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○月×日『書置き』
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朝、机に書置きを見つけた。
"先に行きます"
短くそう書かれたメモを見下ろしていると、篤也さんが起きてきて、メモの存在に気づく。
「……1人になるなって言ったのにな。…今日は俺が一緒に行くから、安心しろ?」
そう言いながら、篤也さんは洗面所へと向かった。
心配なのは、僕自身のことじゃない。
先輩だ。
頬は大丈夫なのかな…。
……落ち込んでいたけど、大丈夫かな。
朝食の準備をしようと冷蔵庫を開けると、昨日先輩のために買ってきたファーストフード店の袋も、ドーナツも、そのままの状態で置いてあった。
「……」
好きな人に打たれるのは、ショックに違いない。
しかも、原因は僕だ…。
先輩に謝らなきゃ……
お昼休みに先輩が来てくれるかわからないけど、待ってみよう。
"先に行きます"
短くそう書かれたメモを見下ろしていると、篤也さんが起きてきて、メモの存在に気づく。
「……1人になるなって言ったのにな。…今日は俺が一緒に行くから、安心しろ?」
そう言いながら、篤也さんは洗面所へと向かった。
心配なのは、僕自身のことじゃない。
先輩だ。
頬は大丈夫なのかな…。
……落ち込んでいたけど、大丈夫かな。
朝食の準備をしようと冷蔵庫を開けると、昨日先輩のために買ってきたファーストフード店の袋も、ドーナツも、そのままの状態で置いてあった。
「……」
好きな人に打たれるのは、ショックに違いない。
しかも、原因は僕だ…。
先輩に謝らなきゃ……
お昼休みに先輩が来てくれるかわからないけど、待ってみよう。
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