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斧
しおりを挟む城門に着くと何故か門兵も城兵も騎士も誰一人として居なかった。
3人は視線を交わし眼だけで会話した。
“何で誰一人として居ないんだ!俺の婚約者殿は無事なのか?
というかと警備がザルすぎるぞ!一体どんな状況なんだ!”
“………。すみません。お嬢様の仕業だと思います。”
“どういうことだ!”
“まあまあ、落ち着いて。
先に3人を探す方が重要だと思うよ。”
“………。そうだな。済まない。雷光の騎士殿。”
“いえ、それよりも急ぎましょう。”
その時だった。上の方から轟音がした。
3人は慌てて馬を降り城に入り音が聞こえた方を目指した。
誰一人として3人を止める人が居ない。
進めば進むほど怪我人が増えていき通るのが大変になる。
途中途中に扉が何箇所かあったので雷光の騎士の斧で壊したが誰一人として部屋には居なかった。
3人は嫌な考えに行き当たり慌ててその考えを振り払ったがその考えは消えず不安になって3人とも最後の方は全速力で走っていった。
そして大穴が開いた扉の前に着いた時の事だった。
突然銃声が鳴り響き剣戟の音が聞こえ氷が割れる音が聞こえた。
3人が大穴が開いた扉に入ると3人の少女、女性が戦っていた。
周りには100人ほどの騎士達が彼女達に攻撃しているが3人とも鮮やかに倒していく。
お転婆令嬢が足元に銃弾を撃ち体勢が崩れたところで風の騎士が攻撃または氷の姫が頭の大きさくらいの氷を作り頭の上に移動させ落とす。
その結果、彼女には達の近くには気絶したり浅く傷があるもの跳ね返った銃声が当たったのか血を流すものはいるが命に関わるほどに重傷人や死んでいるものは誰一人として居なかった。
慌てて3人は玉座に間に入り3人に加勢した。
炎の王子は理性が切れたのか遠慮なく炎弾を飛ばし、
悪魔の宰相は槍で一気に10人倒し
雷光の騎士は逃げようとしていた教王の服に身体を傷付けずに斧で身動きを出来なくすると腰に佩いた剣を抜き一気に風の騎士までの道を開く。
彼女達は彼らが来たことに気づいたのか
「ちょっと邪魔しないでよ!」
と風の騎士は何でいるの!とばかりに。
「婚約者様!」
とお転婆令嬢は声に喜色の滲ませて。
「殿下!」
と氷の姫は泣き笑いの表情で。
風の騎士は慣れていてもお転婆令嬢と氷の姫は普段は守られる立場。
怖かったのか少し二人の目は潤んでいた。
炎の王子はふんわりと笑いながら
「大丈夫?僕の姫。僕の姫を傷付けようとして泣かそうとしたのは何処の誰?国ごと滅ぼしては良いよねぇ。」
と恐ろしい事を氷の姫を怯えさせないためか優しげに言う。
そしてこんな状況なのに炎弾を飛ばし氷の姫まで駆け寄りそっと大切な宝物を真綿で包むかのように抱きしめた。
それを悪魔の宰相はため息を吐きながら呆れた顔で見てお転婆令嬢への道を槍で一気に開き彼女を庇うかのように立つ。
その顔は悪魔の宰相と呼ぶに相応しい程怖かった。
一方、雷光の騎士は道を開いた後風の騎士に
「背中はお任せ下さい。」
と言い背後を守るかのように剣を振るう。
彼らが彼女達に味方して10分程経った頃全ての敵が片付いた。
100人ほどの敵は床を死屍累々と転がっている。
教王は未だに雷光の騎士が投げた斧が抜けず逃げられない。
風の騎士はにいっこり笑いながら教王に剣を向けた。
「教王陛下。もう貴方を守ってくれる者は居ませんわ。
降伏して下さいますよね。」
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