も争い続け、世界は荒廃した。魔術師が忌み嫌われる最大の原因。天使たちは魔王を討伐し、この時代を終わらせた事でヒーローとなった。

生贄の儀式:ティモシーが秘密裏に行ってきた謎の儀式。掟を破ったチンピラ達を生贄にしていた。その目的は儀式の実行者を魔物に変えるための儀式だった。儀式には罠が仕込まれていて、儀式の真似をした者はバルベリスの下僕となってしまう。

・アリアンナ家の呪い:アリアンナ家を苦しめた謎の奇病。その正体は儀式に耐えられる血筋の者が生まれるようにバルベリスが行った間引き。

・ネズミの魔物:ネズミを実験台にして、儀式を再現したことで生まれた怪物。元のネズミに戻そうと、バルマンはあらゆる手を試みたが失敗した。

・ダルザス:元々は気弱な魔術師だったがバルベリスの儀式に手を出したために支配されて下僕となった。最後はバルベリスに見捨てられた。

・霧の中の天使:虹が囲った影が、霧に映り込むブロッケン現象のこと。ティモシーとアビゲイルの出会いとなった。

アウェイクニング作戦:便利屋のアイデアをきっかけに行われる事となったティモシーを救出するための作戦。

アビゲイル:多くの偉業を成した考古学者で、ティモシーの妻、そしてロレインの母。天使と会う事が子供の頃からの夢。

夜の羽根:何百年も前に興った宗教。天使の子供が預言者とされ、その血筋は今も続いているという噂。


※ ※ ※ 状況説明 ※ ※ ※


・便利屋:本名はスラフ。悪霊の王に生命力を奪われる呪いをかけられ、異常なまでの食欲を見せている。あるアイデアをマデリーンに進言して、アウェイクニング作戦が開かれる事となる。

・ロレイン:父を助けるために我を見失っていたが、アウェイクニング作戦に希望を見出した。魔術を使えることが判明した。

ティモシー:儀式によって肉体が魔物に代わってしまった。バルベリスに肉体の主導権を奪われ、意識は深く眠っている。乗っ取られまいと抵抗している。

バルベリス:現在、ティモシーの肉体の主導権を握っている。しかしティモシーの魂の抵抗が激しく、完全な支配が出来ていない。謎の欠片を取り戻し、バルマンを支配した。

フィリップ:アウェイクニング作戦に協力。引き続きアリアンナ邸の様子を伺っている。

バルマン:儀式を再現し、ネズミの魔物を生み出した。しかし儀式には罠が仕込まれており、バルベリスの記憶や幻を見せられて意識が混濁。ついには支配され、謎の欠片をバルベリスに渡してしまった。

謎の欠片:支配されたバルマンによってバルベリスの元に戻った。

マデリーン:アウェイクニング作戦の責任者。ティモシーを救うために覚悟を決める。

チンピラ達:便利屋を捜索中。ボスの豹変に振り回されている。このまま彼に仕えるか、逃げ出すか迷っている。

情報屋:娼婦のアマンダに熱を上げる性根の腐った情報屋。ロレインと騎士団が便利屋を匿っていることを知る。

※ ※ ※ 説明図 ※ ※ ※



図にするとこうなります。
では次の章へ。お気に入りをよろしくお願いします。
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