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◯月×日『真実の告白』★
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「すみませんでした」
昼食時にひと気のない校舎裏に先輩を呼び出して深く深く頭を下げた。
「…先輩に迷惑かけて、すみませんでした」
頭を下げたままもう一度謝る。
「柚野ちゃん、…正直君のことよくわからないよ。なんで彼に嘘つくの」
彼、とは矢野くんのことだろう。
「彼はただの友達じゃないってこと?柚野ちゃんは篤也と…木崎先輩と付き合ってるんじゃないの」
頭を上げると、先輩の僕を咎めるような瞳とぶつかる。
「友達とは程々にって言ったよね、僕。まさかとは思うけど二股してるの?」
「違いますっ」
「じゃあなんで彼に嘘をついたの。僕には知る権利あるよね。君が話してくれないなら木崎先輩に聞くよ」
「………僕、篤也さんと付き合ってません」
「……は?」
「矢野くんとも付き合ってません」
先輩の目を見て、半ば訴えるように僕は真実を口にした。
先輩は心底驚いた顔をして僕を見下ろしてる。
「でも、二人と……、僕…」
「…なんでそんなことになってるの」
「…矢野くんとは、中学生の時から……篤也さんとは、最近です…」
先輩と一緒に校舎に背を預けて座り込むと、僕は少しづつ告白した。
○月×日『喪失3』
規則的な音を立ててベッドのスプリングが軋む。
それは痛みなんて微塵も感じない初めてのセックスだった。
「あっ、やめ…っ、やめて…っ」
快感に飲まれないように、手近にあった枕を抱きしめながら僕の体を弄ぶ篤也さんに仰願する。
「すげぇよ、さすが昂平がハマるだけあるな」
「やだっ、ゃ…っ、矢野くんっ、矢野くん…っ」
篤也さんは僕の腰を掴んでグイグイと胎内を侵す。
僕は居もしない矢野くんに届かない助けを求める。
矢野くんの部屋で矢野くんに抱かれた僕に興味をもった篤也さんは、情事後放心状態で帰宅する僕を捕まえて無理矢理アパートに連れ帰った。
矢野くんに抱かれて間もない僕の体をベッドに押し付けると、服を剥ぎ、抵抗なんか意味をなさないまま呆気なく挿入されてしまった。
矢野くんを受け入れたばかりで柔らかいそこは、すんなりと篤也さんを飲み込んだ。
「あっん…っ、あっ」
「気持ちいい?中に昂平のが残ってるのが気持ち悪いが、俺もいいよ」
腰を持ち上げられてバックから突き上げられると、僕はたまらず射精してしまった。
けど篤也さんは構わず腰を打ち付けて、篤也さんがィったころ僕は三度目の射精を迎えていた。
「やっぱり可愛い面してるな…。えーと、まことくんだったっけ?」
篤也さんは息を整えながら僕の髪を優しく撫でた。
「もしかして昂平以外とヤるの初めてだった?」
まだ体の中に篤也さんを感じながら、僕は小さく頷いた。
「なるほどね…」
頭上で篤也さんが妖しく笑った気がした。
その笑みに見下ろされながら、僕は真っ白になったんだ。
昼食時にひと気のない校舎裏に先輩を呼び出して深く深く頭を下げた。
「…先輩に迷惑かけて、すみませんでした」
頭を下げたままもう一度謝る。
「柚野ちゃん、…正直君のことよくわからないよ。なんで彼に嘘つくの」
彼、とは矢野くんのことだろう。
「彼はただの友達じゃないってこと?柚野ちゃんは篤也と…木崎先輩と付き合ってるんじゃないの」
頭を上げると、先輩の僕を咎めるような瞳とぶつかる。
「友達とは程々にって言ったよね、僕。まさかとは思うけど二股してるの?」
「違いますっ」
「じゃあなんで彼に嘘をついたの。僕には知る権利あるよね。君が話してくれないなら木崎先輩に聞くよ」
「………僕、篤也さんと付き合ってません」
「……は?」
「矢野くんとも付き合ってません」
先輩の目を見て、半ば訴えるように僕は真実を口にした。
先輩は心底驚いた顔をして僕を見下ろしてる。
「でも、二人と……、僕…」
「…なんでそんなことになってるの」
「…矢野くんとは、中学生の時から……篤也さんとは、最近です…」
先輩と一緒に校舎に背を預けて座り込むと、僕は少しづつ告白した。
○月×日『喪失3』
規則的な音を立ててベッドのスプリングが軋む。
それは痛みなんて微塵も感じない初めてのセックスだった。
「あっ、やめ…っ、やめて…っ」
快感に飲まれないように、手近にあった枕を抱きしめながら僕の体を弄ぶ篤也さんに仰願する。
「すげぇよ、さすが昂平がハマるだけあるな」
「やだっ、ゃ…っ、矢野くんっ、矢野くん…っ」
篤也さんは僕の腰を掴んでグイグイと胎内を侵す。
僕は居もしない矢野くんに届かない助けを求める。
矢野くんの部屋で矢野くんに抱かれた僕に興味をもった篤也さんは、情事後放心状態で帰宅する僕を捕まえて無理矢理アパートに連れ帰った。
矢野くんに抱かれて間もない僕の体をベッドに押し付けると、服を剥ぎ、抵抗なんか意味をなさないまま呆気なく挿入されてしまった。
矢野くんを受け入れたばかりで柔らかいそこは、すんなりと篤也さんを飲み込んだ。
「あっん…っ、あっ」
「気持ちいい?中に昂平のが残ってるのが気持ち悪いが、俺もいいよ」
腰を持ち上げられてバックから突き上げられると、僕はたまらず射精してしまった。
けど篤也さんは構わず腰を打ち付けて、篤也さんがィったころ僕は三度目の射精を迎えていた。
「やっぱり可愛い面してるな…。えーと、まことくんだったっけ?」
篤也さんは息を整えながら僕の髪を優しく撫でた。
「もしかして昂平以外とヤるの初めてだった?」
まだ体の中に篤也さんを感じながら、僕は小さく頷いた。
「なるほどね…」
頭上で篤也さんが妖しく笑った気がした。
その笑みに見下ろされながら、僕は真っ白になったんだ。
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