リアルモンスターズ

ビッグバン

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恥ずかしい出会い

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おい、あんた大丈夫か。

私はメガネを掛けたガリガリで白衣の不健康そうな男に私は起こされ、問いかけられた。

私は状況が理解できないまま受け答えをした。

「はい、大丈夫です。」

白衣を着た男は安心したのかホッとした顔し
てため息をついてこう言った。

「よかった。本当によかった。もうビックリしましたよ。あなたが急に空から降って来た時は心臓が飛びでるかと思いましたよ。落ちて来た所がちょうど私の田んぼでよかった。おかげで稲がクッションになって無事だったみたいですね。よかった。よかった。

そして、白衣の男は急に真面目な顔になり自己紹介と私に質問を始めた。

「それは、そうと自己紹介がまだでしたね。私はこの研究所でモンスターの研究とモンスターのエサの稲なんかを育ててる研究員の奥多摩 智則です。よろしくお願いします。ところでよろしければあなたの名前と身元を教えてくれませんか。」

 私はすぐに答えた。

「はい。私は近田 優奈っていいます。門巣高校2年生です。よろしくお願いしますね。奥多摩さん。アッ」

その時、私は気づいた自分の服が学校の制服から白衣に着替えさせられている事に。

私は真っ赤になり、あわあわしながら研究員に聞いた。

「あの、もももしかして、着替えさせたのあなたですか。」

あの変態研究員は真っ赤になりながらこう言った。恥ずかしいのは私だというのに。

「いゃ。あの。その。えーとね。しかなたなかったんだよう。田んぼに落ちたから泥だらけだったんだよ。あのままじゃ風邪引いちゃうしね。そのやましい気持ちはこれぽっちもなかったの。本当だよ。それに、あれだよ。身体に付いてる泥吹いて服着せただけだから何も見てないからね。許してえぇ。ギャァあ。」

その後、私は変態研究員の言い分を聞かず私の羞恥心が治るまでこの変態研究員をボコボコに殴り回したのだった。

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