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僕の新しい家族
ふふ よろしくね パパ
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僕は今、新しい父親になるだろう志賀 九郎 という人物を待っている。
先程、邸に到着したという報告を受けた。
「まだかな~」
アリスのその言葉に、アリスの他に唯一残った兄である蓮が、
【アリス様を待たせるなんて】
と、内心苛立ったが、アリスが楽しみにしているようなので、すぐに怒りはおさまった。
そのタイミングで、扉を叩く音がした。
トントンッ
「アリス様、お連れしました。」
上品だが幼い少年の声がした。
その言葉に、アリスは上機嫌に言った。
「通していいよ。」
「かしこまりました。」
アリスの言葉に少年はそう返し、扉を開けた。
開けた扉の先には、少年の敬愛する王が満面の笑みを浮かべていた。
これだけで少年は、この役目をおこなえて良かったと思った。
その後、客人であり、王の父親になるだろう人物を通した。
「どうぞ、お通りください。」
「ああ。」
九郎が、入ったことを確認すると、丁寧に扉を閉め出ていった。
「ふふ。とりあえず、そこに座ってくれる?」
アリスはそう言って、九郎をテーブルの挟んだ前のソファに座らせた。
そして、九郎が座ったタイミングで、先程の少年が紅茶を運んできた。
その紅茶を一口飲んで、アリスは話しかけた。
「君が総理大臣の、志賀 九郎でいいんだよね?」
「ええ。現在、日本の総理大臣は私です。」
九郎がそう応えると、アリスは早速本題を持ち出した。
「じゃあ早速だけど、メールにかいた通り僕達を引き取ってくれない?」
「はい。では、引き取らせていただきます。」
「ふふ。よかったぁ。」
「ですが、虐待がどれ程のものかも教えていただけますか?」
「うん、いいよ。と言っても、僕は普通に愛されてるし、一番分かりやすいのは・・・蓮の体かな。蓮、脱げる?」
「わかりました。」
そう言って蓮は、服を脱ぎ始めた。
九郎は、文字通り服を全部脱いだ蓮に驚き、その体についた傷や痣に絶句した。
先程まで服で見えなかった部分には、全体的に傷や痣ができていた。
「相変わらず、酷い。」
アリスのその言葉に、九郎は現実に引き戻された。
「いつから・・虐待は・・おこなわれ・・ていたんです・・か?」
「蓮が3歳で立つことに成功した時だったはず。」
「っ絶対に、引き取ります。」
「ふふ よろしくね パパ」
先程、邸に到着したという報告を受けた。
「まだかな~」
アリスのその言葉に、アリスの他に唯一残った兄である蓮が、
【アリス様を待たせるなんて】
と、内心苛立ったが、アリスが楽しみにしているようなので、すぐに怒りはおさまった。
そのタイミングで、扉を叩く音がした。
トントンッ
「アリス様、お連れしました。」
上品だが幼い少年の声がした。
その言葉に、アリスは上機嫌に言った。
「通していいよ。」
「かしこまりました。」
アリスの言葉に少年はそう返し、扉を開けた。
開けた扉の先には、少年の敬愛する王が満面の笑みを浮かべていた。
これだけで少年は、この役目をおこなえて良かったと思った。
その後、客人であり、王の父親になるだろう人物を通した。
「どうぞ、お通りください。」
「ああ。」
九郎が、入ったことを確認すると、丁寧に扉を閉め出ていった。
「ふふ。とりあえず、そこに座ってくれる?」
アリスはそう言って、九郎をテーブルの挟んだ前のソファに座らせた。
そして、九郎が座ったタイミングで、先程の少年が紅茶を運んできた。
その紅茶を一口飲んで、アリスは話しかけた。
「君が総理大臣の、志賀 九郎でいいんだよね?」
「ええ。現在、日本の総理大臣は私です。」
九郎がそう応えると、アリスは早速本題を持ち出した。
「じゃあ早速だけど、メールにかいた通り僕達を引き取ってくれない?」
「はい。では、引き取らせていただきます。」
「ふふ。よかったぁ。」
「ですが、虐待がどれ程のものかも教えていただけますか?」
「うん、いいよ。と言っても、僕は普通に愛されてるし、一番分かりやすいのは・・・蓮の体かな。蓮、脱げる?」
「わかりました。」
そう言って蓮は、服を脱ぎ始めた。
九郎は、文字通り服を全部脱いだ蓮に驚き、その体についた傷や痣に絶句した。
先程まで服で見えなかった部分には、全体的に傷や痣ができていた。
「相変わらず、酷い。」
アリスのその言葉に、九郎は現実に引き戻された。
「いつから・・虐待は・・おこなわれ・・ていたんです・・か?」
「蓮が3歳で立つことに成功した時だったはず。」
「っ絶対に、引き取ります。」
「ふふ よろしくね パパ」
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