1 / 6
役目を終えた悪役令嬢
しおりを挟む
「ルルーシェ・ランドリー今日でお前とは婚約を破棄する。俺は男爵令嬢のマトリーヌ・ラズベリー嬢と婚約する。」
「っ…」
(ふっ…ハッハハやっと解放される)
乙女ゲーム【王宮の恋】の悪役令嬢に転生し私は悪役令嬢を演じた、くだらない我儘王子の為に私の数年は無駄になった。
だけど今やっとこの時を待ち望んだ、婚約破棄と言う言葉をこの大勢の前で王子は私に下した。
ゲームではルルーシェは騒ぎ、ヒロインのマトリーヌ・ラズベリー男爵令嬢に食いかかる。
だけど私にそんな馬鹿な真似はしない、やっと王子ルートの完結したんだもの潔く去る。
だって今私は目の前の王子に婚約破棄された、そんな王子と私から王子を奪ったマトリーヌの前で笑うことなんて出来るわでも普通は無理だから私はくだらない王子の16歳の誕生日パーティーから立ち去った。
何も言わず会話するのもヘドが出る、だから私はご令嬢らしい走り方で馬車にに乗り屋敷へ戻った。
これで私は優雅な公爵令嬢の生活が出来る、マトリーヌ様ありがとう我儘王子との婚約おめでとう。
王宮の恋…乙女ゲームは前世私が大好きだった、勿論王子も好きで婚約出来て転生したことを嬉しく思った。
だけどゲームの優しい王子はマトリーヌ様だけのものだった。
実際婚約して何度か会っただけど、とんだ我儘王子私はこんなくだらない王子に恋何て無理だと思った。
婚約破棄させるため私は自分の役目を果たした、悪役令嬢ルルーシェ・ランドリーとして……アナベル・テリスト王子とマトリーヌ様が出会いそこから私の悪役令嬢はスタート。
マトリーヌ様を虐げ虐めそう言う事は得意じゃないから、ゲームとかの知識でやったわ。
王宮の恋の他のキャラの恋の選択は出てくる様子なかったから、やっぱり現実逆ハーレムなんて難しいものよね。
「お父様…申し訳ありませんでした。私の未熟差が婚約破棄に……っ…」
「ルルーシェいいんだよ、アナベル王子はお前にはふさわしくない婚約者だ。僕も断りきれず無理やり婚約させてしまった、すまない。」
「いいんですわ、私は婚約破棄されて大切なお父様が居るだけで幸せです。」
「ルルーシェ君はいい子だね、きっといい君をちゃんと愛してくれる人が現れるよ。僕はもうルルーシェが望まない婚約はさせない、好きだと思う相手と婚約しなさい。」
「クスッ……でしたらお父様ですわ、私はお父様の事大好きです。」
「おや、僕可愛いお姫様はまだまだ子供のようだな。15歳になって立派なレディーだと思ったのに。」
「ええ勿論立派なレディーですわ!…でもお父様の前では子供です。」
お父様はとっても優しいお方、だから私が婚約破棄されても自分のせいだと言ってくださる。
お父様は去年お母様を亡くされ私だけがお父様の、生きがいになってる。
私はお父様の為にちゃんとした人を好きになることを、決意しながらもまだまだ子供みたいにお父様にすがる。
翌日お城に呼ばれそこには、アナベル王子とマトリーヌ様も居た。
私は2人に目を向けなかった、王太子殿下と王様王妃様から昨日の件を謝られた。
正直別に良かったこれから、幸せな生活を送る私には無意味だから。
「ルルーシェ様申し訳ありません、貴方を傷付けてしまわれ。」
「王子様の16歳の誕生日パーティーを無断で帰った事私も反省しております。」
「あのような王子の無礼で、その場に残れと言うのが無理でしょ。」
王子はこちらを睨み付けているが、私はもう貴方とは関係無い存在。
まぁ虐げ虐めたのは悪いが婚約者を奪われそうになり、したことだから私には何の罰もなく王子とマトリーヌ様は結婚後王子はお城の出入りを禁止の罰が与えられた。
王子は私に食ってかかってきた。
「貴様の入れ知恵だろ、ルルーシェ答えろ。」
「何を言われても構いませが王子様…私はもう婚約者ではありません、殿方に触れられれば今後婚約にも支障をきたします触れるのはご遠慮下さい。」
「っ…」
流石に答えた様子だろあんなにでしゃばり、マトリーヌ様にしてきたのに今さら手のひらを返す様に関係無いと言われるのは。
「アナベル無礼だぞ、ルルーシェ嬢は公爵令嬢だ。お前は昨日皆の前で婚約を破棄した身、婚約者でもないご令嬢に触れるのは不届き者がする者だ……これ以上王族名を汚すな。」
「王様したかありませんわ、アナベル王子はアスティナ妃のお子ですからルールを分かっていないのでしょ。今後このような事が無い様に私が貴妃達の指導いたしますわ。」
「流石王妃だ、アナベルには期待していたが期待外れだったな。もう下がれ…アナベルそしてマトリーヌ嬢お前達の婚約と結婚は認めよう、だが結婚はラズベリー家で行うよ男爵にも伝えよう。」
そして悔しそうな顔をしながら、アナベル王子は王室から出された。
「ルルーシェ様大丈夫ですか?」
「えっ…」
殿下の顔が間近に来て私は少し慌て、後ろへ下がると足がもつれ転びそうになった目を瞑りでも痛くなかった目を開けると殿下にお姫様抱っこをされていた。
「クスッ、ルルーシェ様お怪我はありませんか?」
「はい……殿下のお陰で……」
「ゴホンッ…ナディア、お前もアナベルの事は言えんぞ。」
「王様多めに見てくださいまし、ナディア殿下はルルーシェ嬢を怪我をしないように救ったのですよ。それにナディア殿下は…」
「母上…ここからは僕が言います。自分の口からじゃないと気持ちは伝わらないですから。」
「ナディア殿下あの…」
「ルルーシェ様昨日の今日で気持ちは……あのような王子の弟から告白されるのはお嫌でしょうが……」
ナディア殿下は私を優しく下ろし、王様や王妃様の前で結婚を申し出た。
何でもアナベル王子より先に、私の事を好きだったと言う。
王妃様はそれを知って殿下の婚約を先延ばしにしていたらしい、ランドリー公爵家のご令嬢ならナディア殿下にもふさわしいと考えたのだろ。
マトリーヌ様の存在は好都合だった、私はどうしたらいいのナディア殿下は優しい人。
でもお父様に好きな人と結婚して欲しいと、言われた。
「ルルーシェ嬢息子に遠慮は入りませんよ、王子の様に強引な婚約は多分あのような結果をもたらします。……ただナディア殿下は昔から貴女が好きだと私に言っていたのです、義兄のアナベル王子が強引な婚約を結んだ故ナディア殿下は諦めたのですけど最近の王子の振る舞いで内向的なナディア殿下は少し成長なさり母上としては嬉しい限りですわ。」
王妃様は最初の言葉は聞こえる様に言ったが、後の言葉を私の耳元でそれはまるで1人の母親の顔だった。
私はもう一度信じてみようと、思ったただナディア殿下の事をよく知らないで結婚は出来ない。
またあんなに性格はお断りだと思った。
「王様、王妃様、そしてナディア殿下………今の申し出を私ルルーシェ・ランドリー公爵令嬢は受けます。……ただナディア殿下の事はよく知りません、ですので婚約と言う形でいいでしょうか、私ももうあのような晒し者になるのは御免です……もし殿下が私と一緒にいて嫌いになられたのなら婚約破棄されて構いませんわ。」
ナディア殿下は私を抱きしめ、唇にキスをされた……ナディア殿下はその場にいる王様や王妃様の存在を忘れて。
「ルルーシェ様僕がどんなに貴女愛しているか、これから教えて差し上げます。」
ナディア殿下は少し王様に怒られていたが、嬉しそうな顔だった。
その翌日ナディア殿下はランドリー邸の、屋敷へ来ていた。
ナディア殿下を自分の部屋に、迎え入れお茶やお菓子をメイドに用意させ部屋には私とナディア殿下だけ。
(んっ…何を話せばいいのかな。)
話題に困って居ると殿下は、私の手を握り抱きしめた。
「あのルルーシェ様僕は手順も分かりません、でも好きな方が目の前にいらっしゃるのに我慢なんて無理なんです。」
私はあまりのナディア様の勢いに押されソファーへ、押し倒された。
そうナディア様は優しい王太子殿下ではなく、エッチだった。
何故分かったかと言うと、ドレス越しからでも私の太ももに凄く違和感のあるナディア様のあそこが大きく膨らんでるのが分かった。
こんな近づいただけで、婚約してるだけででも昨日もナディア様からキスをされた……このままエッチな事をされちゃうのかしら。
「っ…」
(ふっ…ハッハハやっと解放される)
乙女ゲーム【王宮の恋】の悪役令嬢に転生し私は悪役令嬢を演じた、くだらない我儘王子の為に私の数年は無駄になった。
だけど今やっとこの時を待ち望んだ、婚約破棄と言う言葉をこの大勢の前で王子は私に下した。
ゲームではルルーシェは騒ぎ、ヒロインのマトリーヌ・ラズベリー男爵令嬢に食いかかる。
だけど私にそんな馬鹿な真似はしない、やっと王子ルートの完結したんだもの潔く去る。
だって今私は目の前の王子に婚約破棄された、そんな王子と私から王子を奪ったマトリーヌの前で笑うことなんて出来るわでも普通は無理だから私はくだらない王子の16歳の誕生日パーティーから立ち去った。
何も言わず会話するのもヘドが出る、だから私はご令嬢らしい走り方で馬車にに乗り屋敷へ戻った。
これで私は優雅な公爵令嬢の生活が出来る、マトリーヌ様ありがとう我儘王子との婚約おめでとう。
王宮の恋…乙女ゲームは前世私が大好きだった、勿論王子も好きで婚約出来て転生したことを嬉しく思った。
だけどゲームの優しい王子はマトリーヌ様だけのものだった。
実際婚約して何度か会っただけど、とんだ我儘王子私はこんなくだらない王子に恋何て無理だと思った。
婚約破棄させるため私は自分の役目を果たした、悪役令嬢ルルーシェ・ランドリーとして……アナベル・テリスト王子とマトリーヌ様が出会いそこから私の悪役令嬢はスタート。
マトリーヌ様を虐げ虐めそう言う事は得意じゃないから、ゲームとかの知識でやったわ。
王宮の恋の他のキャラの恋の選択は出てくる様子なかったから、やっぱり現実逆ハーレムなんて難しいものよね。
「お父様…申し訳ありませんでした。私の未熟差が婚約破棄に……っ…」
「ルルーシェいいんだよ、アナベル王子はお前にはふさわしくない婚約者だ。僕も断りきれず無理やり婚約させてしまった、すまない。」
「いいんですわ、私は婚約破棄されて大切なお父様が居るだけで幸せです。」
「ルルーシェ君はいい子だね、きっといい君をちゃんと愛してくれる人が現れるよ。僕はもうルルーシェが望まない婚約はさせない、好きだと思う相手と婚約しなさい。」
「クスッ……でしたらお父様ですわ、私はお父様の事大好きです。」
「おや、僕可愛いお姫様はまだまだ子供のようだな。15歳になって立派なレディーだと思ったのに。」
「ええ勿論立派なレディーですわ!…でもお父様の前では子供です。」
お父様はとっても優しいお方、だから私が婚約破棄されても自分のせいだと言ってくださる。
お父様は去年お母様を亡くされ私だけがお父様の、生きがいになってる。
私はお父様の為にちゃんとした人を好きになることを、決意しながらもまだまだ子供みたいにお父様にすがる。
翌日お城に呼ばれそこには、アナベル王子とマトリーヌ様も居た。
私は2人に目を向けなかった、王太子殿下と王様王妃様から昨日の件を謝られた。
正直別に良かったこれから、幸せな生活を送る私には無意味だから。
「ルルーシェ様申し訳ありません、貴方を傷付けてしまわれ。」
「王子様の16歳の誕生日パーティーを無断で帰った事私も反省しております。」
「あのような王子の無礼で、その場に残れと言うのが無理でしょ。」
王子はこちらを睨み付けているが、私はもう貴方とは関係無い存在。
まぁ虐げ虐めたのは悪いが婚約者を奪われそうになり、したことだから私には何の罰もなく王子とマトリーヌ様は結婚後王子はお城の出入りを禁止の罰が与えられた。
王子は私に食ってかかってきた。
「貴様の入れ知恵だろ、ルルーシェ答えろ。」
「何を言われても構いませが王子様…私はもう婚約者ではありません、殿方に触れられれば今後婚約にも支障をきたします触れるのはご遠慮下さい。」
「っ…」
流石に答えた様子だろあんなにでしゃばり、マトリーヌ様にしてきたのに今さら手のひらを返す様に関係無いと言われるのは。
「アナベル無礼だぞ、ルルーシェ嬢は公爵令嬢だ。お前は昨日皆の前で婚約を破棄した身、婚約者でもないご令嬢に触れるのは不届き者がする者だ……これ以上王族名を汚すな。」
「王様したかありませんわ、アナベル王子はアスティナ妃のお子ですからルールを分かっていないのでしょ。今後このような事が無い様に私が貴妃達の指導いたしますわ。」
「流石王妃だ、アナベルには期待していたが期待外れだったな。もう下がれ…アナベルそしてマトリーヌ嬢お前達の婚約と結婚は認めよう、だが結婚はラズベリー家で行うよ男爵にも伝えよう。」
そして悔しそうな顔をしながら、アナベル王子は王室から出された。
「ルルーシェ様大丈夫ですか?」
「えっ…」
殿下の顔が間近に来て私は少し慌て、後ろへ下がると足がもつれ転びそうになった目を瞑りでも痛くなかった目を開けると殿下にお姫様抱っこをされていた。
「クスッ、ルルーシェ様お怪我はありませんか?」
「はい……殿下のお陰で……」
「ゴホンッ…ナディア、お前もアナベルの事は言えんぞ。」
「王様多めに見てくださいまし、ナディア殿下はルルーシェ嬢を怪我をしないように救ったのですよ。それにナディア殿下は…」
「母上…ここからは僕が言います。自分の口からじゃないと気持ちは伝わらないですから。」
「ナディア殿下あの…」
「ルルーシェ様昨日の今日で気持ちは……あのような王子の弟から告白されるのはお嫌でしょうが……」
ナディア殿下は私を優しく下ろし、王様や王妃様の前で結婚を申し出た。
何でもアナベル王子より先に、私の事を好きだったと言う。
王妃様はそれを知って殿下の婚約を先延ばしにしていたらしい、ランドリー公爵家のご令嬢ならナディア殿下にもふさわしいと考えたのだろ。
マトリーヌ様の存在は好都合だった、私はどうしたらいいのナディア殿下は優しい人。
でもお父様に好きな人と結婚して欲しいと、言われた。
「ルルーシェ嬢息子に遠慮は入りませんよ、王子の様に強引な婚約は多分あのような結果をもたらします。……ただナディア殿下は昔から貴女が好きだと私に言っていたのです、義兄のアナベル王子が強引な婚約を結んだ故ナディア殿下は諦めたのですけど最近の王子の振る舞いで内向的なナディア殿下は少し成長なさり母上としては嬉しい限りですわ。」
王妃様は最初の言葉は聞こえる様に言ったが、後の言葉を私の耳元でそれはまるで1人の母親の顔だった。
私はもう一度信じてみようと、思ったただナディア殿下の事をよく知らないで結婚は出来ない。
またあんなに性格はお断りだと思った。
「王様、王妃様、そしてナディア殿下………今の申し出を私ルルーシェ・ランドリー公爵令嬢は受けます。……ただナディア殿下の事はよく知りません、ですので婚約と言う形でいいでしょうか、私ももうあのような晒し者になるのは御免です……もし殿下が私と一緒にいて嫌いになられたのなら婚約破棄されて構いませんわ。」
ナディア殿下は私を抱きしめ、唇にキスをされた……ナディア殿下はその場にいる王様や王妃様の存在を忘れて。
「ルルーシェ様僕がどんなに貴女愛しているか、これから教えて差し上げます。」
ナディア殿下は少し王様に怒られていたが、嬉しそうな顔だった。
その翌日ナディア殿下はランドリー邸の、屋敷へ来ていた。
ナディア殿下を自分の部屋に、迎え入れお茶やお菓子をメイドに用意させ部屋には私とナディア殿下だけ。
(んっ…何を話せばいいのかな。)
話題に困って居ると殿下は、私の手を握り抱きしめた。
「あのルルーシェ様僕は手順も分かりません、でも好きな方が目の前にいらっしゃるのに我慢なんて無理なんです。」
私はあまりのナディア様の勢いに押されソファーへ、押し倒された。
そうナディア様は優しい王太子殿下ではなく、エッチだった。
何故分かったかと言うと、ドレス越しからでも私の太ももに凄く違和感のあるナディア様のあそこが大きく膨らんでるのが分かった。
こんな近づいただけで、婚約してるだけででも昨日もナディア様からキスをされた……このままエッチな事をされちゃうのかしら。
3
あなたにおすすめの小説
【完結】ハメられて追放された悪役令嬢ですが、爬虫類好きな私はドラゴンだってサイコーです。
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
やってもいない罪を被せられ、公爵令嬢だったルナティアは断罪される。
王太子であった婚約者も親友であったサーシャに盗られ、家族からも見捨てられてしまった。
教会に生涯幽閉となる手前で、幼馴染である宰相の手腕により獣人の王であるドラゴンの元へ嫁がされることに。
惨めだとあざ笑うサーシャたちを無視し、悲嘆にくれるように見えたルナティアだが、実は大の爬虫類好きだった。
簡単に裏切る人になんてもう未練はない。
むしろ自分の好きなモノたちに囲まれている方が幸せデス。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
ルンルン気分な悪役令嬢、パンをくわえた騎士と曲がり角でぶつかる。
待鳥園子
恋愛
婚約者である王太子デニスから聖女エリカに嫌がらせした悪事で婚約破棄され、それを粛々と受け入れたスカーレット公爵令嬢アンジェラ。
しかし、アンジェラは既にデニスの両親と自分の両親へすべての事情を説明済で、これから罰せられるのはデニス側となった。
アンジェラはルンルン気分で卒業式会場から出て、パンをくわえた騎士リアムと曲がり角でぶつかって!?
塩対応の婚約者を置いて旅に出たら、捨てたはずの王子がついてきた
のじか
恋愛
「エリアス様、どうか私を抱いてください……!」
婚約者であるエリアス王子に恋い焦がれる公爵令嬢、ルーチェはキスの瞬間に前世の記憶を思い出した。自分は乙女ゲームの悪役令嬢で、エリアス王子はチョロい攻略対象。「私には塩対応なのに、ヒロインにはチョロいんだ……」自身の運命に失望したルーチェはエリアスを置いて、ゲームのストーリーから逃れるために豪華クルーズ船での旅に出ることにした。しかし優雅な船旅のはずが、なぜかエリアスが先に乗り込んで、その上ルーチェのスイートルームに滞在している。「君が捨てても、僕はついていく」いままでそっけなかったのに急にどういうつもりだと戸惑うルーチェだが、船は出航し、強制的にスイートルームでの婚前旅行が始まってしまう。なんとか距離を取ろうとするルーチェだが、エリアスはぐいぐい執着してきて……。元サヤハッピーエンドものです。忘れなければRシーンに☆をつけます。ムーンライトノベルズさんで先行公開中です。
【完結】元悪役令嬢は、最推しの旦那様と離縁したい
うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
「アルフレッド様、離縁してください!!」
この言葉を婚約者の時から、優に100回は超えて伝えてきた。
けれど、今日も受け入れてもらえることはない。
私の夫であるアルフレッド様は、前世から大好きな私の最推しだ。 推しの幸せが私の幸せ。
本当なら私が幸せにしたかった。
けれど、残念ながら悪役令嬢だった私では、アルフレッド様を幸せにできない。
既に乙女ゲームのエンディングを迎えてしまったけれど、現実はその先も続いていて、ヒロインちゃんがまだ結婚をしていない今なら、十二分に割り込むチャンスがあるはずだ。
アルフレッド様がその気にさえなれば、逆転以外あり得ない。
その時のためにも、私と離縁する必要がある。
アルフレッド様の幸せのために、絶対に離縁してみせるんだから!!
推しである夫が大好きすぎる元悪役令嬢のカタリナと、妻を愛しているのにまったく伝わっていないアルフレッドのラブコメです。
全4話+番外編が1話となっております。
※苦手な方は、ブラウザバックを推奨しております。
天才魔術師から逃げた令嬢は婚約破棄された後捕まりました
oro
恋愛
「ねぇ、アデラ。僕は君が欲しいんだ。」
目の前にいる艶やかな黒髪の美少年は、にっこりと微笑んで私の手の甲にキスを落とした。
「私が殿下と婚約破棄をして、お前が私を捕まえることが出来たらな。」
軽い冗談が通じない少年に、どこまでも執拗に追い回されるお話。
冷酷王子と逃げたいのに逃げられなかった婚約者
月下 雪華
恋愛
我が国の第2王子ヴァサン・ジェミレアスは「氷の冷酷王子」と呼ばれている。彼はその渾名の通り誰に対しても無反応で、冷たかった。それは、彼の婚約者であるカトリーヌ・ブローニュにでさえ同じであった。そんな彼の前に現れた常識のない女に心を乱したカトリーヌは婚約者の席から逃げる事を思いつく。だが、それを阻止したのはカトリーヌに何も思っていなさそうなヴァサンで……
誰に対しても冷たい反応を取る王子とそんな彼がずっと好きになれない令嬢の話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる