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○月×日『Too late②』
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ベッドに僕と矢野くん。
勉強机の椅子に将平くん。
3人が腰をかけた。
空気は重い。
すごーーーく重い。
「今日仕事から帰ってきてからずっとこんな感じなんだぜ」
矢野くんは将平くんとは対極だ。
緩い。
本当に緩い。
空気が、態度が……。
「……将平くん、話って……?」
前にも柳さんのことでこんな風に3人で話し合ったことある。
その時も怖かったけど、今も怖い。
将平くんは普段穏やかな人だ。
表情も穏やか。
だから、こんな冷たい表情した将平くんは……怖い。
「……かず……、……柳のことだけど。」
やっぱり、柳さんの話なんだ。
「だと思った。」
矢野くんが膝の上で頬杖つきながら呟く。
矢野くんも将平くんの様子から予想はしていたみたいだ。
「もう心配ないから」
「え?」
「は?」
思ってもみない将平くんの台詞に、僕と矢野くんは間抜けな声で返した。
「あいつとは……、和解したから。」
「和解?マジで言ってんのかよ、兄貴」
「マジだよ。」
矢野くんの言いたいことは分かる。
だって、急に和解したなんて言われても、納得できない。
あんなに嫌悪していたのに……。
「……謝ってもらえたとか……?」
僕が将平くんに尋ねると、将平くんは僕を見た。
将平くんは、謝罪されたって柳さんを許さないと思った。
なのに、なんで?
理由が知りたかった。
「……うん、そうだね。謝罪はあったよ」
含みを感じる言い方……
謝罪以外にも何かあった…………?
「話ってそれだけ?和解しただけかよ」
「和解したから、もう昂平やまことがあいつに振り回されることないから。ちゃんと話もつけてきたから」
将平くんが小さく微笑む。
それがなぜか痛々しい笑みに見える。
「今まで振り回して、ほんとにごめんな。」
将平くんが僕らに向かって、頭を下げる。
それを見て、矢野くんは口を噤んだ。
まだ言ってやりたいことがあるって顔をしていたのに、将平くんが頭を下げてくるなんて思ってなかったんだろう。
自分より上位の人間に頭を下げられて……これ以上、詰めよれなくなってしまったんだ。
「……なぁ、じゃあさ……兄貴も振り回されないってことだよな?」
そうだ。
僕らだけ自由になったんじゃ駄目だ。
「将平くん……?」
矢野くんの問に、即答してくれない将平くんに不安になる。
不安いっぱいの気持ちで将平くんの名前を呼ぶと、将平くんが僕と矢野くんを見た。
「……うん」
なんでそんなに悲しそうに笑うんだろう。
それはきっと、良くないことを示すんだよね?
二人の間に、なにがあったんだろう。
勉強机の椅子に将平くん。
3人が腰をかけた。
空気は重い。
すごーーーく重い。
「今日仕事から帰ってきてからずっとこんな感じなんだぜ」
矢野くんは将平くんとは対極だ。
緩い。
本当に緩い。
空気が、態度が……。
「……将平くん、話って……?」
前にも柳さんのことでこんな風に3人で話し合ったことある。
その時も怖かったけど、今も怖い。
将平くんは普段穏やかな人だ。
表情も穏やか。
だから、こんな冷たい表情した将平くんは……怖い。
「……かず……、……柳のことだけど。」
やっぱり、柳さんの話なんだ。
「だと思った。」
矢野くんが膝の上で頬杖つきながら呟く。
矢野くんも将平くんの様子から予想はしていたみたいだ。
「もう心配ないから」
「え?」
「は?」
思ってもみない将平くんの台詞に、僕と矢野くんは間抜けな声で返した。
「あいつとは……、和解したから。」
「和解?マジで言ってんのかよ、兄貴」
「マジだよ。」
矢野くんの言いたいことは分かる。
だって、急に和解したなんて言われても、納得できない。
あんなに嫌悪していたのに……。
「……謝ってもらえたとか……?」
僕が将平くんに尋ねると、将平くんは僕を見た。
将平くんは、謝罪されたって柳さんを許さないと思った。
なのに、なんで?
理由が知りたかった。
「……うん、そうだね。謝罪はあったよ」
含みを感じる言い方……
謝罪以外にも何かあった…………?
「話ってそれだけ?和解しただけかよ」
「和解したから、もう昂平やまことがあいつに振り回されることないから。ちゃんと話もつけてきたから」
将平くんが小さく微笑む。
それがなぜか痛々しい笑みに見える。
「今まで振り回して、ほんとにごめんな。」
将平くんが僕らに向かって、頭を下げる。
それを見て、矢野くんは口を噤んだ。
まだ言ってやりたいことがあるって顔をしていたのに、将平くんが頭を下げてくるなんて思ってなかったんだろう。
自分より上位の人間に頭を下げられて……これ以上、詰めよれなくなってしまったんだ。
「……なぁ、じゃあさ……兄貴も振り回されないってことだよな?」
そうだ。
僕らだけ自由になったんじゃ駄目だ。
「将平くん……?」
矢野くんの問に、即答してくれない将平くんに不安になる。
不安いっぱいの気持ちで将平くんの名前を呼ぶと、将平くんが僕と矢野くんを見た。
「……うん」
なんでそんなに悲しそうに笑うんだろう。
それはきっと、良くないことを示すんだよね?
二人の間に、なにがあったんだろう。
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