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第1章 幼年期
ハルカと話して
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☆☆☆☆☆☆
「しばらく、ルーラさんと無理して話さなくてもいいんじゃないかな?」
「へぇ!?何で!?」
俺は思わずハルカに迫る。
「おおっと、そんなに近寄らなくてもいいんじゃないかな?・・・でも、そうじゃない?これは最終的な問題なのはルーラさんの方でしょ?君じゃない。君に出来るのは見守っている事じゃない?そして、この地を統治していく事。」
ほぉ・・・。そうなのかな?他人から見ると、そういう風にとれるのかな?今、確かに客観的に物事をとれないから、ハルカの言葉は身に染みる。
「俺、ルーラ兄さんと喧嘩した事ないからどういう態度で接すればいいか分からなかったから。」
そう言うと、ハルカは驚く。
「え!?ルーラさんと喧嘩した事ないの?今回が初めて?」
「ハルカはハルナさんと喧嘩した事あるの?」
そう言うと、ハルカはため息を吐いた。
「小さい事ならしょっちゅうね。今回みたいなのもたまにね。あ、今回っていうのはロイスとルーラさんと喧嘩の事で僕の事じゃないよ?」
「例えば、どんな?」
ハルカは呆れ顔で答える。
「ハルナって見た目と反して大食いじゃない?よく僕に用意された食事の一部を奪ってくるんだよ。本当にマナーがなっていないというか、行儀が悪いというか。それで、よく喧嘩するね。」
「ちょっと、待って!この間は何で、そんなハルナさんを紹介したの?」
あ、言葉がすべった、みたいな顔しないでよ。これもわざとかい。ハルカは策略家ですな。ここまでくると、感心するね。俺も見習いたい。
「・・・ははっ。でも、ハルカと話していて、気分が少し落ち着いたかな?ありがとう。ハルカ。」
「お気になさらず。僕も急に来てごめんね?」
「今日はすごく助かったよ。」
本当にハルカと話せて良かった!気分がすっきりとした!!
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「しばらく、ルーラさんと無理して話さなくてもいいんじゃないかな?」
「へぇ!?何で!?」
俺は思わずハルカに迫る。
「おおっと、そんなに近寄らなくてもいいんじゃないかな?・・・でも、そうじゃない?これは最終的な問題なのはルーラさんの方でしょ?君じゃない。君に出来るのは見守っている事じゃない?そして、この地を統治していく事。」
ほぉ・・・。そうなのかな?他人から見ると、そういう風にとれるのかな?今、確かに客観的に物事をとれないから、ハルカの言葉は身に染みる。
「俺、ルーラ兄さんと喧嘩した事ないからどういう態度で接すればいいか分からなかったから。」
そう言うと、ハルカは驚く。
「え!?ルーラさんと喧嘩した事ないの?今回が初めて?」
「ハルカはハルナさんと喧嘩した事あるの?」
そう言うと、ハルカはため息を吐いた。
「小さい事ならしょっちゅうね。今回みたいなのもたまにね。あ、今回っていうのはロイスとルーラさんと喧嘩の事で僕の事じゃないよ?」
「例えば、どんな?」
ハルカは呆れ顔で答える。
「ハルナって見た目と反して大食いじゃない?よく僕に用意された食事の一部を奪ってくるんだよ。本当にマナーがなっていないというか、行儀が悪いというか。それで、よく喧嘩するね。」
「ちょっと、待って!この間は何で、そんなハルナさんを紹介したの?」
あ、言葉がすべった、みたいな顔しないでよ。これもわざとかい。ハルカは策略家ですな。ここまでくると、感心するね。俺も見習いたい。
「・・・ははっ。でも、ハルカと話していて、気分が少し落ち着いたかな?ありがとう。ハルカ。」
「お気になさらず。僕も急に来てごめんね?」
「今日はすごく助かったよ。」
本当にハルカと話せて良かった!気分がすっきりとした!!
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