僕の永遠の物語

Alice

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僕の新しい家族

ふふ さようなら ④

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法廷に入ったアリスは1度傍聴席を見て笑った。
そこには、他国にある上帝グループの会社の経営を任せたはずの3人がいたからだ。
アリスは蓮に話しかけた。

「お兄ちゃん。」

「はい、何でしょうか。アリス様。」

「ふふ、何であの3人がいるのかな?」

そう言われ、蓮はアリスが先ほど見ていた場所を見た。
そして、納得したとばかりに頷き言った。

「わかりません。
・・・ですが、おそらく仕事をさぼり見に来たのでしょう。」

それを聞いたアリスはというと怒っていた。それはそれは目が笑っていないくらいには。

「ふふ、悪い子だなぁ。後でお仕置きしなくちゃなー。」

そう言って、アリスは席についた。

全員が席についたことを確認したのだろう、裁判長が言った。

「これより、被告人佐倉留衣並びに佐倉比良の裁判を始める。」

まず留衣の罪状確認などをした。
だが留衣はそれをすべて否認した。
弁護士も留衣の無罪を主張する。

「証拠はあるんですか?」

アリスがこたえるために挙手した。
裁判長がどうぞと言ったのでアリスは話した。

「証拠なら沢山あるよ。」

そう言ってアリスが弁護士に渡したのは留衣の罪状の証拠だった。
検察や裁判員にも渡した。

「な、こんなもの一体どこで!?」

『・・・・』

弁護士は叫んだが、検察は絶句。裁判員達はアリスのことを書類で知っていたので、予想がついて黙った。

「そんなこと君に話す必要あるかな?」

アリスはそう言ったが弁護士は

「もちろんあります。」

とこたえた。
アリスが続きを聞いた。

「その証拠が間違っているかもしれないじゃないですか。」

「?僕の提出した証拠の裏はもうとってあるよ?間違っているなんてことあり得ない。」

「あなたが嘘をついているかもしれないということですよ。」

その言葉にブローチをつけていた者達が殺気立ったが、その中でも1番ヤバいと思わせるのは蓮だ。

「アリス様が嘘を?・・・あり得ない。アリス様はあなた方と違い、高貴な方なんです。嘘などつきません。
もし間違っているなら、それはアリス様以外が間違えただけ。アリス様のおこないこそがすべて正しく、アリス様のお言葉こそ正義なんです。」

マスコミ達はこれを聞いてどうしたか。
正解はドン引きした。それはもうこれ以上ないほどに。
蓮の容姿がとても綺麗なので、それもあいまりとても恐怖がこみあげてくる。
ブローチを着けた者達が反応は違えど皆同意していることもそれをひきたたせた。
まさしく狂信者の名にふさわしい。

「まぁ、僕の提出した証拠は本物だよ。それのせいでクビになった役員沢山いたから、みんなに聞いたんだよ。その中の十数人だけだったけど、確かにその人が何をしたか知っている人はいたんだよ。更に数は減るけど証拠を集めていた人もいる。」

それは確かな指摘だった。
その言葉に留衣は認めざるを得なかった。
そして裁判長の次の言葉が留衣を更なる地獄に落とした。

「では、続いて家庭裁判へ移る。」






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