6 / 9
道具は揃った
しおりを挟む
だが、私は信じておったぞ。お主が再びワシを握る日が来ると。
さあ、もう一度、野山を駆け巡ろうぞ。そなたの愛情であの妖怪達を救おうぞ。
俺は十年ぶりに虫取り網を握った。ああつ。久しぶりだ。この感じ。あの頃は全て真っ白で見るもの全てが新しいドキドキで溢れてた。新しい発見が嬉しくていつもこの山に来てたっけ。
それがいつからか。他人に合わせるのに必死になって。逆に知らない事が怖くなって、無難な繰り返しばかり。お前ば。俺は虫取り網と一緒に。純粋な心を置いて来てしまったのかもしれない。
さあ行こう。主。おっと忘れておった虫取りカゴ出てきて良いぞ。
俺が見たのは驚きの光景だった。
えっと。誰ですか。
メガネを掛けた身長150くらいのカゴ状の服と言うか。細すぎていろいろ隠しきれていない全身カゴを来た少女が出て来たがすぐに隠れた。
ひいつ。恥ずかしい。
これこれカゴ。お主まだ人型になっておるのか。
だって。みんなと遊びたいんだもん。でも、恥ずかしい。何で。人型になるとこの格好なの。
それはお主がカゴだからじゃ。裸じゃないだけ良いじゃろ。
俺はとりあえず。上着を脱いで女の子の方に投げた。あの姿は目のやり場に困る。
その瞬間。あの女の子は俺に飛びついて来た。
この匂い。甲君。甲君だ。
やめてくれ。その格好で抱きしめないで。いろいろと当たるから。
こうして、俺はカゴと網を手に入れた。
さあ、もう一度、野山を駆け巡ろうぞ。そなたの愛情であの妖怪達を救おうぞ。
俺は十年ぶりに虫取り網を握った。ああつ。久しぶりだ。この感じ。あの頃は全て真っ白で見るもの全てが新しいドキドキで溢れてた。新しい発見が嬉しくていつもこの山に来てたっけ。
それがいつからか。他人に合わせるのに必死になって。逆に知らない事が怖くなって、無難な繰り返しばかり。お前ば。俺は虫取り網と一緒に。純粋な心を置いて来てしまったのかもしれない。
さあ行こう。主。おっと忘れておった虫取りカゴ出てきて良いぞ。
俺が見たのは驚きの光景だった。
えっと。誰ですか。
メガネを掛けた身長150くらいのカゴ状の服と言うか。細すぎていろいろ隠しきれていない全身カゴを来た少女が出て来たがすぐに隠れた。
ひいつ。恥ずかしい。
これこれカゴ。お主まだ人型になっておるのか。
だって。みんなと遊びたいんだもん。でも、恥ずかしい。何で。人型になるとこの格好なの。
それはお主がカゴだからじゃ。裸じゃないだけ良いじゃろ。
俺はとりあえず。上着を脱いで女の子の方に投げた。あの姿は目のやり場に困る。
その瞬間。あの女の子は俺に飛びついて来た。
この匂い。甲君。甲君だ。
やめてくれ。その格好で抱きしめないで。いろいろと当たるから。
こうして、俺はカゴと網を手に入れた。
0
あなたにおすすめの小説
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる