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一社目 その参
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おばあちゃんから貰った古い和綴じの本──私曰く、『特別な御朱印帳』は謎が多い。
不思議な点、まあいわゆる私の常識に基づいた違和感を挙げるとするならば、まずはその容貌からだろう。
青い表紙に、縦長の台紙が左上に貼ってある。
『御朱印帳』と台紙に書かれているだけで
大きさはタテ×ヨコが24cm×17cmくらいで厚さは大体1.5cmほど。
そして和綴じ。
閉じ方は”四つ目閉じ”という和綴じの中でも基本的な形。
ここまではさして不思議だとは思えないだろう。
なんせ今時の御朱印帳は和綴じ本が多く見られる。
文化というかロマンというか、珍しい郷に入っては郷に従いたいのがまあ人間の性なのだろう。
しかし、私が主張したいのは本の造りよりも、その古さにある。
この御朱印帳は私が思うに古すぎる。
おばあちゃんに貰ったとはいえ、全ての頁が和紙であり、加えて風化具合は博物館のショーウィンドウ越しに見た古書と変わらないぐらいに白かったであろう頁は全て茶ずんでいる。青の表紙は色がくすみ、表紙としての役割はとどめているものの所々にすり切れがある。
箱に入れてまで大事に保管していたのに、ここまで古くなってしまうものなのか?
頁の数は結構前に数えようとしたことがあったが、飽きっぽい私の性格上では仕方ないのかもしれないが(自覚するのもどうかと思うが)八十を超えた辺りで断念した。
それでもまだ半分以上の頁があった覚えがある。
頁についてさらに不思議な点が三つ。
一つ、やけに丈夫なのである。
ある時のひょんな感情から、私は御朱印帳を破り捨ててやろうと思い、実行に移したことがある。
一頁でさえも破ることが出来なかったのだ。
幼かった頃とはいえ、全力を振り絞ってでも不可能だった。
それでもどうしても破りたいと思って、やっと一頁切り取ることができたというくらい丈夫。
何故破り捨てようとしたかはまたさておき、今となっては破るどころか、傷すら加えることが出来ない。
もちろんもうわざとしようとは思わないが、良い意味でも悪い意味でも不可解極まりない。
二つ、神社でしか文字を書くことが出来ない。
弟のアツシが小さい頃に、悪戯でこの御朱印帳にマジックペンで落書きをしたことがあった。
しかし、何も書いてなかったのだ。
マジックペンは油性でインクもまだあった。
なのに落書きはおろか、点の一つも写されてないのだ。
当時はえらく驚いたが、神社で朱印を貰う時に限って途端に紙に線が写り出すのだ。
筆とペンに違いがあるのでは、と試した事もあったが
ただインクと墨汁を無駄にしただけだった。
そして三つ目。
頁を最後までめくれないのだ。
数えたようとして途中まで断念したのは事実だが、
実は途中で栞を挟んでいたのだ。
そこからまた気が向いたときに頁をめくり始めると、
不思議なことに、残りの頁が全く減らないのだ。
まるで最後に見せたくないものが本にあり、本がその何かを守っているかのようだ。
たどり着けないのであれば、スタートを変える。
つまりは本の裏から最後の頁をみようとするが、そうしようとする私の意思が音もなく消えてしまうのだ。
人の欲からすらも守ろうとする。
むしろ守るというよりも、試されている。
私はそんな気がしてならない。
おばあちゃんがいつの日か、最後の頁を見たことがあるとか言ってたような……。
なんだっけかな……。
◆
「おい姉ちゃん!いい加減起きろっての!」
少し声変わりが始まったメゾソプラノの声と共に私は布団を引っぺがされた。
「……さっむい。あと5分だけ──」
「それもう七回聞いたぞ!学校遅刻するっての!
それに窓開けっ放しなんだから寒いのは当たり前だ!」
「は?開けてないわよ」
思わず強く言い返す。
開けているはずはない。だって今は10月の半ば。冷え込む夜に窓を開け放つなど、次の日の自分を追い詰めるような行為をするわけがない。
ここ最近の寝る前は必ず戸締まりをし、厚手のカーテンをちゃんと閉める──のだが空っ風が私のパジャマの隙間を撫でる。
「嫌がらせのつもり!?」
「俺じゃねえええええええ!いいから起きろよ!」
朝から鼓膜を派手に揺らされ、おまけに布団をいきなり剥がされた時の不快さは比類のないものである。
水分の足りない血液が騒がしく体内をなぞるも、ダルい身体とミスマッチ。
歩合の取れない体内リズムと不協和音のアツシの騒音にイライラはハイペース。
あぁーもう何も考えたくない。
「というかあんたこそ何してんのよ。月曜日なんだからさっさと学校行きなさい」
「俺は今日、開校記念日だ!」
「はぁ!?だったら勤勉なJKをいたわれ弟よ!」
「何朝からバカ言ってんの?早く寝ない美鈴が悪いのよ」
「ぐぬぬ……」
目覚まし狂想曲に終止符を打たんばかりに、母さんが呆れ顔で私に正論を言う。
「忍んでるつもりだろうけど、あなたの足音は丸聞こえ。おまけに外出するとか何考えてるのよ」
「…………」
そう言えば昨日、死のうと思ってたんだ。
確か結局未遂に終わって──それでどうしたんだっけ私。
なんで未遂に終わったんだっけ。
思い出せないけど、何かに──いや誰かに影響されて死ぬのがアホらしく思えて……。
冷静になるや否や、自分のした愚行が追憶となって心を締めつける。
「……ゴメン」と私は重い身体を起き上がらせる。
「……?どうしたのよ、いきなり暗くなっちゃって。
朝起きた20分間に今日の調子は決まるのよ。
しょぼくれてちゃ、元気が出るもんも出ないわよ」
私はバカだ。
こうして私を案じてくれる人が近くにいながら、私の命と一緒に振り落とそうとしてた。
小さな世界の意味が少し分かった気がする。
……小さな世界?
聞いたことあるような無いような。
だけどなんか頭から離れない。
……夢での出来事か、はたまた私の自殺未遂に関係するのだろうか。
母の証言からして完全に夢ってコトではなさそうだけども。
「それよりあなた学校は大丈夫なの?」
「へ?」
壁に掛かった時計を見る。
短い針は8を少し過ぎたところ。
長い針はちょうど3を指そうとするところだ。
私の通う学校は8時30分を越えれば遅刻。
私の家から学校まで、自転車でおよそ20分。
「なんでおこしてくれないのおおおおおお」
私はベッドを飛び出す。
「『あと5分だけ』って9回言ったのアンタじゃない」
「いや増えてるんですけどおおおおお」
◆
美鈴が5分で飛び出たあと、弟のアツシは母親とゆったりと朝食をとっていた。
「それにしてもお母さん」
アツシがトーストをかじり、向かいに座った母親に話しかける。
「姉ちゃんがあんなに元気なとこ久々に見たよ」
「そうねぇ、なんだか吹っ切れた!って感じしたのよね
」
「俺もそう思うよ……よかった」
「アツシはお姉ちゃんのこと好きだもんね~」
「んなっ!違うよ!」
頰を赤らめた弟に、ついに思春期かなと思いながら母親はコーヒーを啜る。
ふと、二人はつけていたテレビのニュースに気づいた。
「あらやだ。近所じゃない」
「うわっマジかよ、いつも行ってるトコじゃん」
『昨夜未明、神妙町の神社が爆破されたことについて警察の調べによりますと、爆破は拝殿の内側から作為的にされたものとして、依然調査が続いています──』
不思議な点、まあいわゆる私の常識に基づいた違和感を挙げるとするならば、まずはその容貌からだろう。
青い表紙に、縦長の台紙が左上に貼ってある。
『御朱印帳』と台紙に書かれているだけで
大きさはタテ×ヨコが24cm×17cmくらいで厚さは大体1.5cmほど。
そして和綴じ。
閉じ方は”四つ目閉じ”という和綴じの中でも基本的な形。
ここまではさして不思議だとは思えないだろう。
なんせ今時の御朱印帳は和綴じ本が多く見られる。
文化というかロマンというか、珍しい郷に入っては郷に従いたいのがまあ人間の性なのだろう。
しかし、私が主張したいのは本の造りよりも、その古さにある。
この御朱印帳は私が思うに古すぎる。
おばあちゃんに貰ったとはいえ、全ての頁が和紙であり、加えて風化具合は博物館のショーウィンドウ越しに見た古書と変わらないぐらいに白かったであろう頁は全て茶ずんでいる。青の表紙は色がくすみ、表紙としての役割はとどめているものの所々にすり切れがある。
箱に入れてまで大事に保管していたのに、ここまで古くなってしまうものなのか?
頁の数は結構前に数えようとしたことがあったが、飽きっぽい私の性格上では仕方ないのかもしれないが(自覚するのもどうかと思うが)八十を超えた辺りで断念した。
それでもまだ半分以上の頁があった覚えがある。
頁についてさらに不思議な点が三つ。
一つ、やけに丈夫なのである。
ある時のひょんな感情から、私は御朱印帳を破り捨ててやろうと思い、実行に移したことがある。
一頁でさえも破ることが出来なかったのだ。
幼かった頃とはいえ、全力を振り絞ってでも不可能だった。
それでもどうしても破りたいと思って、やっと一頁切り取ることができたというくらい丈夫。
何故破り捨てようとしたかはまたさておき、今となっては破るどころか、傷すら加えることが出来ない。
もちろんもうわざとしようとは思わないが、良い意味でも悪い意味でも不可解極まりない。
二つ、神社でしか文字を書くことが出来ない。
弟のアツシが小さい頃に、悪戯でこの御朱印帳にマジックペンで落書きをしたことがあった。
しかし、何も書いてなかったのだ。
マジックペンは油性でインクもまだあった。
なのに落書きはおろか、点の一つも写されてないのだ。
当時はえらく驚いたが、神社で朱印を貰う時に限って途端に紙に線が写り出すのだ。
筆とペンに違いがあるのでは、と試した事もあったが
ただインクと墨汁を無駄にしただけだった。
そして三つ目。
頁を最後までめくれないのだ。
数えたようとして途中まで断念したのは事実だが、
実は途中で栞を挟んでいたのだ。
そこからまた気が向いたときに頁をめくり始めると、
不思議なことに、残りの頁が全く減らないのだ。
まるで最後に見せたくないものが本にあり、本がその何かを守っているかのようだ。
たどり着けないのであれば、スタートを変える。
つまりは本の裏から最後の頁をみようとするが、そうしようとする私の意思が音もなく消えてしまうのだ。
人の欲からすらも守ろうとする。
むしろ守るというよりも、試されている。
私はそんな気がしてならない。
おばあちゃんがいつの日か、最後の頁を見たことがあるとか言ってたような……。
なんだっけかな……。
◆
「おい姉ちゃん!いい加減起きろっての!」
少し声変わりが始まったメゾソプラノの声と共に私は布団を引っぺがされた。
「……さっむい。あと5分だけ──」
「それもう七回聞いたぞ!学校遅刻するっての!
それに窓開けっ放しなんだから寒いのは当たり前だ!」
「は?開けてないわよ」
思わず強く言い返す。
開けているはずはない。だって今は10月の半ば。冷え込む夜に窓を開け放つなど、次の日の自分を追い詰めるような行為をするわけがない。
ここ最近の寝る前は必ず戸締まりをし、厚手のカーテンをちゃんと閉める──のだが空っ風が私のパジャマの隙間を撫でる。
「嫌がらせのつもり!?」
「俺じゃねえええええええ!いいから起きろよ!」
朝から鼓膜を派手に揺らされ、おまけに布団をいきなり剥がされた時の不快さは比類のないものである。
水分の足りない血液が騒がしく体内をなぞるも、ダルい身体とミスマッチ。
歩合の取れない体内リズムと不協和音のアツシの騒音にイライラはハイペース。
あぁーもう何も考えたくない。
「というかあんたこそ何してんのよ。月曜日なんだからさっさと学校行きなさい」
「俺は今日、開校記念日だ!」
「はぁ!?だったら勤勉なJKをいたわれ弟よ!」
「何朝からバカ言ってんの?早く寝ない美鈴が悪いのよ」
「ぐぬぬ……」
目覚まし狂想曲に終止符を打たんばかりに、母さんが呆れ顔で私に正論を言う。
「忍んでるつもりだろうけど、あなたの足音は丸聞こえ。おまけに外出するとか何考えてるのよ」
「…………」
そう言えば昨日、死のうと思ってたんだ。
確か結局未遂に終わって──それでどうしたんだっけ私。
なんで未遂に終わったんだっけ。
思い出せないけど、何かに──いや誰かに影響されて死ぬのがアホらしく思えて……。
冷静になるや否や、自分のした愚行が追憶となって心を締めつける。
「……ゴメン」と私は重い身体を起き上がらせる。
「……?どうしたのよ、いきなり暗くなっちゃって。
朝起きた20分間に今日の調子は決まるのよ。
しょぼくれてちゃ、元気が出るもんも出ないわよ」
私はバカだ。
こうして私を案じてくれる人が近くにいながら、私の命と一緒に振り落とそうとしてた。
小さな世界の意味が少し分かった気がする。
……小さな世界?
聞いたことあるような無いような。
だけどなんか頭から離れない。
……夢での出来事か、はたまた私の自殺未遂に関係するのだろうか。
母の証言からして完全に夢ってコトではなさそうだけども。
「それよりあなた学校は大丈夫なの?」
「へ?」
壁に掛かった時計を見る。
短い針は8を少し過ぎたところ。
長い針はちょうど3を指そうとするところだ。
私の通う学校は8時30分を越えれば遅刻。
私の家から学校まで、自転車でおよそ20分。
「なんでおこしてくれないのおおおおおお」
私はベッドを飛び出す。
「『あと5分だけ』って9回言ったのアンタじゃない」
「いや増えてるんですけどおおおおお」
◆
美鈴が5分で飛び出たあと、弟のアツシは母親とゆったりと朝食をとっていた。
「それにしてもお母さん」
アツシがトーストをかじり、向かいに座った母親に話しかける。
「姉ちゃんがあんなに元気なとこ久々に見たよ」
「そうねぇ、なんだか吹っ切れた!って感じしたのよね
」
「俺もそう思うよ……よかった」
「アツシはお姉ちゃんのこと好きだもんね~」
「んなっ!違うよ!」
頰を赤らめた弟に、ついに思春期かなと思いながら母親はコーヒーを啜る。
ふと、二人はつけていたテレビのニュースに気づいた。
「あらやだ。近所じゃない」
「うわっマジかよ、いつも行ってるトコじゃん」
『昨夜未明、神妙町の神社が爆破されたことについて警察の調べによりますと、爆破は拝殿の内側から作為的にされたものとして、依然調査が続いています──』
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