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〇月×日『一目惚れ』
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僕にぶつかって来た彼は、土岐歩という一つ年下の後輩だった。
花村さんと一悶着あったらしい彼は、少し乱れた髪と服装で僕の前に立ってた。
白い肌、色素の薄い髪、エメラルドの瞳。
タレた目尻に優し気な雰囲気がある。
矢野くんが王子様なら、彼は別の国の王子様だ。
きっと、一目惚れだった。
僕の中で、矢野くん以上にキラキラ輝く存在なんてなかった。
それが、彼の登場で上書きされてしまった。
『俺のこと好きだよね』
そう問われて、言葉にして"好き"と答えてしまった。
歩くんのキスで、最後まで言えなかったけど、言葉にしなくても伝わっていると思う。
矢野くん以外の人を好きになれた。
それが嬉しかった。
篤也さんを好きになりたかったけど、なりきれなかった。
結局は矢野くん。
矢野くんに大切な人ができても、僕は変われないとおもってた。
けど、違った。
歩くんを好きになった。
彼に、僕と同じくらい僕を好きになってもらえたらいい。
『ゆず、お前あの一年と関わるなよ』
矢野くんの忠告なんて、忘れるほど僕は舞い上がってた。
花村さんと一悶着あったらしい彼は、少し乱れた髪と服装で僕の前に立ってた。
白い肌、色素の薄い髪、エメラルドの瞳。
タレた目尻に優し気な雰囲気がある。
矢野くんが王子様なら、彼は別の国の王子様だ。
きっと、一目惚れだった。
僕の中で、矢野くん以上にキラキラ輝く存在なんてなかった。
それが、彼の登場で上書きされてしまった。
『俺のこと好きだよね』
そう問われて、言葉にして"好き"と答えてしまった。
歩くんのキスで、最後まで言えなかったけど、言葉にしなくても伝わっていると思う。
矢野くん以外の人を好きになれた。
それが嬉しかった。
篤也さんを好きになりたかったけど、なりきれなかった。
結局は矢野くん。
矢野くんに大切な人ができても、僕は変われないとおもってた。
けど、違った。
歩くんを好きになった。
彼に、僕と同じくらい僕を好きになってもらえたらいい。
『ゆず、お前あの一年と関わるなよ』
矢野くんの忠告なんて、忘れるほど僕は舞い上がってた。
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