僕の永遠の物語

Alice

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僕の新しい家族

ふふ さようなら ②

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裁判が今日おこなわれる。
アリスは、裁判所へ移動する車に乗っていた。
もちろん、九郎や蓮と共に。
アリスが、運転をしている者に話しかけた。

「今日の情報、しっかりマスコミに渡した?」

「はい。アリス様のおおせられた通りに。」

運転手は、アリスと言葉を交わせたことに歓喜したが、それを表にだすことはなかった。
アリスの言ったマスコミとは、多分アリスの父親である佐倉グループ会長、佐倉 留衣の裁判のことだろう。
その考えにいたった九郎は、頬をひきつらせた。

それは、昨日のことだった。

~昨日、午後2時頃~

有名な放送局には、同じ内容のメールが届いた。
メールの内容は、要約すると『佐倉グループ現会長佐倉 留衣が、実の子供である兄妹に訴えをおこされた。興味があるなら、裁判の傍聴をするといい。』というものだった。
いたずらの可能性もあったが、メールを送られた放送局は全て信じ、裁判所などに傍聴の許可をとることにした。

これが、昨日の出来事だ。

~現在~

アリス達は、裁判所に着いたので車を降りた。
そのとき、蓮がアリスにまるで従者のように手を貸すのは、この兄妹にとってはもう当たり前なのだ。

裁判所内は広くなっており、アリスが降りたのは建物の前だった。
なのでマスコミが大勢いたが、アリス達をみたことで皆静かになった。
それもそのはず、アリス達は目立つだろう者ばかりだ。

一番最初に降りてきたのは、志賀 九郎。現総理大臣で、数多くの偉業ともよばれることを成し遂げた者で、更なる活躍への期待もあり、おまけに顔も十分整っていて、知らない者はいないだろう人物だ。

次に降りたのは、美しすぎるほどに顔の整っている少年だった。少年は、多分アルビノといわれる人種で、白い髪に赤い瞳をしていた。

そして一番目を惹いたのは、少年に手をかりるようにして降りてきた、少女だった。
いや、中性的な顔立ちで性別は分からないが、髪を伸ばしていたので少女なのだと思った。
その少女は、白銀のサラサラストレートの髪をおろしていて、瞳は紫水晶アメジスト色。顔は、少年でも及ばない程に美しく、何よりも美しいのだと思ってしまう程だった。

その3人は、すぐに裁判所に入っていった。


アリス達は、裁判所に入り案内された待合室で待っていた。
そこに、エンペストナイツのメンバーである担当者がやって来た。
どうやら、時間のようだ。

【お別れもしっかり言おう。】






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