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2.10歳~
39.何たる失態。 Side セリカ
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セリカです!最近は仕事に一層の力が入りますよー♪
ところで、最近、医者候補として連れてこられたアラン君と仲良くさせてもらっています。よく、話しかけてくれますよー♪そして、いつも私がデザインした服装を着てくれているいい子です。アラン君とは話題があまり合わない印象を受けますが、こちらに話を合わせてくれているのが分かります。
でも、共通の話題は『オシャレ』についてです。これは、よく盛り上がりますねー♪私はいつも陽翔様に服を提供しているのですが、あまり関心がない様子。寧ろ、動きやすさを重視している。確かに、忙しい日々を送っているのは分かりますが、国王としてどうかと思うのですよ。
なので、いつもオシャレな服を提供しています。いつも、着てくれますよ。
そして、私はデザイン学校の講師も勤めております。ありがたいことですねー♪デザイナーの卵達が続々と誕生しており、私は嬉しいと思うのですよ。そして、私も負けてはいられませんよー♪
私は、週末、仕事帰りにいつものバーでお酒を飲む事が日課となっています。いつものバーに向かうと、私はテーブル席に座り、マスターのレンさんにカクテルを頼みます。
「いつもの、お願いします!」
「はいよ。」
マスターはシェイカーを振り、私がいつも頼んでいるカクテルを作ってくれます。そこに、カランカランと店のベルが鳴ったのを聞くと、誰か来たのかな?とは思いつつもあまり気にしていなかった。
「セリカさーん!」
私の名前を言葉にするので、振り返ると、そこにはアラン君がいた。思いっきり手を振っていた。
「アラン君!?・・・どうして、ここに!?」
「セリカさんが、ここに入ってくるのが見えたから、ついてきちゃいました☆」
ウインクで返す、アラン君。きっと、女の子にはモテそうですねー♪チャラチャラしているように思えて、実は真面目な一面もある彼。意外ですよね?
「マスターさん!俺にはオレンジジュースください!」
「はいよ。」
アラン君は隣の席に座ってくる。
「アラン君はカクテル飲まないんですか?」
「あー。レナードにいた時、酒で問題起こして、学校を退学にされた奴を見ているんで、自戒の為にあまり飲まないようにしているんですよ。」
「へー?」
私はバンバン飲みますけどね!これが、至福の時間なのですよー♪そして、アラン君とは、話題はやっぱり、オシャレについて、盛り上がって、私はいつも以上に、カクテルを飲んでしまいましたよー♪
・
・
・
でも、どうしてこうなったのだろうか?私は今、裸である。しかも、ベッドの上である。そして、隣には同じく裸のアラン君の姿がありました。
あれ!?私はもしかして・・・!?起き上がろうとすると、頭がズキッとする。うわぁ。昨日はお酒飲みすぎた。全然、記憶が・・・ない。
そう言えれば良かったのですが、バッチリ覚えているのが、頭がさらに痛くなるところ・・・。思いっきり、腰が痛いですよ。完全に、彼と寝ちゃったみたいです。
うわぁ。何たる失態!!アラン君は学校で問題を起こしたくないと思っている人間だった!!これ、大問題よね!?私自身もこういう経験全くないから、分からないけど、こういう時どうしたらいいんですかー!?
頭を抱えて、悩んでいると、アラン君起床。何とか記憶がないと誤魔化して、アラン君が二日酔いに効く薬を作って飲みました。流石、医学生。一発で効きました。何とか、誤魔化したんですが、本当にどうしたらいいんですかね!
・
・
・
「そんな話、俺にわざわざ報告しなくていいよ!?俺、そんな事で、いちいち退学にしないから!今は人手が欲しいの!!」
陽翔様は叫ぶ。何故、私も陽翔様に相談したのかが分かりませんが、アラン君を退学処分にするのだけは、やめて欲しいと、直談判しに来ました。・・・本当に、大丈夫よね?気持ちは不安になってくるのだった。
ところで、最近、医者候補として連れてこられたアラン君と仲良くさせてもらっています。よく、話しかけてくれますよー♪そして、いつも私がデザインした服装を着てくれているいい子です。アラン君とは話題があまり合わない印象を受けますが、こちらに話を合わせてくれているのが分かります。
でも、共通の話題は『オシャレ』についてです。これは、よく盛り上がりますねー♪私はいつも陽翔様に服を提供しているのですが、あまり関心がない様子。寧ろ、動きやすさを重視している。確かに、忙しい日々を送っているのは分かりますが、国王としてどうかと思うのですよ。
なので、いつもオシャレな服を提供しています。いつも、着てくれますよ。
そして、私はデザイン学校の講師も勤めております。ありがたいことですねー♪デザイナーの卵達が続々と誕生しており、私は嬉しいと思うのですよ。そして、私も負けてはいられませんよー♪
私は、週末、仕事帰りにいつものバーでお酒を飲む事が日課となっています。いつものバーに向かうと、私はテーブル席に座り、マスターのレンさんにカクテルを頼みます。
「いつもの、お願いします!」
「はいよ。」
マスターはシェイカーを振り、私がいつも頼んでいるカクテルを作ってくれます。そこに、カランカランと店のベルが鳴ったのを聞くと、誰か来たのかな?とは思いつつもあまり気にしていなかった。
「セリカさーん!」
私の名前を言葉にするので、振り返ると、そこにはアラン君がいた。思いっきり手を振っていた。
「アラン君!?・・・どうして、ここに!?」
「セリカさんが、ここに入ってくるのが見えたから、ついてきちゃいました☆」
ウインクで返す、アラン君。きっと、女の子にはモテそうですねー♪チャラチャラしているように思えて、実は真面目な一面もある彼。意外ですよね?
「マスターさん!俺にはオレンジジュースください!」
「はいよ。」
アラン君は隣の席に座ってくる。
「アラン君はカクテル飲まないんですか?」
「あー。レナードにいた時、酒で問題起こして、学校を退学にされた奴を見ているんで、自戒の為にあまり飲まないようにしているんですよ。」
「へー?」
私はバンバン飲みますけどね!これが、至福の時間なのですよー♪そして、アラン君とは、話題はやっぱり、オシャレについて、盛り上がって、私はいつも以上に、カクテルを飲んでしまいましたよー♪
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でも、どうしてこうなったのだろうか?私は今、裸である。しかも、ベッドの上である。そして、隣には同じく裸のアラン君の姿がありました。
あれ!?私はもしかして・・・!?起き上がろうとすると、頭がズキッとする。うわぁ。昨日はお酒飲みすぎた。全然、記憶が・・・ない。
そう言えれば良かったのですが、バッチリ覚えているのが、頭がさらに痛くなるところ・・・。思いっきり、腰が痛いですよ。完全に、彼と寝ちゃったみたいです。
うわぁ。何たる失態!!アラン君は学校で問題を起こしたくないと思っている人間だった!!これ、大問題よね!?私自身もこういう経験全くないから、分からないけど、こういう時どうしたらいいんですかー!?
頭を抱えて、悩んでいると、アラン君起床。何とか記憶がないと誤魔化して、アラン君が二日酔いに効く薬を作って飲みました。流石、医学生。一発で効きました。何とか、誤魔化したんですが、本当にどうしたらいいんですかね!
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「そんな話、俺にわざわざ報告しなくていいよ!?俺、そんな事で、いちいち退学にしないから!今は人手が欲しいの!!」
陽翔様は叫ぶ。何故、私も陽翔様に相談したのかが分かりませんが、アラン君を退学処分にするのだけは、やめて欲しいと、直談判しに来ました。・・・本当に、大丈夫よね?気持ちは不安になってくるのだった。
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