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僕の新しい家族
自由な日
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「ふふふ、~♪~~~♪」
その日アリスは朝から上機嫌だった。
それもおかしいことではない。
アリスはいつも好きなことをやっていたりするのでだいたい上機嫌になっている。
なので珍しくはないのだが、今日はアリスにとっても特別な理由があった。
「久しぶりの自由の日だ。いや、そんなこともないな。3ヶ月前はそうだった気がする。」
アリスのいう自由の日とはいつもEKの誰かが側にいて兄である蓮がまったく離れようとしない環境にあるアリスにとっては、数人程度の知り合いには会うかもしれないが、それらすべてから解放されて一人で好きな場所に行ける最高の日だ。
普通の人間には結構よくある時間だが、アリスにとっては3ヶ月ぶりだとしても最近よく行くなくらいの感覚である。
そんなアリスにとってはこの日はとても大切なのである。
「どこに行こうかな?ふふふ。」
どこにいくかをかなり悩んで決めている。
新しい場所に行くのもいいし、前行った場所で違うことをするのもいい。
「よし、ここにしよう。それで服は、これかな。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「着いた。」
アリスが今日来たのは、原宿だ。
アリスの歳では迷子に勘違いされそうだが、周りの人間は容姿のほうを見るので意外に言われない。
アリスの今日の服装は、細かいところは省くが青いワンピースに黒い靴下水色の靴にいつもの髪飾りとブローチである。
そしてアリスが今日来たのは新しくオーブンしたらしいスイーツ食べ放題のお店だ。
入ってみたら知っている人も何人かいたが全員自由の日だということで会釈だけで声をかけてくることはなかった。
アリスはその後も原宿で食べ歩きなどをしたが4時頃に若く見える男性に話しかけられた。
「ごめんね。私、こういう者だけど。さっそくだけど芸能界に興味ない?」
「もぐもぐ、もぐ・・・ない」
クレープを食べている間に話しかけられたので、アリスは少し返答が遅れた。
「そっか、残念。家族の人とかはどこにいるの?」
諦めたのか、諦めてないのかよくわからない反応を返された。
家族のことを聞いてどうする気なのやら。
「たぶん、東京にはいるんじゃないかな?」
今日、九郎は国会議事堂にいるし蓮は都内にある上帝グループの会社をまわると言っていたので、二人とも東京にはいるはずだ。
「え、??えっと、迷子?」
「違うよ。帰ろうと思えば帰れるし。」
その言葉は強がりとは思えなくて、男性は聞いてみた。
「じゃあ、もしかして一人で来たの?」
「そうだけど?」
「どうやって来たの?」
「?車だけど?」
「帰りも車?」
「いや、歩いて帰るよ。」
「じゃあ、送らせてくれない?」
「何で?」
「君の安全のためかな。」
「歩きでもいいなら別に僕は構わないよ。」
「わかった。」
「じゃあ、もう帰ろうかな。いつもは次の日になるまで帰らないのにな。」
その日アリスは朝から上機嫌だった。
それもおかしいことではない。
アリスはいつも好きなことをやっていたりするのでだいたい上機嫌になっている。
なので珍しくはないのだが、今日はアリスにとっても特別な理由があった。
「久しぶりの自由の日だ。いや、そんなこともないな。3ヶ月前はそうだった気がする。」
アリスのいう自由の日とはいつもEKの誰かが側にいて兄である蓮がまったく離れようとしない環境にあるアリスにとっては、数人程度の知り合いには会うかもしれないが、それらすべてから解放されて一人で好きな場所に行ける最高の日だ。
普通の人間には結構よくある時間だが、アリスにとっては3ヶ月ぶりだとしても最近よく行くなくらいの感覚である。
そんなアリスにとってはこの日はとても大切なのである。
「どこに行こうかな?ふふふ。」
どこにいくかをかなり悩んで決めている。
新しい場所に行くのもいいし、前行った場所で違うことをするのもいい。
「よし、ここにしよう。それで服は、これかな。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「着いた。」
アリスが今日来たのは、原宿だ。
アリスの歳では迷子に勘違いされそうだが、周りの人間は容姿のほうを見るので意外に言われない。
アリスの今日の服装は、細かいところは省くが青いワンピースに黒い靴下水色の靴にいつもの髪飾りとブローチである。
そしてアリスが今日来たのは新しくオーブンしたらしいスイーツ食べ放題のお店だ。
入ってみたら知っている人も何人かいたが全員自由の日だということで会釈だけで声をかけてくることはなかった。
アリスはその後も原宿で食べ歩きなどをしたが4時頃に若く見える男性に話しかけられた。
「ごめんね。私、こういう者だけど。さっそくだけど芸能界に興味ない?」
「もぐもぐ、もぐ・・・ない」
クレープを食べている間に話しかけられたので、アリスは少し返答が遅れた。
「そっか、残念。家族の人とかはどこにいるの?」
諦めたのか、諦めてないのかよくわからない反応を返された。
家族のことを聞いてどうする気なのやら。
「たぶん、東京にはいるんじゃないかな?」
今日、九郎は国会議事堂にいるし蓮は都内にある上帝グループの会社をまわると言っていたので、二人とも東京にはいるはずだ。
「え、??えっと、迷子?」
「違うよ。帰ろうと思えば帰れるし。」
その言葉は強がりとは思えなくて、男性は聞いてみた。
「じゃあ、もしかして一人で来たの?」
「そうだけど?」
「どうやって来たの?」
「?車だけど?」
「帰りも車?」
「いや、歩いて帰るよ。」
「じゃあ、送らせてくれない?」
「何で?」
「君の安全のためかな。」
「歩きでもいいなら別に僕は構わないよ。」
「わかった。」
「じゃあ、もう帰ろうかな。いつもは次の日になるまで帰らないのにな。」
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