スコア稼ぎ短編小説集

文字の大きさ
上 下
92 / 137

しおりを挟む
「ここは……」

 瞼を開けた瞬間飛び込んできたのは、いつの日かに見た白い景色だった。
 トイレに行こうとした際、迷い込んだ不思議な空間……だったか。

(本当にここは何処なんだ……以前案内してくれた女の人なら知っているかな)

 しかし辺りにはまるっきり人気ひとけがない。
 やはり、病院とは思えない。
 この世には解明されていない謎もあるからな、と割愛する。

 しばらくなにもないところを歩き続けて、花畑へと辿り着いた。
 足元に広がる花々は、名前も知らない種類で、花なのか、はたまた雑草の類なのかすらよくわからない。

(あれ)

 遠くに見えた人影に、ふと懐かしい感覚が蘇った。
 朝日を見るために出かけた山の頂上で、見たことがある輪郭。

「……虹、葉?」


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


 最近Twitterまとめばかり更新していましたすみません。
正直ネタ切れなんですよねーTwitterにて募集でもかけましょうか、指定されたワードを使って短編書くやつ。

 もう一つ、もともとスコアを稼ぐためだけに始めた短編小説ですが、3月いっぱいでおそらくスコアが(ギリギリ)溜まると思います。
 現代文学というマイナー(アルファポリス内では)なジャンルで、そもそもこのジャンルに当てはまっているのかという内容のこの駄文を読んでくださった方、本当にありがとうございます。
 ということで、毎日更新は3月いっぱいで終わりにしたいと思います。これからは不定期更新という形で書いていきたいです。

 感謝を~(*'ω'*)
しおりを挟む

処理中です...