82 / 87
蛇足
旅行5日目
しおりを挟む
明「即興で物語作るゲームしよ」
彩「なんかに使えるかもしれないから動画回しとくね」
龍「容量あるの?」
彩「脳味噌の容量?スマホの容量?」
龍「両方」
彩「龍馬君そういうこと言う子だっけ?」
龍「僕もみんなみたいにいじりたくて…」
彩「そっか、両方ないよ、でも回すね~」
龍「あはは……」
明「設定はスパイ任務、謎解き系」
晶「いいやん、うち上司やる!主人公は明人な」
明「…ボス、任務は?」
晶「一昨日、うちのお得意先である雅さんとこの猫、たくやくんが誘拐された」
明「そ、それが…?」
晶「その捜索願だ!はぁ~!?みたいな流れからでかい事件を巻き起こしていこう」
彩「いいじゃん!そのたくやくんの首輪にチップがあって、それがスパイ本部のなんか~セキュリティのあれに関わってたりする系」
龍「良いね!それを敵に盗ませた的なやつか」
智「よし!猫の種類は三毛とかどう?レアな感じする」
明「猫自体に価値あるのはちょっと違う気がする」
龍「逆に黒猫とかでも良いかも」
智「あー黒猫良いな」
朱「黒猫にしてみる?不幸の象徴みたいなもんだから、そういう感じにして…」
智「会話に「黒猫は不吉」的なの入れたらなんか面白くなりそうじゃね?」
龍「良い!良いね!ごめん智明」
智「謝んな」
明「たくや見つかるんだけど、首輪が無い!盗まれたんだ」
朱「飼い主の朱里さん大激怒だよ、首輪はどこじゃ!って」
龍「チップの中にGPSがあったことに遅れて気付く朱里さん!」
彩「見てみたら首輪は敵本部の中にある!」
龍「敵本部にはなんかレーザーとかがあんの!セキュリティ情報は首輪に入っちゃってるからもう明人君大苦戦!」
明「僕はこう言う!「透明人間でもない限り無理だろ!」って」
龍「分かった!犯人は猫なんだよ!!」
智「……あん?」
龍「猫なら入れる!」
彩「うん」
龍「それ以外は、まあ…浮かばないんですけど…」
明「!たくやは誘拐されたんじゃなくて脱走したんです!」
智「!すり変わってたとかどうだ?何言ってんだろ」
龍「良い良い良い良い良い良い良い良い良い」
晶「うるさ」
朱「すり変わってたんだとしたらさ、なんで飼い主の雅さん気付かないの?猫は大切じゃないの?」
彩「……猫に価値がないから?」
智「うわ、なにそれ」
晶「雅さん嫌いやわうち」
朱「私も私嫌い」
明「抜け出したっていう設定の上に、実は本物のたくやは脱走しちゃったから違う猫を用意してて、今探してるたくやはその違うたくやだった、って設定にしたらドロドロしてて雅のクズさ際立たん?」
龍「手下が代わりの猫を用意してたのか」
晶「たくやくんは抜け出した、その上代打のたくやは敵基地に乗り込んじゃった!飼い主の雅さんはたくやくんに価値がないからたくやくんには興味なくて脱走にも代打にも気付かなかった!」
龍「…抜け出したことにも気付かない上にチップの事にも気付かなかったのはなんで?」
朱「雅さんアホすぎん?」
明「自分で言うのめっちゃ面白い」
彩「……雅さんが敵のスパイだったとか」
龍「……うわ」
彩「……その、大慌てでみんなが…慌てふためいてたくやたくや言ってる間に…敵にチップ届けて、セキュリティ情報とかを渡してた、とか」
龍「本当は入れ替わってなかった?」
彩「不幸を運ぶ猫ってのは、事実だった、みたいな」
智「……犯人猫じゃん…」
彩「なんかに使えるかもしれないから動画回しとくね」
龍「容量あるの?」
彩「脳味噌の容量?スマホの容量?」
龍「両方」
彩「龍馬君そういうこと言う子だっけ?」
龍「僕もみんなみたいにいじりたくて…」
彩「そっか、両方ないよ、でも回すね~」
龍「あはは……」
明「設定はスパイ任務、謎解き系」
晶「いいやん、うち上司やる!主人公は明人な」
明「…ボス、任務は?」
晶「一昨日、うちのお得意先である雅さんとこの猫、たくやくんが誘拐された」
明「そ、それが…?」
晶「その捜索願だ!はぁ~!?みたいな流れからでかい事件を巻き起こしていこう」
彩「いいじゃん!そのたくやくんの首輪にチップがあって、それがスパイ本部のなんか~セキュリティのあれに関わってたりする系」
龍「良いね!それを敵に盗ませた的なやつか」
智「よし!猫の種類は三毛とかどう?レアな感じする」
明「猫自体に価値あるのはちょっと違う気がする」
龍「逆に黒猫とかでも良いかも」
智「あー黒猫良いな」
朱「黒猫にしてみる?不幸の象徴みたいなもんだから、そういう感じにして…」
智「会話に「黒猫は不吉」的なの入れたらなんか面白くなりそうじゃね?」
龍「良い!良いね!ごめん智明」
智「謝んな」
明「たくや見つかるんだけど、首輪が無い!盗まれたんだ」
朱「飼い主の朱里さん大激怒だよ、首輪はどこじゃ!って」
龍「チップの中にGPSがあったことに遅れて気付く朱里さん!」
彩「見てみたら首輪は敵本部の中にある!」
龍「敵本部にはなんかレーザーとかがあんの!セキュリティ情報は首輪に入っちゃってるからもう明人君大苦戦!」
明「僕はこう言う!「透明人間でもない限り無理だろ!」って」
龍「分かった!犯人は猫なんだよ!!」
智「……あん?」
龍「猫なら入れる!」
彩「うん」
龍「それ以外は、まあ…浮かばないんですけど…」
明「!たくやは誘拐されたんじゃなくて脱走したんです!」
智「!すり変わってたとかどうだ?何言ってんだろ」
龍「良い良い良い良い良い良い良い良い良い」
晶「うるさ」
朱「すり変わってたんだとしたらさ、なんで飼い主の雅さん気付かないの?猫は大切じゃないの?」
彩「……猫に価値がないから?」
智「うわ、なにそれ」
晶「雅さん嫌いやわうち」
朱「私も私嫌い」
明「抜け出したっていう設定の上に、実は本物のたくやは脱走しちゃったから違う猫を用意してて、今探してるたくやはその違うたくやだった、って設定にしたらドロドロしてて雅のクズさ際立たん?」
龍「手下が代わりの猫を用意してたのか」
晶「たくやくんは抜け出した、その上代打のたくやは敵基地に乗り込んじゃった!飼い主の雅さんはたくやくんに価値がないからたくやくんには興味なくて脱走にも代打にも気付かなかった!」
龍「…抜け出したことにも気付かない上にチップの事にも気付かなかったのはなんで?」
朱「雅さんアホすぎん?」
明「自分で言うのめっちゃ面白い」
彩「……雅さんが敵のスパイだったとか」
龍「……うわ」
彩「……その、大慌てでみんなが…慌てふためいてたくやたくや言ってる間に…敵にチップ届けて、セキュリティ情報とかを渡してた、とか」
龍「本当は入れ替わってなかった?」
彩「不幸を運ぶ猫ってのは、事実だった、みたいな」
智「……犯人猫じゃん…」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる