354 / 370
これぞヒーズル王国民
しおりを挟む
「あれ? お久しぶりですね!」
ニコライさんもその視線に気付いたのか、その露店商に話しかけている。
「おうおうニコライ様! マーク様! お久しぶりでございます! ……ところでこちらの人たちは?」
と、私たちに興味があるようだが、私も興味津々である。見た目は私たちやリーンウン国の人と同じく、黒髪に黒い瞳、どう見ても日本人にしか見えない。
「あぁこちらはヒ……リーンウン国から観光に来ている方たちです。……似てますよねぇ」
「いやぁリーンウン国の人たちと似てるとは聞いてたが、本当に似てるなぁ……あぁワシはアサリという。よろしくな」
ワシと言うにはまだ早いダンディズムにも驚いたが、一番の驚きはその名前である。美樹のご近所さんに『浅利さん』という一家がいたので、思い出して面食らってしまった。鈴木さんや近藤さんもいるのだろうか?
「何を売ってるの?」
見た目が似ているからか、スイレンが警戒もせずに普通に質問をしている。
「うちは織物だったりだな」
「あ! アサリさんのところから、冬の服やメーの毛皮を購入したんですよ!」
あの厳しい冬の寒さを超えられたのは、このアサリさんのおかげだったことを知ると、私とスイレンは「その説はありがとうございます」と頭を下げた。
アサリさんもまた「あんなにたくさん買ってくれたのが嬢ちゃんたちだったのか」と、こちらもまた頭を下げ、感謝合戦になってしまった。
「アサリさんは北東部の方なんですが、この通り売り物の質が良いので、来れる時にこの市場で商売をするように進言したんです」
ニコライさんは気を遣って違う言葉で表現したが、貧困地域でこんなに良い商品を売ってもお金にならないだろうからと、城下町で商売が出来るように王家の書状を発行したそうだ。
「まぁ売れるのは織物ばかりなんだがな。それでも一つ売れるだけで、村にたくさん土産を買って帰れるのは助かる。……一番自信があるやつは売れねぇんだが」
そう言って、織物と一緒に並んでいる壺をパンパンと叩く。壺というだけで身構えてしまうが、やはりその中身が気になる。
「中身は何が入っているの?」
「これか?」
私が質問をすると、アサリさんは蓋を開けた。すると辺りに異臭が漂う……。
「……ん?」
異臭は異臭だが、この異臭を知っている。少し息を止めて中を見てみた。何か固形物が入っている。
「ティージュっていう栄養満点な食いもんだ。だがなぁ……壺に入っててこの臭いのせいか、誰も見向きもしねぇんだ。かと言って他の入れもんはねぇし……」
これは……これは! チーズに間違いないわ!
「全部買います。ニコライさん、お金を立て替えてくれるかしら? 後でお返しするわ。あとこの敷物もあるだけ下さい。皆の住居に敷いてもらいましょう」
「……は? いやいや、これがどんなもんか分かって買ってくれるのかい!?」
「えぇ! 食べ尽くすわ! どんな種類かしら? どんなお料理にしようかしら」
一人でウキウキとしていると、ニコライさんが「この年齢で料理の達人なんです」と説明をしていた。
「いやはや……着いて早々に全部売れるとは思ってもみなかった……。いや、とてつもなく助かるがな」
アサリさんは呆気にとられながらも感謝の言葉を述べ、マークさんは持ちきれないだろうからとバ車を連れて来ると戻って行った。
ニコライさんが支払いを立て替えてくれているうちに、各種チーズ……ではなくティージュの食べ方や種類の説明を受けた。
「売る物がなくなっちまったら帰るしかねぇな。嬢ちゃん、坊っちゃん、いつかうちの村に来てくれ。歓迎する!」
「えぇ! ティージュを買い占めに行かせてもらうわ!」
そう言うとアサリさんは盛大に笑って帰り支度をし、土産を買って帰ると去って行った。
ちなみにスイレンはティージュの臭いにやられ、小刻みにイヤイヤをしている。
そうこうしているうちにバ車が到着した。手分けして荷物を積み込み私は大満足である。マークさんが気を利かせて、ジェフリーさんにお父様たちを探すように言ってくれたらしく、この場で待つこととなった。
だがしばらく経っても誰も来ない。何かあったのではと心配するも、ニコライさんはこの城下町で何かがあるわけがないと言う。
そのニコライさんも不安そうになった頃、一人の男が現れた。ニッコニコのタデとゲッソリとした兵士である。その手には大量の荷物があった。ほぼ子ども服とハコベさんへの装飾品である。
タデもまた兵士に立て替えてもらったようだ。
次に現れたのは全身が甲冑に覆われた人物と、その人物から少し離れて目をそらす兵士だった。
「姫様ー! 見てください! これは私の筋肉を守ってくれるそうです!」
甲冑の中身はオヒシバのようだ……。どうやって購入したのか聞くと、この城下町には賭け事の場があるらしく、腕相撲などで稼いだそうだ……。止めようとした兵士も力でねじ伏せたらしい……。私とスイレンはひたすら兵士に謝った……。
さらにそこからしばらく待つと、飄々としたペーターさんと疲れ果てた様子の兵士が到着した。
ペーターさんの手には手提げ型のカゴがあり、その中にたくさんの食べ物が入っている。こちらも試食をたくさん貰い、わらしべ長者を楽しんでいたようだ。
ただ兵士の話を聞くと、ペーターさんはひたすら真っ直ぐにズンズンと進み、下流域の完成したばかりの民家街地区まで行っていたそうだ……。恐るべし自由人である……。
ここからが問題であった。お父様とお母様が見つからないと、ジェフリーさんが報告に戻って来たのだ。
あの迷子の天才がいるのだ。下手をしたら城下町から出ている可能性もある。ジェフリーさんは各詰め所にも応援を頼み、あのニコライさんですら自宅に戻り、単独でバに乗って城下町を走り回った。
楽しさで浮かれきっていた私たちも、お父様の方向音痴を知っているだけに「これは一大事だ」と話し合っていたところ、街中の兵士たちやニコライさんが戻って来た。
「やはり見当たりません」
その言葉を聞いて本格的に騒いでいたところ、ジェフリーさんがバに乗って現れた。
「おりました! 今こちらに向かっています!」
皆でハラハラしながら待っていると、能天気な二人はラブラブ甘々な雰囲気で歩いて来るではないか。私たちが何か聞く前に、お父様たちについて行った兵士が叫んだ。
「私には……私には無理でした……!」
何があったのか説明を求めると、買い物をしていたお婆さんが商品を落としてしまい、二人はそれを拾って自宅まで運んだらしい。
そのお婆さんが「お礼に何か作ります」と言うと、二人は遠慮なくお邪魔したそうだ。その兵士はそこで止めたが、あのお母様の上目遣いで「……ダメ?」と言われ「良いです!」と言ってしまったようだ。
そこからお母様とそのお婆さんは一緒に料理を作り始め、お父様は家の壊れている部分を修復したり掃除をしたりしていたそうだ。
そしてお母様のペースに乗せられ、兵士も一緒に食事をし、なんとお昼寝までしてきたと言うではないか。
「……あの方を御せる人などおりません」
兵士が言ったお母様へのこの言葉は、名言として語り継がれるのだった。
ニコライさんもその視線に気付いたのか、その露店商に話しかけている。
「おうおうニコライ様! マーク様! お久しぶりでございます! ……ところでこちらの人たちは?」
と、私たちに興味があるようだが、私も興味津々である。見た目は私たちやリーンウン国の人と同じく、黒髪に黒い瞳、どう見ても日本人にしか見えない。
「あぁこちらはヒ……リーンウン国から観光に来ている方たちです。……似てますよねぇ」
「いやぁリーンウン国の人たちと似てるとは聞いてたが、本当に似てるなぁ……あぁワシはアサリという。よろしくな」
ワシと言うにはまだ早いダンディズムにも驚いたが、一番の驚きはその名前である。美樹のご近所さんに『浅利さん』という一家がいたので、思い出して面食らってしまった。鈴木さんや近藤さんもいるのだろうか?
「何を売ってるの?」
見た目が似ているからか、スイレンが警戒もせずに普通に質問をしている。
「うちは織物だったりだな」
「あ! アサリさんのところから、冬の服やメーの毛皮を購入したんですよ!」
あの厳しい冬の寒さを超えられたのは、このアサリさんのおかげだったことを知ると、私とスイレンは「その説はありがとうございます」と頭を下げた。
アサリさんもまた「あんなにたくさん買ってくれたのが嬢ちゃんたちだったのか」と、こちらもまた頭を下げ、感謝合戦になってしまった。
「アサリさんは北東部の方なんですが、この通り売り物の質が良いので、来れる時にこの市場で商売をするように進言したんです」
ニコライさんは気を遣って違う言葉で表現したが、貧困地域でこんなに良い商品を売ってもお金にならないだろうからと、城下町で商売が出来るように王家の書状を発行したそうだ。
「まぁ売れるのは織物ばかりなんだがな。それでも一つ売れるだけで、村にたくさん土産を買って帰れるのは助かる。……一番自信があるやつは売れねぇんだが」
そう言って、織物と一緒に並んでいる壺をパンパンと叩く。壺というだけで身構えてしまうが、やはりその中身が気になる。
「中身は何が入っているの?」
「これか?」
私が質問をすると、アサリさんは蓋を開けた。すると辺りに異臭が漂う……。
「……ん?」
異臭は異臭だが、この異臭を知っている。少し息を止めて中を見てみた。何か固形物が入っている。
「ティージュっていう栄養満点な食いもんだ。だがなぁ……壺に入っててこの臭いのせいか、誰も見向きもしねぇんだ。かと言って他の入れもんはねぇし……」
これは……これは! チーズに間違いないわ!
「全部買います。ニコライさん、お金を立て替えてくれるかしら? 後でお返しするわ。あとこの敷物もあるだけ下さい。皆の住居に敷いてもらいましょう」
「……は? いやいや、これがどんなもんか分かって買ってくれるのかい!?」
「えぇ! 食べ尽くすわ! どんな種類かしら? どんなお料理にしようかしら」
一人でウキウキとしていると、ニコライさんが「この年齢で料理の達人なんです」と説明をしていた。
「いやはや……着いて早々に全部売れるとは思ってもみなかった……。いや、とてつもなく助かるがな」
アサリさんは呆気にとられながらも感謝の言葉を述べ、マークさんは持ちきれないだろうからとバ車を連れて来ると戻って行った。
ニコライさんが支払いを立て替えてくれているうちに、各種チーズ……ではなくティージュの食べ方や種類の説明を受けた。
「売る物がなくなっちまったら帰るしかねぇな。嬢ちゃん、坊っちゃん、いつかうちの村に来てくれ。歓迎する!」
「えぇ! ティージュを買い占めに行かせてもらうわ!」
そう言うとアサリさんは盛大に笑って帰り支度をし、土産を買って帰ると去って行った。
ちなみにスイレンはティージュの臭いにやられ、小刻みにイヤイヤをしている。
そうこうしているうちにバ車が到着した。手分けして荷物を積み込み私は大満足である。マークさんが気を利かせて、ジェフリーさんにお父様たちを探すように言ってくれたらしく、この場で待つこととなった。
だがしばらく経っても誰も来ない。何かあったのではと心配するも、ニコライさんはこの城下町で何かがあるわけがないと言う。
そのニコライさんも不安そうになった頃、一人の男が現れた。ニッコニコのタデとゲッソリとした兵士である。その手には大量の荷物があった。ほぼ子ども服とハコベさんへの装飾品である。
タデもまた兵士に立て替えてもらったようだ。
次に現れたのは全身が甲冑に覆われた人物と、その人物から少し離れて目をそらす兵士だった。
「姫様ー! 見てください! これは私の筋肉を守ってくれるそうです!」
甲冑の中身はオヒシバのようだ……。どうやって購入したのか聞くと、この城下町には賭け事の場があるらしく、腕相撲などで稼いだそうだ……。止めようとした兵士も力でねじ伏せたらしい……。私とスイレンはひたすら兵士に謝った……。
さらにそこからしばらく待つと、飄々としたペーターさんと疲れ果てた様子の兵士が到着した。
ペーターさんの手には手提げ型のカゴがあり、その中にたくさんの食べ物が入っている。こちらも試食をたくさん貰い、わらしべ長者を楽しんでいたようだ。
ただ兵士の話を聞くと、ペーターさんはひたすら真っ直ぐにズンズンと進み、下流域の完成したばかりの民家街地区まで行っていたそうだ……。恐るべし自由人である……。
ここからが問題であった。お父様とお母様が見つからないと、ジェフリーさんが報告に戻って来たのだ。
あの迷子の天才がいるのだ。下手をしたら城下町から出ている可能性もある。ジェフリーさんは各詰め所にも応援を頼み、あのニコライさんですら自宅に戻り、単独でバに乗って城下町を走り回った。
楽しさで浮かれきっていた私たちも、お父様の方向音痴を知っているだけに「これは一大事だ」と話し合っていたところ、街中の兵士たちやニコライさんが戻って来た。
「やはり見当たりません」
その言葉を聞いて本格的に騒いでいたところ、ジェフリーさんがバに乗って現れた。
「おりました! 今こちらに向かっています!」
皆でハラハラしながら待っていると、能天気な二人はラブラブ甘々な雰囲気で歩いて来るではないか。私たちが何か聞く前に、お父様たちについて行った兵士が叫んだ。
「私には……私には無理でした……!」
何があったのか説明を求めると、買い物をしていたお婆さんが商品を落としてしまい、二人はそれを拾って自宅まで運んだらしい。
そのお婆さんが「お礼に何か作ります」と言うと、二人は遠慮なくお邪魔したそうだ。その兵士はそこで止めたが、あのお母様の上目遣いで「……ダメ?」と言われ「良いです!」と言ってしまったようだ。
そこからお母様とそのお婆さんは一緒に料理を作り始め、お父様は家の壊れている部分を修復したり掃除をしたりしていたそうだ。
そしてお母様のペースに乗せられ、兵士も一緒に食事をし、なんとお昼寝までしてきたと言うではないか。
「……あの方を御せる人などおりません」
兵士が言ったお母様へのこの言葉は、名言として語り継がれるのだった。
51
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる