悪魔の宰相とお転婆令嬢

アラセイトウ

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心配

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教国の王都の城壁が見えてきた。
3人は改めて顔を引き締め彼女達に危害が加えられていない事を願っていた。

「心配だ。」

と焦燥感を感じながら言う。

「本当に。泣いていないと良いんだけど。まあ、もし泣いていたら収集つかなくなると思うから後始末よろしくねぇ。」

と少し顔を歪め最後は吐きすてるように

「………。自分としてはお嬢様が教王を殺して無いか、殿下や令嬢を巻き込んでいないか心配です。」

と焦りと心配を含んだ声で

「?どういう意味だ?」

と首を傾けて問う。

「お嬢様は騎士です。
令嬢らしく無いのです。」

と遺憾の表情で
宰相はなんだそんな事かとばかりに

「俺の婚約者殿もそうだから安心しろ。むしろ、彼女が迷惑を風の騎士殿と王女殿下に迷惑かけているかもしれん。」

と諦めの表情で。
3人はそんな話を馬で駆けながら話していた。
3人が話しているうちに王都の城門へ着いた。
まだ、ここは何とか機能しているのか

「誰だ貴様ら!ここを何処だと弁えている!」

と門兵が言ったが悪魔の宰相が槍を奮うと門兵は全員倒れ伏した。
悪魔の宰相は何てこと無いように

「さっさと行くぞ!」

と言い馬を駆らせる。
二人ともそれに続き一気に城門まで馬を駆らせるのであった。

ちなみに悪魔の宰相にやられた門兵は死んでおらず意識を刈り取られ軽傷があったのみであった。
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