チート転生～チートって本当にあるものですね～

第１章 幼年期

レイナの困惑

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「ロイス様。それはどういう事ですか？」

エリナさんはつい言葉を放った。

「ん？この子、おそらくだけど神の加護なんて得てないし、得られるかどうかも怪しいところ。だから、自身のステータスはおそらくだけど、見た事ないんじゃないの？だって、ステータスが見られたら、自分がどれだけ強いか分かるもの。俺はその強さを見込んで、買っただけ。決して、あんな地域を作った領主とは違って、俺は強くなりたいの。そんで、この街をもっと発展させたいと思っている。でも、俺にはその力はまだない。だから、この子と一緒に強くなりたい。ただ、それだけだよ。」

それを聞いたレイナ？は驚く。

「強くなりたい・・・？何故？奴隷の私から得られるものなんて何もないのに。」

いいや！それはレイナ？の思い違いだね！君にはもっと大きな力を秘めているのに。

「俺は奴隷としてじゃなくて、ただレイナ？さんだっけ？として話をしたいの。」

レイナ？は驚く。

「何故、私の名を？それに、奴隷じゃなくてただの私として話をしたいなんて・・・。」

そこは驚く事かな？第一、奴隷として接しているなら、『飼い主の私に話しかけるな！命令だけ聞いてろ』とか、言っていそうなもんだけどね。この時点で俺はレイナと話をしたいのに。

「いや？俺は確かに、今の時点では奴隷とその主人の関係性になるけど、それは嫌だ。俺はレイナと笑って日々を過ごせるようになりたいよ。その言葉に嘘は何もない。だから、手枷と足枷を斬った。」

それでも到底信じられないと言ったところだ。そりゃあ、その通りか。すぐに信じろと言ったところで、信じてくれる訳もないか。俺だってそうだもの。

「まぁ、とりあえず俺は決して、君の飼い主ではない事だけ信じてくれたらいいよ。それには、まず身なりを整えたいところだけど・・・。流石に、男の俺がどうこう出来る話じゃないよね。どうしよう・・・？」

まず、リライトの行使をするか。運の低さは何とか改善せねば。そうしたら、俺の加護が得られるかもしれないからな。うん。決めたら即実行！

「リライト！レイナ・リーディアの運の値を-10,000から100,000に上げて！」

そう言うと、レイナは頭を抱え始める。何だろう・・・？何かまずい事でもしたかな？レイナは頭を抱え始め、そして元の姿であるドラゴンの姿に戻った。エリナさんはつい悲鳴を上げる。

「これがレイナの本当の姿なんだな。美しいよ。」

俺は笑みを浮かべる。レイナはきょろきょろしていて、驚きを隠せないらしい。エリナさんは困惑している。というか、俺にしがみついている。ステータス確認する。称号の内容が変わっていた。

【ステータス】
【名前】レイナ・リーディア
【種族】ドラゴン(人化)　【性別】女性  【年齢】8歳
【称号】全属性を司る者 スキルゲッター 神子の加護を得て、本当の姿を知った者 神子の加護を得し者

【レベル】15
【HP】600,000
【魔力】1,800,000
【攻撃力】1,800,000
【防御力】2,900,000
【敏捷性】2,600,000
【運】100,000

【魔法】
創造魔法　 Lv.5
火魔法　    Lv.10
水魔法　    Lv.7
土魔法　    Lv.7
風魔法　    Lv.8
光魔法　    Lv.9
闇魔法       Lv.11

【スキル】
破壊　Lv.16 偽装 Lv.4 結界 Lv.4 アイテムボックス Lv.9 遠視 Lv.10 加速 Lv.11 分解 Lv.13 再構築 Lv.8 鑑定 Lv.8 調合 Lv.14  

【ユニークスキル】
森羅万象

俺は2人？が困惑している中、水魔法でレイナを洗って、光魔法で乾燥させる。レイナは落ち着いたのか、人間の姿に戻った。綺麗な姿になって。

「レイナ、とても綺麗だよ！！」

俺は満面の笑みを浮かべながら、答えた。レイナは顔を真っ赤にした。

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