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怪盗少女 その1
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星空には雲一つ無く、月が辺りを照らしている。
街は静まり返り、人一人歩いていない。
しかし、エリュー王国の街の外れに建っている美術館は例外だった。
月明かりが縦長の窓から差し込み、大理石の床を照らす。
そんな美しい深夜の美術館に、武装した兵士たちが集まっていた。
「あっちだ! 捕まえろ!」
軽鎧を着ている銃剣を持った男が部下たちに指示をする。
「おらっ!」
男は月明かりが差し込まない暗所に建っている柱付近へ松明を投げ込む。
松明は地面でメラメラと燃え、辺りを照らす。
その横には、紺色のジャケットに黒いネクタイとスカート、薄茶色のロングヘアーの少女が一人。
「危ないわね。殺すつもり?」
ダルそうに髪の毛を指でクルクルと巻きながら、男に聞く。
「そのつもりだ! 死ね!」
男が銃口を少女に向けると、部下たちも真似して銃口を向ける。
そして、一斉に射撃。
美術館に射撃音が響き渡る。
銃剣や銃弾が衝突した壁、柱から白い煙が立ち上がり、辺りに火薬の匂いが充満する。
しばらくすると煙が晴れるが、銃弾でボロボロになった壁や柱しかなく、少女の姿はなかった。
「あのさぁ......。訓練に使う的と違って止まってるわけじゃないんだから、相手の動きを予測しないと当たるわけないじゃない......」
少女は舞い上がった煙に紛れ、隣の柱へと逃げていた。
男とその部下は馬鹿にされて頭に血が上り、乱れ打ちする。
少女は即座に柱に隠れる。
「もしかして新米ばっかりなのかしら。私が新参者だからって馬鹿にされてる?」
「お前ら! 早く殺せ!」
銃弾が柱へと撃ち込まれ続け、ボロボロに砕けていく。
このままでは柱が壊され、銃弾が柱ではなく、少女に撃ち込まれてしまう。
「はぁ。馬鹿ばっかりでも数が多いと厄介ね。仕方ない……」
少女は、ポケットからライターと爆弾を取り出し、導火線に火を付ける。
「ほいっ」
爆弾を男たちへと投げる。
「爆弾だ! 逃げろ!」
男の指示により、銃剣を持った部下たちは一斉に引き、地面に伏せる。
その間に少女は逃げ出す準備をしていた。
少女は思い切り地面を踏み込む。
すると、少女が履いている靴が緑色に光りだす。
「疾風の靴......。やっぱり便利ね、この【戦宝】は」
次の瞬間、少女の靴から風が吹き出る。
少女が思い切り地面を蹴ると、物凄い勢いで跳躍した。
その間、男と部下たちはずっと伏せていた。
「......しまった! 罠か!」
長い時間が経っても爆発せず、罠だと気が付いた男は部下をかき分けて柱へと向かう。
柱の裏側を見たが、既に少女の姿はない。
「今回の授業内容は、人間を撃つ時は先を読む、怪盗は罠を使う。そして、戦宝を使いこなすでした、と......。」
嫌味たらしく説明する声が上から聞こえる。
消えた少女は、天井付近の窓の枠に立っていた。
「じゃ、この名画、エウレカは授業料として貰っていくわよ」
少女、ビヨンドは、窓を裏拳で突き破り、そのまま飛び降りて姿を消した。
「お前ら! 追いかけろ!」
男が指示をすると、部下たちが一斉に外へと向かう。
「クソ……! 怪盗ビヨンドめぇ……!」
男は怒りから自身の太ももを叩く。
こうして、ビヨンドは任務を終えた。
【戦宝】と呼ばれる不思議な力を持つ遺物が存在する世界。
そんな世界で、十六歳の少女はビヨンドと名乗り、怪盗として生きていた。
「すごーいビヨンドちゃん! また成功したのー!?」
「ランディ、私は任務が終わってから寝てないの......。だから寝かせて......」
石造りの教室の様な部屋、その壁際の席でビヨンドはうつ伏せになっていた。
机の近くの壁には、昨晩盗んだ名画エウレカが立てかけられている。
そんなビヨンドの横で、制服を着たランディという名のオレンジ色のセミロングヘアーの少女がテーブルがビヨンドを起こそうとしていた。
「えー!? お話聞かせてよぉー?」
ランディがビヨンドの体を揺するが、ビヨンドが起きそうな気配は一切ない。
「寝かせてよー。いつも通り盗んだだけだってばー」
「そのいつも通りを教えてよー!」
ランディがビヨンドを起こそうとしていると、突然教室の扉が勢いよく開く。
「お前ら! 席に着け!」
部屋の入口には、本を持った大人の女性が立っていた。
ビヨンドが今現在いるこの場所は、エリュー王国の地下に潜む、怪盗を育成する学園である。
そして、ビヨンドはこの学園の生徒の一人である。
「ビヨンド。任務の結果だが......」
「完璧ですよ」
ビヨンドは壁に立てかけていたエウレカを教師へと渡す。
「よし、これで今月の授業料分は盗めたな。よくやった」
「ありがとうございます」
「だが、慢心するなよ。お前はまだ学生の身分であり半人前だ。そのことを忘れるなよ。それと、残りの任務で手に入れた宝は、いつも通り自分の物にするなり換金するなり自由にしろ」
「わかりました」
少しだるそうに返事をしていく。
「よし。それと、これが次の任務だ」
教師が紙を渡してきた。
紙には地図と剣身が青い剣が描かれている。
「エーヴェル家という一族の宝である蒼の剣。これを盗んでこい」
「これってどんなお宝なんですか?」
「戦宝だ」
「......前から疑問に思ってたんですが、戦宝って結局なんなんですか? 私も当たり前のように使ってますけど......」
疑問に思ったビヨンドが聞く。
「未だに詳しいことはわからず、授業で教えた通り大昔の戦争に使われた道具であること。そして、動力源は謎だが制限なく扱え、ここエリュー王国から離れすぎると力を発揮しない。これら以外はまだ解明されていない未知の宝だ」
「......そうですか。それで、蒼の剣はどんな力があるんですか?」
「どんな力があるかは......。まぁ、自分で盗んでみればいい。頑張れよ」
「はい。頑張ります」
「よし、では授業を始める」
ビヨンドを含め教室にいる生徒が教師とその近くにある黒板へと目を向ける。
ただ一人を除いて。
「ふふふ、いいこと聞いちゃった……!」
教室の隅っこに座っている金色の長髪の少女は小声で呟く。
「いつもいつもビヨンドに二番目扱いされるのは嫌なのよ......! 蒼の剣はこの私、怪盗レパールが絶対に奪い取ってやるわ......!」
放課後、ビヨンドは自室で任務の準備を始めた。
黙々と準備をしていると、誰かが部屋の扉をノックした。
扉を開けると、ランディが立っていた。
「ランディ、どうしたの?」
「ビヨンドちゃん! お願いがあるの!」
普段はおっとりしたランディだが、様子が違う。
いつもより真面目そうな顔をしている。
「私も一緒に連れて行って!」
「……どうして?」
聞き返すビヨンド。
「私、この学校入ってからあまりいい成果出せなくて……。だから、ビヨンドちゃんの様子を見て勉強したいの! 勿論、見るだけじゃなくてちゃんと手伝うから!」
必死にお願いをするランディ。
「ランディ、私の任務は危ない任務、命を落とす可能性だって高い任務が多いの。だから......」
「そんなの知ってるよ! でも......!」
だが、ランディの顔を見たビヨンドは、ランディが本気で頑張ろうとしているのだと感じ取った。
このまま断っても、勝手に着いてきてしまうかもしれない。
「……いいよ。一緒に行こう」
そうなるくらいなら、守ってやろうと思い、同行を許可した。
「……っ! ありがとう!」
ランディはビヨンドに抱きつく。
「こらこら、離れなさいよ」
そういいつつも、ビヨンドはランディの頭を撫でた。
「ランディ、よろしくね」
「うん!」
二人は仲良く準備を始めた。
そんな二人をあけっぱなしの扉からコッソリと覗く姿がある。
「ランディなんて弱っちいからいないようなもんでしょ。実質ビヨンド一人。絶対に出し抜いてやるんだから……!」
レパールはぶつぶつと独り言を言い終えると、どこかへ去っていった。
街は静まり返り、人一人歩いていない。
しかし、エリュー王国の街の外れに建っている美術館は例外だった。
月明かりが縦長の窓から差し込み、大理石の床を照らす。
そんな美しい深夜の美術館に、武装した兵士たちが集まっていた。
「あっちだ! 捕まえろ!」
軽鎧を着ている銃剣を持った男が部下たちに指示をする。
「おらっ!」
男は月明かりが差し込まない暗所に建っている柱付近へ松明を投げ込む。
松明は地面でメラメラと燃え、辺りを照らす。
その横には、紺色のジャケットに黒いネクタイとスカート、薄茶色のロングヘアーの少女が一人。
「危ないわね。殺すつもり?」
ダルそうに髪の毛を指でクルクルと巻きながら、男に聞く。
「そのつもりだ! 死ね!」
男が銃口を少女に向けると、部下たちも真似して銃口を向ける。
そして、一斉に射撃。
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しばらくすると煙が晴れるが、銃弾でボロボロになった壁や柱しかなく、少女の姿はなかった。
「あのさぁ......。訓練に使う的と違って止まってるわけじゃないんだから、相手の動きを予測しないと当たるわけないじゃない......」
少女は舞い上がった煙に紛れ、隣の柱へと逃げていた。
男とその部下は馬鹿にされて頭に血が上り、乱れ打ちする。
少女は即座に柱に隠れる。
「もしかして新米ばっかりなのかしら。私が新参者だからって馬鹿にされてる?」
「お前ら! 早く殺せ!」
銃弾が柱へと撃ち込まれ続け、ボロボロに砕けていく。
このままでは柱が壊され、銃弾が柱ではなく、少女に撃ち込まれてしまう。
「はぁ。馬鹿ばっかりでも数が多いと厄介ね。仕方ない……」
少女は、ポケットからライターと爆弾を取り出し、導火線に火を付ける。
「ほいっ」
爆弾を男たちへと投げる。
「爆弾だ! 逃げろ!」
男の指示により、銃剣を持った部下たちは一斉に引き、地面に伏せる。
その間に少女は逃げ出す準備をしていた。
少女は思い切り地面を踏み込む。
すると、少女が履いている靴が緑色に光りだす。
「疾風の靴......。やっぱり便利ね、この【戦宝】は」
次の瞬間、少女の靴から風が吹き出る。
少女が思い切り地面を蹴ると、物凄い勢いで跳躍した。
その間、男と部下たちはずっと伏せていた。
「......しまった! 罠か!」
長い時間が経っても爆発せず、罠だと気が付いた男は部下をかき分けて柱へと向かう。
柱の裏側を見たが、既に少女の姿はない。
「今回の授業内容は、人間を撃つ時は先を読む、怪盗は罠を使う。そして、戦宝を使いこなすでした、と......。」
嫌味たらしく説明する声が上から聞こえる。
消えた少女は、天井付近の窓の枠に立っていた。
「じゃ、この名画、エウレカは授業料として貰っていくわよ」
少女、ビヨンドは、窓を裏拳で突き破り、そのまま飛び降りて姿を消した。
「お前ら! 追いかけろ!」
男が指示をすると、部下たちが一斉に外へと向かう。
「クソ……! 怪盗ビヨンドめぇ……!」
男は怒りから自身の太ももを叩く。
こうして、ビヨンドは任務を終えた。
【戦宝】と呼ばれる不思議な力を持つ遺物が存在する世界。
そんな世界で、十六歳の少女はビヨンドと名乗り、怪盗として生きていた。
「すごーいビヨンドちゃん! また成功したのー!?」
「ランディ、私は任務が終わってから寝てないの......。だから寝かせて......」
石造りの教室の様な部屋、その壁際の席でビヨンドはうつ伏せになっていた。
机の近くの壁には、昨晩盗んだ名画エウレカが立てかけられている。
そんなビヨンドの横で、制服を着たランディという名のオレンジ色のセミロングヘアーの少女がテーブルがビヨンドを起こそうとしていた。
「えー!? お話聞かせてよぉー?」
ランディがビヨンドの体を揺するが、ビヨンドが起きそうな気配は一切ない。
「寝かせてよー。いつも通り盗んだだけだってばー」
「そのいつも通りを教えてよー!」
ランディがビヨンドを起こそうとしていると、突然教室の扉が勢いよく開く。
「お前ら! 席に着け!」
部屋の入口には、本を持った大人の女性が立っていた。
ビヨンドが今現在いるこの場所は、エリュー王国の地下に潜む、怪盗を育成する学園である。
そして、ビヨンドはこの学園の生徒の一人である。
「ビヨンド。任務の結果だが......」
「完璧ですよ」
ビヨンドは壁に立てかけていたエウレカを教師へと渡す。
「よし、これで今月の授業料分は盗めたな。よくやった」
「ありがとうございます」
「だが、慢心するなよ。お前はまだ学生の身分であり半人前だ。そのことを忘れるなよ。それと、残りの任務で手に入れた宝は、いつも通り自分の物にするなり換金するなり自由にしろ」
「わかりました」
少しだるそうに返事をしていく。
「よし。それと、これが次の任務だ」
教師が紙を渡してきた。
紙には地図と剣身が青い剣が描かれている。
「エーヴェル家という一族の宝である蒼の剣。これを盗んでこい」
「これってどんなお宝なんですか?」
「戦宝だ」
「......前から疑問に思ってたんですが、戦宝って結局なんなんですか? 私も当たり前のように使ってますけど......」
疑問に思ったビヨンドが聞く。
「未だに詳しいことはわからず、授業で教えた通り大昔の戦争に使われた道具であること。そして、動力源は謎だが制限なく扱え、ここエリュー王国から離れすぎると力を発揮しない。これら以外はまだ解明されていない未知の宝だ」
「......そうですか。それで、蒼の剣はどんな力があるんですか?」
「どんな力があるかは......。まぁ、自分で盗んでみればいい。頑張れよ」
「はい。頑張ります」
「よし、では授業を始める」
ビヨンドを含め教室にいる生徒が教師とその近くにある黒板へと目を向ける。
ただ一人を除いて。
「ふふふ、いいこと聞いちゃった……!」
教室の隅っこに座っている金色の長髪の少女は小声で呟く。
「いつもいつもビヨンドに二番目扱いされるのは嫌なのよ......! 蒼の剣はこの私、怪盗レパールが絶対に奪い取ってやるわ......!」
放課後、ビヨンドは自室で任務の準備を始めた。
黙々と準備をしていると、誰かが部屋の扉をノックした。
扉を開けると、ランディが立っていた。
「ランディ、どうしたの?」
「ビヨンドちゃん! お願いがあるの!」
普段はおっとりしたランディだが、様子が違う。
いつもより真面目そうな顔をしている。
「私も一緒に連れて行って!」
「……どうして?」
聞き返すビヨンド。
「私、この学校入ってからあまりいい成果出せなくて……。だから、ビヨンドちゃんの様子を見て勉強したいの! 勿論、見るだけじゃなくてちゃんと手伝うから!」
必死にお願いをするランディ。
「ランディ、私の任務は危ない任務、命を落とす可能性だって高い任務が多いの。だから......」
「そんなの知ってるよ! でも......!」
だが、ランディの顔を見たビヨンドは、ランディが本気で頑張ろうとしているのだと感じ取った。
このまま断っても、勝手に着いてきてしまうかもしれない。
「……いいよ。一緒に行こう」
そうなるくらいなら、守ってやろうと思い、同行を許可した。
「……っ! ありがとう!」
ランディはビヨンドに抱きつく。
「こらこら、離れなさいよ」
そういいつつも、ビヨンドはランディの頭を撫でた。
「ランディ、よろしくね」
「うん!」
二人は仲良く準備を始めた。
そんな二人をあけっぱなしの扉からコッソリと覗く姿がある。
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